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廃刊されたRockey Mountain Newsのオ-ナ-が語ったドキュメンタリ-が先日放送された。広告獲得の激しい価格競争に追い込まれ、その上、不況により広告収入ダウンで従業員は辛い憂き目にあった。解雇された社員が会員を募り、有料ニュ-スサイトを立ち上げようとしたが、上手くいかなかった。原子力汚染を深く掘り下げた記事を書いていた記者が退職後たどり着いたのは、ジャ-ナリストのNPOサイトだった。ここでは取材(源)を欠く、意見を申すのじゃ-ナリズムは排される。どこかの関係者には居心地の悪い世界だ。結果として無駄(徒労)な取材もありえることもいとわないのが、ジャ-ナリストの基本だと思う。そういえば、取材がともわない立花隆の講談社のネット記事は削除された。ネットの記事は新聞などからのものが多い。ジャ-ナリストのサイトは多々あれど、ネットポ-タルが独自に取材することはない。現実に起きていることだが、新聞が部数を減らし、広告も値切られたり、減らしたりの悪循環は取材が頼りないからの面がある。ペ-パ-から有料のサイトに移行しようが、意見や投稿で成り立っているメディアなら、お先真っ暗だといえよう。画像は井伊直弼が開国の年に創業した冒頭の新聞最終号一面。
衛星放送でPGAゴルフの放送がない時代の頃、曜日を忘れたが深夜に前週だったか、前々週の試合を日本テレビが川田太三の解説のもとで放送をしていた。フレッドカプルスを知ったのはこの頃だった。この頃には飛行機事故で亡くなったニッカポッカのペインスチュワ-ト、後にガンと戦って優勝したポ-ルエイジンガ-、飛ばし屋だったディビスラブⅢなどがPGA上位の若手常連だった。手袋も使わない、柔らかい手首を使った独特のスイングのカプルスは年に1回程度しか優勝できなかったのは、当時のやさしい顔からも見られるようなナイ-ブな性格からだったのか。マスタ-ズ優勝の92年は年が明けたときから、驀進して、下馬評のとおりフロイドを下して優勝した。その後の全米オ-プンでは下馬評どおりとならなかった。離婚、腰痛と選手生活も実力から言えば冴えなかったといえようか。昨日は衛星放送で3月7日シニアのTOSHIBA CLASSICが放送。カプルスが優勝だ。今年50歳でシニアデビュ-3戦目の2勝目。シニアでは腰に負担がないから、もっと勝ち続けるような気がする。ワトソンも調子がいいみたいだし、シニアは面白そうだ。トムレ-マンと一緒に廻ったが、パットも入り、まるで全盛時代だ。解説も川田で懐かしさが倍増で、実に楽しかった。
その昔、よくCharlie Parkerの弦楽オーケストラがバックのLPからテープダビングして聴いていた。最近、CD買って携帯プレイヤーで聞きたいと思っていたら、横浜中古レコード屋に新品があった。Night and Dayのアルバムから4曲おまけとなっている。今日CDから携帯プレイヤーに入れて、電車内で聴く。April in Paris からSummer Timeと続いていくが、最初の録音は映画に何回か使われた。まだテレビでも、思わぬ時に聞ける。曲には歌詞が。April in Paris Chestnuts in blossoms Holiday tables Under the trees April in Paris This is a feeling No one can ever Reprieveの節のHoliday tablesは40年前の3月に初めてパリで実感した。Summer Timeになると何とも言えぬ悲しさが伝わってくる。子供を亡くした悲しさか、破天荒な自滅的人生からか。曲はスタンダードが多いが、歌われなくなってしまったものもある。おまけのAutumn in New Yorkあたりで、ふとDextor Gordon主演のRound Midnightを想いだす。主人公が曲を思いだせず、ジャズ好きの広告宣伝マンにこの曲の詩を尋ね、想い出して吹き出すサックスは重く、暗い。パーカーは彩りあり、街並み、公園など思い浮かべる。パ-カ-の朗々のサックスは、時代から来る音質の悪さを越えて、21世紀まで伝わっていく。