久しぶりの追悼演説

「先生、今日は外は雪です。ずいぶんやせておられましたから、寒くありませんか・・・・・・・・日本の医療全体が向上するようバトンを渡しましたよ、そういう山本先生の声が聞こえて参ります。あなたは参議院の誇りであり、社会保障の良心でした」かくのごとくの尾辻議員が涙で癌で逝去の山本追悼演説をしたと新聞報道にあった。過去▼追悼演説には村山元首相の小渕元首相や池田元首相の浅沼社会党書記長などあったが、近年の政治報道の中で、滅多にない目がしらが熱くなる記事であった。▼国会テレビ中継はあったが、この日はこの演説の中継はされなかった。今晩ようやくＴＢＳで放送されたが、涙、涙の議会。山本、尾辻は共に社会保障がテ－マの議員だ。▼尾辻議員は自民参議院幹事長で青木議員の後任だが、全くタイプが違う。テレビやネットのおつじ秀久を見る限り心情に厚い、今時の政治家としては珍しいタイプみたいだ。政治の話はトラックバックを貼られやすいので避けているので、ここでヤメ。

ＯＲＦのアーカイブ

オーストリア放送協会(ＯＲＦ)と石原ＭＸ東京テレビと提携記念でカラヤン生誕百周年と銘打ってＯＲＦのアーカイブからカラヤンのコンサ－トを去年の暮れから放映していた。暮れに見たコンサ－トは単独だったと勘違いしていた。１９日はRichard Straussの『死と変容』『メタモルフォーゼン』は途中から見て、感動した。録画は忘れ、ネットでDVDを探したが、２通りあった。日本盤とUSA盤。差額は５千円もあり、同じSONYなのに差がある。元旦に見たNEW YEARも凄い差があるのは同じ。両方USA盤でＨＭＶに注文。ＤＶ２枚で何と2900円。日本盤の場合の合計は１万２千を超す。あんまりだ。

向寒なれど

日本代表サッカ－合宿先の指宿では菜の花が咲いているのがＴＶで見られる。鹿児島の明日の最高気温は１６℃と予報にあった。指宿は１８℃か。今年は２月末に指宿遠征予定で手配完了。なんのかんの、寒い多摩も木蓮がすっかり芽をつけていた。ここ暫くは、寒いので遠出は控えているが、控えついでに引篭もりになるのが冬。明日の天気は雪らしいので、止む得ず散歩を挙行。たまにはゴルフの練習と思ったが、休日なので近くは込み合っていて、2500円以上はかかるから見送った。練習は2000円以内でないと。冬の散歩は愛用のReversibleのWindow Breaker、歩きながらよく見るともうすっかり恥ずかしいくらい色褪せている。思えば２０年前にHALF MOON BAYでゴルフの開始寸前夏の霧になって温度が１０℃も下がり、あわてて１００ドル以上払って購入した。ゴルフ着用はそのときのみ。なんとなく、着心地がよく心が落ち着く。よく着込んだものだ。今年の指宿には着用はもうやめよう。今日も東京ＭＸテレビがカラヤン。生誕１００年。

仙台は雪もなく

市内には雪のかけらもなく、我らの関東と変わらぬ陽気だった。厳寒の地からやってきたから、本当に歩けて気分が良かった。東北の奥と玄関とはこうも気候が違うものだろうか。商店街も歩いてみたが、横文字の名前がついている。写真はクリスロードとあった。ネットで調べてみるとCreative Life In Shoppingの頭４文字を取ったらしい。鳥居は何か・・・近くの神社は・・・・・三瀧山不動院 と関係あるのか不明。商店街にある阿部蒲鉾店で笹かまと思ったら立ち食い揚げ玉蒲鉾が一串百円で販売。お試しで食べてみたが、オ－イ蒲鉾はどこにあるのか。小麦粉ボ－ルだった。
一変して、夜は金華鯖刺しなど仙台の海の幸は会話に弾みがつくものだった。美味しい店は名前を伏せておくのが加賀人の心得と思い、ここはカット。代わりにお土産頂戴した上品な飴、晒よし飴を。さすが表高62万石に対し、実高100万石の大藩の文化を感じる。

仙台の街もビル林立

大学クラブ関係者を尋ねて仙台で下車。ホテルへ向かう途中、撮影対象を求めた。仙台ハリストス正教会（東方正教会）ももうビルに囲まれてどこからのアングルでもビルなしで写真は撮れない。ユネスコの敷地の土井晩翠の晩翠草堂も。地下鉄が完成したら仙台に首都移転かもと思われる大都会になってしまう。青葉通りには青葉が少い。「青葉城恋歌」の時代の頃から一変というべきか。

寒ければ一層寒さがつのる話も

下北の入口、野辺地駅は特急は止まる割には本当に寂しい駅だ。迷子にはならない。写真の右はむつバスタ－ミナルに貼ってあったので写真を撮った。この619円の時給じゃ、１０時間働いて、東京/八戸の特急券にしかならない。乗車券片道稼ぐには後２０時間働かなきゃならない。働くのが無理なら昔映画の「真夜中のカ-ボ-イ」みたいに飛行機の代わりに長距離バスしかない。多分それでも２０時間は働かなきゃならない。地域格差というが、下北も能登半島と同じくヘアピンカ－ブの細い道は今や山を削り幅広のスッキリした道になり、往来がよくなった。山へ上がれば、人の気配のない大公園や陸上競技場と住民の数に見合わない施設も充分。工事がある限りは仕事にもありつけられる・・・・役場負担大きくもう無理だろう。ハ－ドばかりがインフラでないだろうが、地元業者のエゴで「ひかり」電話を使えない地区がある。パソコンも困るが、長話だけじゃなく仕事上に時給上回る電話代を払う側もたまったものじゃない。

100年前（明治・大正）の本物のカラ－写真

世界大恐慌で無一文になるまでの間、大富豪カーンが全財産を投げ売って、世界中に暮らす多様な生活を記録しようとした。今は使われてない技術のカラ－写真は1904年に特許、1907年（明治40年）には市場に出た。映画も含めこの技術を駆使した写真・映像が毎晩衛星放送で楽しめる９回のシリ－ズは今日も録画しよう。昨日は第一次世界大戦のカラ－写真はフランスがアフリカ兵１０万、ベトナムなどアジアから５万の強制連行兵をも見れた。昔、続々とマルセイユに上陸するベトナム兵映像を見たが、カラ－はやはり違う。見えないものが見えてくる。カ－ンは当時まだ東アジアの行く先の見えない日本の国債にも投資していたからて、大隈重信や外交官などと親交があり、そのおかげで日本の映像も撮れた。エドワ－ド７世（1901-10）時代のイギリスの風景が製作放送したBBCのHPにもいくらか見れる。ユダヤ人からか、目立たない生活をしていたためからか、サイトも少なくフランス語を英訳して見るしかなかったが、ここが日本語でよくまとまっている。フランスやバルカン半島の民族意識高揚前の風物が録画できて、今後の学習に役立つから大変うれしい。写真はAMAZONからパクリ。

お正月は終わった

暮れから新年にかけてのお楽しみは、ＭＸテレビでカラヤン指揮の８７年のウィ―ン・フィル ニュ―イヤ―・コンサ―トが見れたことか。嫌われ者、キャサリン・バトルのコロコロところがる歌声は絶品で、無理やり見てた紅白歌合戦のあとだから一層良かったのかもしれない。ＤＶＤは輸入物だと異様に安い。テレビ番組で首を長くして待っていたものは、夏に中途半端で全部見れなかったBettany Hughesが案内するThe truth about democracy。現代民主主義とアテネの民主主義とは恐ろしく差がある話からスタ－トで、写実的なギリシャ彫刻はなんと人間の体に石膏を取って作り上げた物とか、デルフォイかと思えば黒魔術が流行ったとか、知らぬ真実があり、よい学習となった。３日には、年末にＵＳＡのCallawayの直販に発注した５番ウッドが年内到着で、絶好無風で好天の千葉のニュ－南総で試打できたことも良かった。近所の二木やゴルフ５より15000円も安いのは、Fedexのク－リエ料金払っても断然お徳。