中村医師はアフガンのヘロインになるケシしか育たぬ荒れ地を30kmにわたる灌漑に尽力され、緑豊かな小麦畑に尽力された映像をたびたび見てきた。▼激しい戦闘があっても、タリバンは中村医師に手を出さないと伝えられていたが、狂信てきな襲撃で、不幸なことになった。怒りが。▼流れ込んだ目立とうとするイスラム国の連中か。▼ローマ教皇が来日され、画像の駅前の大学の塔を見ては、四谷のイグナチオに見立てて、心情不調も心が和んでいたのだが。▼今朝の毎日新聞ネットニュ-スに故中村医師の言葉が掲載されていたので、アップをして、ご冥福を祈りたい。
「100万発の銃弾より、1本の用水路の方がはるかに治安回復に役立つ。(日本政府は)米欧の軍事行動と一体と見なされない独自の民生支援を長期的に進めるべきだ」(2009年2月、オバマ米大統領=当時=がアフガニスタンへの増派を決めたことを受けての取材で)
「憲法は我々の理想です。理想は守るものじゃない。実行すべきものです。この国は憲法を常にないがしろにしてきた。インド洋やイラクへの自衛隊派遣……。国益のためなら武力行使もやむなし、それが正常な国家だなどと政治家は言う。私はこの国に言いたい。憲法を実行せよ、と」
「天皇陛下と同様、これ(憲法9条)がなくては日本だと言えない。近代の歴史を背負う金字塔。しかし同時に『お位牌(いはい)』でもある。私も親類縁者が随分と戦争で死にましたから、一時帰国し、墓参りに行くたびに思うんです。平和憲法は戦闘員200万人、非戦闘員100万人、戦争で亡くなった約300万人の人々の位牌だ、と」(いずれも13年6月、憲法についてのインタビューで)
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