先週はゴルフ連ちゃんと美術館だったが、いづれも酒がつきまとう。今日は治療後のガンのチェック。異常なしだった。PSA0.25で変わらず。医者はあらためて云う。もうこれで死ぬことはないと。連日の夜更かし酒で、尿酸値が通常範囲のハイレベルに。このままでは酒で死にそうだ。今晩はサラリ－マン時代の会社同期会。欠席にすればよかった。月が変わるとすぐに青森ゴルフだが、これも酒が絡む。日本オ－プン開催のリンクスゴルフ場は一度行っておいてみたかった。リンクスは芝も深く、ピンも見失ったサンフランシスコ郊外のゴルフ場を思いだす。画像は山種美術館の「金と銀」シリ－ズの現代作家加山又造（華扇屏風）（左隻）、右側は美術館で。箔がベ－スだが、当然金沢のものだろう。27日（土）に行ったが、帰りに國學院大學博物館に寄った。國學とは何か肌で感じてわかりやすい。対米追従、軍国、原発推進とは全く違う。鎮守の森が大事なのはよくわかった。
今週火曜日、秦野でのバスからの駅そばの夕方の景色を撮影。水無川は名前のとおり水が少ない。丹沢の水が地下に潜って、あまり水が地表に出てこないらしい。昼間眺めると、コンクリ－トブロックで固まっており、全く風情がない。夕闇が迫り、川沿いのぼんぼりが灯って始めて地方都市の雰囲気がある。一時、秦野の町からからよく遠征散歩に出たものだ。月・水耀美とゴルフだった。早起きに夜の酒が加わると、さすがに加齢か、今朝は体が重かった。午後はジムで水中エアロだったが、午前は体が動かず、ボッ－とMLBロイヤルズ戦を見ていたが、気がついていたらワイルドゲ－ムに指一本ひっかけ残しているインディアンズが勝ってしまった。青木の莫迦調子もツキだけはなくなっていくようだ。今年のヤンキ－スはジ－タ祭りで、ワ－ルドシリ－ズとは縁遠かった。来月のMLBは秋の最後のお楽しみだろう。
横浜にある日本丸。周囲は巨大なコンプレックスに取り囲まれて、マリ－ナの雰囲気はない。他の郊外のコンプレックスに比較して解放感があるのは土地柄だろうか。桜木町駅の日石ビルは傾いている。これを見ると、3.11地震、原発崩壊で日本丸ならぬ日本危うしの予兆を思う。今日の危うしは、ＭＬＢでのワ－ロドシリ－ズ日本選手登場だろう。好不調の波のある青木だが、もう暫く元気でやってほしい。今月初めからダブル吉田ニュ－ス、の朝日は初めから話が錯綜気味だった。取材や裏どりをしないジャ－ナリズムは最低だ。慰安婦問題の吉田は１０年以上前から詐話と騒がれていたが、今攻撃しているサンケイなどは信じ切って本まで出していた。今、朝日を叩いている彼らジャ-ナリズムは詐欺話に乗せられた被害者とでいうのだろうか。取材を怠っていて誤報道の彼らの謝罪はあったのだろうか。原発の吉田調書の裏付けは朝日ならずも、他社はキチンと取材をしたのだろうか。吉田所長以外に危険を承知で踏ん張った人たちの証言は得られたのだろうか。現場の状況が吉田所長ですべてがまとめられているが、不思議と思わないのだろうか。ワシントンに出かけてロビ-ストへの取材はするが、血が流される問題の地へは行かぬ公共放送のキャスタ－の話しはまるで聞けない。筆者は子どもの頃から親しんだ朝日、ＮＨＫニュ－スにはとっくに縁は切っている。権力を監視しなければないジャ-ナリズムが、首相と高級レストランで食事を繰り返している。それを、首相一日動向で発見するおぞましさ。戦争に鐘や太鼓を叩いた戦前のジャ－ナリストと同じではないか。原発汚染水の制御不能は、見えている。流れ出たら、福島から太平洋一帯・・・・・エボラ・ウイルスと同じだ。エボラ発祥地と同じレベルといえる。
昨日は真夏のブル－ベリ－狩りを共にしている、昔の職場の先輩のご招待で、東劇のＭＥＴライブビュ－イングに出かけた。日本はライブでなく、録画だが。今回は昨年の公演のシリ－ズを公開で、好きなものを選べとのことなので、「トスカ」にした。タイトロ－ルもスカルピアも、そして復活をみたアラ－ニャと揃ってよかった。今年ＢＳでパリの野外ガラコンでアラ－ニャが南仏から中継の大画面でラ・マルセイエーズを歌っていたが、曲からもだろうが力強さを感じていた。リリコからドラマチコへの変身復活ということだろうか。出足の妙なる調和もよく、観客から拍手が上がる。三者共にヒネているが、ドラマティックなトスカだった。家のビデオでは味わえない大画面、大音量のスクリ－ン・オペラは座席もゆったりでコ－ヒ－飲みながら楽しめるのも悪くない。先輩からもう一回分のチケットを貰った。ルチアに興味があるが、東劇まで行く時間がとれるか。ゴルフ、絵画鑑賞など予定が立て込んでいるが、やりくりを考えよう。
MLBも総決算、地区戦の天王山。ヤンキ－ス中継のテレビ放送があるとがっかりする。優勝やワイルド・カ－ドにからむ試合だと、選手の気力、覇気が伝わる。ワイルド・カ－ドを目指さなければならないヤンキ－スにはそれがない。テレビ放送のあったシアトル・マリナ－ズVSオ－クランド・アスレティックスは投手の投げ合い。結果はともあれ、ヤンキ－スから転籍のカノ－のホ－ムランも見事だった。カノ－がヤンキ－スに残留していれば、少しは事情が変わったかもしれなかった。ヤンキ－スの今年のメンバ－は、契約から考えれば来年もそのままだろう。新戦力を抱ええれば、春先からだぶついた戦力だが、いずれにしても来年も優勝へのハ－ドルは現状では高い。クロダ、イチロ－も契約満了。ヤンキ－ス戦テレビ放映も減るかもしれない。
新橋、東電本社や第一ホテルの近くに動物のモニュメントを貼り付けたビルがあった。ガ－デン前の塀にも動物が貼り付けてあり、コンクリ－トジャングルのなかの憩いだろうか。ゴルフ仲間の飲み屋のオヤジさんが肺がん治療の放射線で肺自体が炎症をおこして、ステロイド治療で２ヶ月入院の破目となった。見舞いに行って、安静第一と伝えたが、免疫力が極端に落ちるから心配だ。オヤジはオレがいなくても、店で飲みに行ってくれと言っていた。行ってみよう。電車の週刊誌つり革広告に朝日新聞が叩かれているのが、イヤに目立つ。問題となっている内容は、当初朝日以外のメデイアも追従した記憶がある。同じ穴のムジナと思っている。最近のいい加減な事例では、村木・小沢事件だろう。きちんと取材しない、鐘や太鼓を叩いて物語をつくるジャ－ナルは、先が見えている。終わっているということだろう。水を吐くのでなく、嘘を吐く。
昨日は日本降伏のメモリアル デ－だった。相当前にも記した気がして、ブログをチェックした。ＢＳ放送の感想があった。本土決戦を叫んで割腹自殺を図った将軍もいたが、極東裁判に出た将軍もいた。大勢の水兵、各国代表者の見守る中を威をただして、艦上を不都合な足を運ぶ平和主義者の降伏署名は、胸が詰まる。白黒映像と違って、７年前に見たカラ－映像は生々しく、子どもの頃から見てきた画像と違った深い記憶となる。勝てる見込みがないことを知りながら開戦し、終息案もないままの無責任な戦争の尻ふきは、始めた者たちではないことは画像１枚で明らかだ。一説では、戦死者の３分の２は餓死者という。実に、惨めなものだ。
