
横浜関内に「志な乃」という蕎麦屋がある。その昔、先輩にご馳走になった魚の美味い店の裏の古いビルにある。気になっていたので入った。民芸とあるは器が益子焼ということだった。太め蕎麦は久しぶり。出雲田舎蕎麦の想いも、おつゆが薄味
。周りのお客にはうどんを頼む人も。国産小麦粉使用でそちらの方がおつゆから見てあう。知る人ぞ知るということだった。蕎麦粉は茨城七会村産という。七会には何回かゴルフで出かけたが、蕎麦の産地とは知らなかった。おおもりを食べて、腹持ちもよく、根岸線で大船経由鎌倉に出た。途中、懐かしの元我が家が沿線から遠く見えて少し感傷的に。鎌倉は、おお
なんという人だかり、ホ-ムから改札を出たらムッ-とした熱気。小町通りはサウナ状態。鶴岡八幡の鳥居付近は日が強く、ここには人がいない。携帯電話
で高くなりつつある秋気配の空をバックにした鳥居撮影で、スタコラと鎌倉に失礼した




温泉の話は後にして、九州が手打ち蕎麦流行で蕎麦好きにはありがたい話だ。
先月の磯部温泉では近所にはソコここに手打ち蕎麦、石臼引きなどのノボリが立っていて昼飯の店探しにはことかかない。
7月に行った豊後高田(大分県国東半島)では昭和の町並みでの町おこしが当ったが、第2弾の今度は蕎麦で弾みをつけるという。町の洋食屋さんから素人までが蕎麦打ちの勉強をしてポツポツと店開きが始まっている。蕎麦を植えつけてるというから本格的な取組みだ。
日田温泉も豆田(江戸時代の天領の街並み)にも蕎麦屋は数件あったが、見たところ豆田の資料館側の店がそこそこまともなようだ。
最近は何処に行って蕎麦を食べてもソコソコの味なのだが、汁が口に合わないことが多い。日田も豆田もご多分のもれずだったが、やはり資料館どおりにあった喫茶店の珈琲はとても美味しく感じた。
この喫茶店は、洗浄付きトイレが広くて綺麗なのに驚かされた。
日本のトイレ文化の輸出はもう真近いではないか。