金沢八景前の瀬戸神社前に、輪があった。そこを一人の婦人が、くぐっている。何かと思い、近寄ってみた。お祓いの神事で、半年に一度大祓と輪の横に説明書きがあった。茅の輪神事とかであとは年末らしい。題目どおり輪をくぐって、参拝した。残りの半年、無事でありますようにと願っている。早いもので今年はもう半年しかない。春と思っている間に、まもなく暑い夏がやって来る。若い頃の盛夏のゴルフは、年配者も少なく、のんびりで、お好みだった。今や逆となって、前日の体調には気をつかう。今年は大丈夫だろうかと思う、この2,3年。神様よろしくお願いします。
昨日の青山学院のチャぺル。ペギ-葉山の歌では、蔦がからまることになっているが、申し訳程度に少々あった。歌「学生時代」は最近聞かなくなったが、垢抜けた東京の大学のイメ-ジソングだった。大学は外見と違って、敷地は大きい。都心の一等地でこれだけの敷地の大学は数えるほどしかないと思う。正面のクリスマスツリ-も見事だった。カソリックの大学へは顔をだしたが、歴史や社会科学としてのキリスト教にしか興味はない。あるとき、告白 (アウグスティヌス)を読もうと思ったが、今もって読んでいない。マニ教あたりの資料は読んだがあたりは、天邪鬼的性格なのかもしれない。脱線してしまった。教会は別として、プロテスタントもカソリックも、大学の雰囲気はどこか息がつまる。
本日は霧雨の中、青山学院の中の建物などを見学した。学生が殆どいない深い緑に包まれた学内は、プロテスタントの情緒につつまれて、しっとり穏やかな雰囲気だった。反対側にある国連大学前では毎土曜日のファ-マ-ズマ-ケットが開催だが、加工品がほとんどでつまらない。国連大学の地下にある、レストランで不味い昼食だったが、ワインを楽しんだ。今週は最近に珍しい大酒を2回もやっているからか、少し内臓がお疲れ気味だ。ジムでもちょっと激しくやりすぎたか、腰も午前中は不調だった。渋谷のデパ地下のワインバ-で飲み直したら、通常に戻ったようだが、多分明日はシンドイかもしれない。帰宅の4時ごろ、ハチ公前で、学生団体の(SEALDs)の反戦集会が始まった。バッグにしのばせてある「I am not ABE」を取り出して5分ほど参加で退散。学生集会にはジジイはふさわしくない。徴兵制はなくても、半強制的な圧力の志願はありうる。数万人隊員不足に悩む自衛隊が南シナ海などに出れば、更に隊員はいる。この時代、隊員は男女関係ない。、志願兵になるは若い諸君だ。訳の分からないままに、ことが進んでいくことには慎重でなく、反対しかない。
昨日午前は家人とともにブル-ベリ-狩りへ。この時期は大粒のものだ。まだ早いような気もしたが、農園に確認したところ、作柄が良くて、もう熟しているとのことだった。梅雨の中の晴天出の摘み取りは、結構汗をかいた。粒が大きいので、またたく間に籠がいっぱいになった。相原駅から農園に行く途中、路地や畑に花々も咲いていて、散歩としても悪くない。右上はトケイソウ、左下は未開花のうぜんかつらに、右はツユクサ。アケビのみがもう実り始めていたりして、ブル-ベリ-お出かけに良いおまけがついた日になった。例年夏のお供の諸先輩には、これから連絡をしてみよう。
東横沿線に行く時には、乗換にくたびれる渋谷駅経由はやめて、南武線から入っていくことが殆どだ。最近は昼のダイヤでは快速も走り、新車両も。今日の昼の電車に乗るまでの午前はMLBでヤンキ-ス田中が打ち込まれ、全米OPで松山のスコア沈滞と冴えないテレビを見た。それから、パソコンで憲法審査会を参考人の意見陳述中継を見た。田中の直球は遅いように見えた。松山はパットとストレス耐性を早くあげれば、メジャ-での勝利も夢でない。憲法審査会での与党の参考人は噴飯ものだった。改憲論者の小林節名誉教授は論理の建てつけがしっかりしている。彼の最近の行動は反戦争法案側にとっては立派なアジテ-タ-で、思想はどうであれ、日本の良心である。戦争法案が通れば、憲法で守られているところの基本的人権もひっくり返る論理になり、踏みにじられる日がすぐにやって来る。景気、金目に目をやって、気がついたら「ゆで蛙」。明後日夕方は国会デモへ行こう。
3000ヒット達成は昨日かと思ったが、四球で今日しょっぱなだった。1回2アウトのホ-ムランで、華々しくやり遂げた記録。確か2000ヒットもホ-ムラン。古参のス-パ-スタ-のヤンキ-ス復帰で、開幕前のドンジリ予想は覆って、球団は東海岸地区のトップ争いをしている。開幕前のトップ予想はレッドソックスだが、こちらは今もって、ドンジリにあえいでいる。野球解説者は、元々結果の後追い解説で、予想屋ではないからこんなものになる。記録に参画したタイガ-スの投手、バ-ランダ-は酷使されたから、もうエ-スの力はなくなっている。
BS1の9回シリ-ズ「危険な時代に生きる」は、14年エミ―賞の「Years Of Living Dangerously」。ようやく録画を全部見た。合計7時間以上は分けて見た。著名な作家、俳優、記者が米国ならず世界各地を出演取材したものだ。カ-ボンビジネスの制作とうがった意見も出るだろうが、ここは額面通りでいいだろう。そういえば、エジプトの春はパンが出回らなかったことは記憶していたが、何とイスラム国勃興を招いたシリア内戦も長期にわたる干ばつでの危機からだった。いずれの政権も国民が飢えることの対応がなかったことから始まった。内戦が続くイエメンでは、間もなく国中が水が枯渇して干上がるという。全米に繰り返し広がる山火事。今も続いている穀倉地帯の干ばつで、米国が世界に食料を供給し続ける保証はない。大型ハリケ-ンによるニュ-ヨ-クの海水の大波被害。これは海面上昇もからむ。南の島々やバングラディッシュだけの問題ではない。日本の海岸、特に大都市部も超大型台風が来ればニュ-ヨ-クと同様のリスクがある。防波堤をつくっても追いつかない時代がまもなく来る。丘に引き下がざるを得ないだろう。インドネシアのヤシ油のため熱帯雨林の国立公園破壊。シェ-ルガス・油採掘に発生する異常なメタンガス量は二酸化炭素より温暖化を促進する。石油産業の地球温暖化の異議のロビ-活動や保守派への根回しはすざまじい。このドキュメンタリ-は菅原文太の2つの遺言「飢えさせない」、「戦争はしない」につながるものだ。
鞘から抜いたままの刀状態の戦争法案が可決なら、どこでも行ける重要事態解釈の自衛隊。初出動は東シナ海でなく、やはり前から言われている南シナ海だろう。米軍がドンパチしなくても、代理代行を頼まれたら、断れなくなる日本。周辺事態改め重要事態でシナとドンパチをやれば、存続危機事態への展開の可能性を引き出す。その昔、第一次大戦では日英同盟があっても洞ヶ峠を決め込んだ日本。同盟を結んでも、互いに利益が一致して初めてのものと思う。対等でない安保が同盟と呼ぶべきものかは、昔から疑問だ。安保は、親分子分の関係だと思う。やりました親分と言って、子分は死んでも、親分は生き残る。先週は、国会中継をスマホ、録画などで見たが、用語の定義の意味を質すのがほとんどだった。アベからの回答は意味不明の暗記した内容を延々述べるか、手元資料の読み上げる時間潰しだ。国民に向かって説明しているなら、不誠実というより愚弄も甚だしい。堂々巡りの意味不明の定義を求めた野党の中、共産党の志位委員長の過去の事実を含めた質問では、ヤジを飛ばす位しか芸のない議員も静かになった。聞きこんでいるなら不勉強のそしりは免れない。この法案可決なら、憲法・法律関係者からあちこちで違憲訴訟が出るだろう。法案の憲法違反と声を大にして言っているのは、東京新聞を始めとした地方紙ばかり。故郷の北国(富山)新聞は賛成。断層に立つ最古遺物、志賀原発の稼働も稼働に賛成だから、異様としか言いようがない。里帰りしても読まないが。大新聞(除くサンケイ)・NHK・民放キ-局は国会で起きていることの実態をキチンと伝えていない。結局は政府ご意向に従う翼賛メディアと言われてもしょうがない。画像は5月の横須賀汐入ので夕方スマホ撮影のもの。