今年も昔の職場の同僚宅の屋上で墨田の花火見物をした。例年より早く浅草に集合らしく、途中駅の人ごみは思った以上になかったが、浅草に地下から出たら、凄い人波だった。早目について、花火が打ちあがる前からのビ－ルで、花火が打ちあがり始めた頃は、すっかりいい気分で、花火にも酔いしれることができた。子どもの頃、金沢の浅野川の花火はよく見た記憶がある。帰省のとき、子供立ちにを花火に連れて行ったが、記憶はないだろう。昔見た花火と今のとのは、何かしら差を感じる。多分、今の方が形はきれいだと思う。昔の方が、やや不揃いの感じだ。多分、技術がコンピュ－タ制御ということではないだろうか。
昨日も快晴のピカ天気だったが、蒸し暑さはこのうえなかった。３連休最後の日は朝から美術館。ギャラリ－TOM、松濤美術館を覗いて松濤Marでランチ、午後は戸栗美術館のスケジュ－ルだった。ランチはコメントパスだが、場所は悪くない。暑くなければ、文化会館近くのブラッスリー・ヴィロンでサンドを買って、松濤公園で食べるのも悪くない。TOMは目が悪くないので、実感が弱い。美術品を見なくても涼しく過ごせるだけでもいい渋谷区立の松濤美術館は明・清時代の豪華な手の込んだ、少し気が遠くなる刺繍服飾品がメインだった。金沢で金沢能楽美術館で金を織り込んだ能衣装など見た後だから、興味が持てた。最後の戸栗美術館では古九谷展だった。美術館の創始者の名前はロッキ－ド事件で記憶しているが・・・・。展示物が標記が伊万里焼古九谷様式と表示されている。確かに伊万里から学んだものだが、伊万里で焼いて作って、加賀の国へ行ったものだとの説明に納得がいかないので、説明の館員の方に尋ねると、割って分析してみないと云々。今日、ネットで調べてみた。お宝探偵団の中島さんのビデオが端的でわかりやすい。初期は磁器が作れないから、絵付けから焼いたのかもしれない。有田焼も伊万里焼様式有田焼となり、とどのつまりは景徳鎮焼有田様式になるかも。夜の酒のお誘いを断って、全英オ－プンでの松山のプレ－を待った。ネットで状況を確認をせず、夜半楽しみにしていたが既に結果が出ていた。脱落だった。全英は逆境に耐える精神力と技、たまにフロックはあるが、心技体がないとなかなか勝てないと、思う。睡魔と闘いながらテレビを見たが、プレ－オフは本日録画で確認した。若い松山にはまだまだチャンスがある。２０年以上前にSt Andrews Links から招待状を貰ったことがある。どうでもいい仕事を優先させて、部下を行かしてしまった。もうチャンスはない。
戦争法案の委員会採決と言われているのに、実況放送を民放テレビは一部放送したが、NHKはやらなかった。それで議会ホ－ムペ－ジでの平和安全特別委員会の中継に人々が殺到したから、パンクしてしまった。議会のホ－ムペ－ジもチョロイものだ。個人の中継のものが、めげずに閲覧できた。もう見ていないNHKの政府寄り報道や12日日曜討論の首相お食事ご相伴司会者の恣意的運営も酷い。こんなところからの理由で、国会包囲行動参加者の声が出たのだろう。夕方、国会正面に早く行き過ぎたから、前方かぶりつきに位置することになった。ここは、取材陣と活動家のポジションだと主催者からのスピ－カ－を通じた案内があったが、あっという間の人ごみとなり、身動きができなかった。所用と病院の帰り後の立ち詰め参加は脚が棒になる。政治家や学者の演説でシュプレヒコ－ルをあげたが、虚しさはない。政府の早期採決は焦燥感そのもので、追い込まれたと感じている。立案者が二転三転説明が変わる戦争法案に白紙委任を出すわけにはいかない。薄暮の頃から、凄い数の一般人が集まってくる。女性が際立って目立つ。子を持つ女のカンでやって来るのだろう。19時半から学生が仕切るらしいから、これを機に引き上げた。
昨日の平和安全特別委員会公聴会を見たが、左の同志社大学の学長は経済学者でも戦争法案を賛成する者は多くいると言ったが、反対者もアピ－ル宣言者にも数多くいる。憲法学者は僅少は事実で、１２日のホテルで見たＮＨＫ日曜討論に出てきた学者は憲法論より、中国の脅威を言っていた（大昔からミサイルはこっち向いている。原発も照準になっているだろう）。賛否両論でＮＨＫが憲法学者を揃えるのには、憲法を語らない学者しか探せないということだ。右のベテラン船津議員は火事の火の粉のたとえ話をしている。火事と戦争とは違うと、 、総理大臣補佐官が高校生にTwitterで論破されて、逃げてしまった話をまた持ち出している。それも憲法論学者の木村草太首都大学准教授に、先の高校生同様、バッサリ切り捨てられた。議員は勉強していないのが、透けて見えるのではなく、ハッキリ見えすぎている。いい加減なものだ。単なる投票ロボットになっている。
金沢旧市内は明日からお盆。前倒しで来たが、予想どおりの観光客の数の多さ。市内は若い頃見た道路未整備の頃の車の混雑と渋滞に遭遇した。どうも最近の人気の一番の観光スポットは東の茶屋街か。テレビ取材もここからのスタートが多かったことも一因だろう。姉の話では、実際のお茶屋や芸子さんの数は西が多い。市役所がバックアップした弁柄格子の町並みが魅力なんだろと思う。 はげた格子の色も、道路も、街灯も市の助成がなければ、観光客を呼べなかったろう。かっての人気は忍者寺、武家屋敷だったが。本筋は兼六園だろう。
昨日は「かがやき」で金沢へ。駅に着いたら、早速着替えて寺へ直行。墓掃除は日差しの加減か、顔が痛い。夜は久しぶりに亡きポン友と飲んだ料理屋へ。今や観光名物となったのど黒は避けて、季節の魚で酒を楽しんだ。お造りは白さエビ、焼きものはちび鮎がハイライトだった。ビールに家でもなじみの黒帯五合を飲んで、バーへ行った。カラオケはウイスキーも入り、もう歌にならなかった。同行目付役から歌になっていないというから、酩酊もいいところだったんだろう。鮎の写真も悪いが、鮎の配置も悪い。店はネットに出てこない、接待予約で混み合う店だが、手抜きだろう。観光客で溢れる今年に手抜きをすれば、来年から寂しい思いをするのは店だ。この商売、失ったら取り戻せない。
愚かで、劣ることが多い。故郷加賀の国の田んぼ出身のサメ脳元首相が推進したザハ案が、新しい国立競技場になる。目標予算は決まったが、素人目にもそれに収まる気配はない。難工事だから、湯水のように金を使わざるをえないから予算はないに等しい。野球の時は５万人がひしめくあの屋根なしの新ヤンキ－スタジアムですら1000億。画像は最終まで残った古墳型の競技場案。神宮の森に続いた都心のオアシスになるところだったが。金沢人に嫌われているサメ脳がなぜ多目的ホ－ルにする理由はなんだったんだろう。JSCのビルも再建築で既に工事に入ったのははドサクサに紛れてのことか。メディアは本来厳しくデタラメ追及できるが、オリンピック放映権がらみでこれ以上は無理なんだろう。旧福田系の清和会は田中系と比べて、若い時からカンに触ることが多い。違憲戦争法案のゴリ押しが最たるものだ。サメ脳の系譜の宰相が国会でも堪えられないことを、パソコンテレビでさらに訳のわからない説明をしている。視聴者が少ないらしい。Youtubeで見れたが、クリックの回数に協力するようなものだからやめた。６月１５日は樺美智子さんが安保でなくなった日だが、７月１５日は戦争法案反対者が大挙してデモで国会へ行くことになりそうだ。その前に、金沢へお盆で墓参りだ。
