日曜晩に中華料理を同伴した料理店亭主からボトルキープしてあるからと呼ばれてる。明日夜は雨模様だから、本日にしようか。昔の会社にまだ勤め、今週で退職する仲間から昼飯誘われ、横浜へ。 写真は街中のかもめ群れ。旅が好きで、去年は、ブエノスアイレスの長旅に行った。現地から地下鉄を背景にした絵葉書を貰ったが。車両は古い丸の内線!おおそうだ!日本から払い下げの記憶が…。管理人も元気な頃、退職したらアルゼンチンからパンアメリカンハイウェイを縦走しょうと別の仲間から声を掛けられ、是非もないと応えたが…、今や、その仲間と同じく、長旅不安な体調と財布になってしまった。長い飛行機の旅は足のむくみが相当の厳しさをともなう。その昔、わざわざパリのフォーションでボジョレーを求めたことも。フランスに行きたいと思えどフランスはあまりにも遠い年齢になりつつある。
買ってきたカルメンは音質が違う。コレッリは全盛期か弱い声も明瞭に聴こえ、プライスは奔放さを感じ、フレ-ニには当時の若手らしい情熱すらも感じ取られる。メリルは上手いが前の印象の雄々しさがない。甦る名手達の貴重な高価なCDだった。週末は仲間から散歩の声がかかり、前の週にウオ-クラリ-だった道、多摩川支流の大栗川沿いを歩いた。この川は、護岸工事が、言ってみれば、コンクリ-トで固まっていて全く風情がない。途中、紅く実のなった木があり撮影してみた。はなみずきらしいが。また今週末は四谷まで出かけて30数年前の地中海クル-ズのメンバ-と再会した。脳の古い皮質から、長旅の記憶がドンドン甦り、2次会までいってしまった。さらに次の日は行きつけの飲食店で出会う、某大手レストラン・食品チェ-ンのオ-ナ-が経営する中華レストランの招待券をいただき、飲食店夫婦達や常連達と食事をした。昨日は、お土産に内蔵疲労と体重アップがついてきた。
ビゼー:歌劇『カルメン』全曲(ギロー校訂版)、レオンタイン・プライス(S:カルメン)、フランコ・コレッリ(T:ドン・ホセ)、ロバート・メリル(Br:エスカミーリョ)、ミレッラ・フレーニ(S:ミカエラ)、他ウィーン少年合唱団、ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、録音1963年11月18-27日(ステレオ)が全容。このCD手持ちあるが、SACD :Hybrid盤はマスタ-テ-プからやり直して凄く良い音質と絶賛を浴びている。価格が10500円。今の手持ちは4000円だったか、そのあたりでUSAから取り寄せたが。ハイライト盤は1000円ぐらいだ。この高額盤は限定だから、もうそろそろ市場から消える。バルッツアのカルメンが出るまではこの盤は極めて評価の高いもので、日本では2回売りに出てるが、すぐに売り切れたらしい。プライスがなんともお色気あるし、コレッリも田舎伍長の純朴に熱唱、メリルは闘牛士らしい颯爽さでぴったりはまりきっているし、フレ-ニは清純の極み。今では聴けぬ、この超一流人の演奏はあらためて良い音で楽しみたい。ゴルフ一回は来月は休みにして、コレッリファンは泣く泣く銀座に出て、山野楽器でダブルポイントを貰ってこよう。
また、市ヶ谷から長い電車に乗車だから携帯から投稿。ここのところの寒さに体が追いつかなかったが、ようやく慣れて寒くなくなった。昨晩の衛星放送の国際ニュース番組で、チャンネル間違ったと思ったが、プッチーニの特集があった。生誕150年とか云っていた。番組で偉大な作曲家のプロフィールなど紹介し、長崎では素人オペラ「蝶々夫人」を公演予定で、小学校の音楽の先生が応募してタイトロールをやることを取り上げていた。練習風景画面で声を聞けたが、声は澄まずなので好きなソプラノではない。蝶々夫人の可憐さとは縁遠いから、ソプラノの長丁場演目は本人も大変だが、聴衆も負担だ。プッチーニは曇天の日々にポエムを、74年メト公演の引退近いコレッリのものだが聴いた。さすがに声の衰えはファンの管理人も辛い状態だが、しかしこの大テナーは最近の歌手には負けない。相手カバリエだが、少しは痩せていただろが、容姿うるさい今の時代ではこの演目出演は無理と明快だろう。年内の衛星放送のオペラ放送をチェックしたら、年末にカラヤンが心血注いだワグナー作品の映画が放送予定とある!!必見だろう。彼は今年生誕百年だったが、来年ではもう101歳。写真は74年のコレッリのボエムのルドルフォだが、一瞬プッチ-ニ「西部の娘」のジョンソンかと。
一昨日までの天気はロンドンにいるような天気が続くと友人からメ-ルがあったが、そのとおりだった。昨日の千葉遠征ゴルフは好天に恵まれ、4、5年ゴルフをやらなかった千葉在住の元職場の旧友と大いに半袖で楽しめた。お互いレベルは低いが勝ったのはうれしい。この先、お互いのプレ-はいつわからぬから、その間優越感に浸れる。このロンドン曇天続く間に、買いっ放しのCDを聴くことにした。良かったのはCDカバ-のコレッリ、ステルラとバスティア-ニの録音。音は良くないが、62年のスカラ座公演にすぐに浸れる。ひと際わ目立つ、強い高音のコッレリに澄み切った品のあるステッラにたくましがあるバスティア-に。歌い終わらぬ頃からの観客の拍手と歓声とどよめき。映像はないがDVDを見ている気分だった。演目は有名だが、やはり出演者が揃わぬと楽しめない。コッレリからベルゴンツィに変わったスタジオ録音は秀逸だが。
青梅線に乗るはなんと初めて。こちら方面は車で来るしか縁がなかった。沿線は建物が林立して、遠くの山の紅葉楽しめずあてが外れた。暇潰しに携帯から投稿。一昨日から時代の寵児オバマとそうだった小室某で新聞テレビは賑わう。全盛期、小室はファースト全席ブロック予約したとあったが、飛行機をチャーターした訳でもないので中途半端な話だ。取り巻きの人々はよほどのいい加減か本人もとしか考えられない。管理人は今はないアメリカ帰国便PANAMでボブ・ディラン一行十数名と出くわした。ディランは高校生の時は近くて、遠い存在だった。機内で彼らはなんとエコノミーの最後部を50席ほどブロックしていて、眠る者やカードする者とノンビリしていた。わが席は彼らの横だったがサインもらえるような雰囲気のない、仏頂面ののお兄さんだった。この頃はもう彼の出したレコードなんか知らない、遠いといいうか無縁の存在になっていた。先々週に衛星放送で彼の自伝映画が放送されていたが、見ていて何の感慨すらもうなかった。エルビスがゴスペルを基にしているが、ディランはカントリ-。彼が今なおテレビに出る存在は、周りの人々も、ご本人も人間として出来てるということか。同じこの便のファーストクラスにジャンボ尾崎が乗っていた。冴えないゴルフして帰国だが、空港ロビーにフラッシュの山。手を振って応えたが、フラッシュは後ろにいるボブ・ディランのものだった。そう云えば、ジャンボも破産した。
曇天の日は身辺整理に。まだあの世に行くには早いが。殆ど捨てた本を更に捨てることにして、青春の一ペ-ジを飾った想い出本は埴谷雄高だけとなった。古代地中海世界の歴史の直訳本だけは残し、解釈本は捨てた。DVDももう当分見ないものは押入れに入れたが、そのうちのカラスとステファの来日公演をチョット画像なしで音だけで楽しんだ。カラスが自らこれを最悪の公演と憎悪したらしいが、最近のリサイタルものより遥かにいい。この公演は社会人となって、居酒屋もなれた頃の新橋でビ-ルやりながら、見た。当時騒がれていたからか居酒屋親父も見たいといっていたのを記憶している。日本公演を聴き終わったら、ご両人のマノンレスコ-のCDを引っ張り出して聴いた。
記憶にあるのは最近いつの年か忘れたが少し雨が降ったことがある。この日は例年元の勤め先の運動会であった。開会式には馬揃え(閲兵)よろしくトップを前にして並ぶ。管理人は先輩から知恵をつけられていたので最前列に並んで、朝から意欲的という風に見せかけた。個所のコミュニケ-ションがどうかというチェックの意味もあるらしく、今度は陣地に総務系のスタッフがクビ実験に廻る。これが終わったら、そそくさと帰った。一度子供を連れて行ったら、賞品に目がくらみまだいるといって困ったことがある。組合系の輩が正面本部に酔っ払い陣取っておるのも一層気分が悪くなったものだ。まだ、あの運動会をやっているのだろうか・