
世界大恐慌で無一文になるまでの間、大富豪カーンが全財産を投げ売って、世界中に暮らす多様な生活を記録しようとした。今は使われてない技術のカラ-写真は1904年に特許、1907年(明治40年)には市場に出た。映画も含めこの技術を駆使した写真・映像が毎晩衛星放送で楽しめる9回のシリ-ズは今日も録画しよう。昨日は第一次世界大戦のカラ-写真はフランスがアフリカ兵10万、ベトナムなどアジアから5万の強制連行兵をも見れた。昔、続々とマルセイユに上陸するベトナム兵映像を見たが、カラ-はやはり違う。見えないものが見えてくる。カ-ンは当時まだ東アジアの行く先の見えない日本の国債にも投資していたからて、大隈重信や外交官などと親交があり、そのおかげで日本の映像も撮れた。エドワ-ド7世(1901-10)時代のイギリスの風景が製作放送したBBCのHPにもいくらか見れる。ユダヤ人からか、目立たない生活をしていたためからか、サイトも少なくフランス語を英訳して見るしかなかったが、ここが日本語でよくまとまっている。フランスやバルカン半島の民族意識高揚前の風物が録画できて、今後の学習に役立つから大変うれしい。写真はAMAZONからパクリ。
最近はTVは東京MXのポワロの再放送。以前はたしかNHKでやっていた?けど~さすがにクリスティは面白い。
というか、ドラマが事件がホームズ物ほどおどろドオロシしく無いのと俳優がポワロ役にホームズのワトスンならぬヘイスティングス大尉、スコットランドヤード警部のジャック、秘書のレモン…と役者が揃っている。
とくに秘書のレモンの存在はホームズでは見受けられぬ清涼感というか、全体に寛ぎをかもし出している。
ホームズにもユーモアはあるがやや皮肉っぽい雰囲気だし、ポワロのどちらかというと、フランス流のエスプリというか、思わず英吉利流のニヤリじゃあ無くって、ニコリって感じが好きだ。