田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

『長寿の献立帳』本・ナスのカレー風味

2020年08月31日 | 趣味・本

「日日の想い」というブログで紹介されていた本。

面白そうだな~と買い求めた。

 

『長寿の献立帖』

本には哲学者カント79歳・孔子73歳・徳川家康75歳・

エジソン84歳など42人が取り上げられている。

 

そんな中で、

107歳まで生きられた吉行あぐりさん。

ご子息の淳之介さんやお嬢さん(理恵)を先に亡くしたが、

食べることが健康の素です。90歳を過ぎて、それがわかりました。

などと言われている。

90歳を過ぎて焼肉に開眼し、

海外旅行にだって晩年から行き始めたそうだ。

 

105歳まで生きられた医師の日野原重明さんも、

人はいくつになっても生き方を変えることが出来る。

と言われてます。

幸せな高齢者のロールモデルを示された方でもあります。

 

アートフラワー創始者の飯田深雪さん(103歳まで)に到っては、

70代までは余り丈夫とはいえず、

80歳を過ぎたころから、

年々元気になったらしい。

 

今弱いから、

これから先も・・・とは限らないということは、

向こう先に希望が生れますね。

 

作家の野上弥生子さんは99歳まで生きられたのですが、

74歳の時ラジオ英会話を習い、

79歳からドイツ語とフランス語、

81歳にはスペイン語に興味を持ったとか、

お抹茶とお菓子が朝ごはん替わりだったとか、

興味深い生涯現役のお話があげられています。

 

この本の中に、

昭和天皇さま(87歳)の食事も掲載されていた。

「茄子酪焼き カレー風味」

 

ナスをバターで炒め、

カレー粉で風味をつけるものだという。

 

ナスを適当に切って(皇室はどういう切り方なのかわからず)、

バターで焼いて、

どういう調味料なのかわからないので、

コンソメスープを入れ、

カレー粉を混ぜて作ってみた。

全く別物だと思うのだけれど、

でも!

気分は天皇陛下、

いや良子皇后かな。

(*^^*)

 

なんて遊びもしましたが、

食の伝記として楽しめた本でした。

 

昭和天皇さまのナス料理は、

「簡単ナス料理その3」を作って、

味などを変えながら、

そちらへ載せたいと思います。

 

「日日の想い」さん有難うございました。

とても楽しめた本でした。

 

 

コメント (22)
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