田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

本・葉室麟『嵯峨野花譜』:生け花

2022年08月24日 | 趣味・本

また葉室麟さんの本を。

『嵯峨野花譜』(さがのかふ)

 

大覚寺少年僧(胤舜)の、

花と宗教を基幹とした活け花修行の物語です。

 

私は活け花は、

お寺で習いました。

 

習ったなんて言っても昔のことで、

最近の忙しい身では、

剪定した枝を、

大きな壺に投げ入れるだけですけど。

 

茶道にせよ華道にせよ、

何事も究めるのには継続し、

真剣に向き合わないとダメでしょうね。

 

この本には、

京都のお寺の名前が沢山出てきますので、

地図で確認しながら読みました。

 

主人公の少年僧は、

江戸幕府老中まで上り詰めた、

水野忠邦の隠し子という設定です。

 

起きる事件はともかくも、

主人公の、

すぐ近くにいる師や兄弟子たちの心遣いは、

妬み嫉妬がなく、

爽やかな歴史小説として楽しめました。

 

解説は、

『与楽の飯』を書かれた澤田瞳子さんでした。

 

家の片付け&草刈が追いつきません。

 

ブログは「ローバの休日」続行で、

コメント欄閉じてます。

 

 

コメント
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