
昨日NHKホ-ルから携帯電話で窓越しに撮影。雪が降る年は降雪は1回のみという訳にはいかない。また、降るだろう。花粉が怖い。春は小沢のエウゲニ・オネーギンが一番の目玉か。これもロシア歌劇だ。振った女に恋焦がれるようになって、ラストは振り切られるしょぼくれ中年貴族のチャイコフスキ-の傑作。映像が手元にない
いずこへ。オ-ネギンはホロストフスキーの右に出るものはいないみたいだ。先日、教育TVで往年のメゾ二人、コソットとバンブリ-だった。コソットは黄金50年代からのキャリアを誇るが、さすがにもう声が出てない。ごひいき様で客席が埋まってるみたいだが、いささかでもコレッリに倣ってほしいものだ。バンブリ-もオペラアリアは歌わないから聴けるか。でも録画しなかった。今のメゾはビロ-ドの歌声オリガ・ボロディナだろうか。今、歌手はロシア勢であることは確か。

新国の同公演も良かったと思ったが、やはり小沢の指揮は卓越したものがあるようだ。
小沢のオペラはそれ一回だけしか見ていない。というのは彼の公演はチケットが値くづれしないので貧乏浪人には到底手が出ないのである。
新国のシーズンチケを2枚セット購入済みの上、毎公演でプラスして1~2回追加で見ているので、それだけで年金はパーである。水も飲めない状態。
しかし、ウイーンから早く帰ってきて晩年は日本人のための式をしてもらいたい。
ウイーン出の監督が居なくなってからの新国は歌手のドタキャンは増えるし、演目にポリシーは無いし、指揮者も意外性が無くなって寂しい。
来来シーズン辺りは新国の全公演を小沢に降って貰ったらどうか。