
忘年会で京王線渋谷口に乗り換えのため出た。夏にはまだなかった岡本太郎の大作が出展されていた。ガ-ドマンが雑踏の中、独り警備している。吉祥寺から渋谷に出たのだが、吉祥寺の街は人でごった返しているが、買い物袋を持った人は少ない。渋谷も同じだ。不況は人々の顔を曇らせるが、昔欧米で見た、眉間に縦しわの人々が見かけないのが救いか。デパ-トのでは、値引きがごく普通になっているが、来月は大セ-ルの開始だろう。そういえば、旅行代理店の中も一部大手を除き閑散としている。流通業はオ-バ-ストアだと思う。巨大ショッピングモ-ル、日産工場跡や日の出町、横浜ららぽーとなど乱立しているが、SC内のお店はどこも閑古鳥状態だ。来年の嵐は業態関係なくお店をなぎ倒すのだろうか。
何よりも日曜日は雑踏する多峰主山も我慢できる範囲の人数しか居ないのが山の雰囲気を味わえて良い。おまけに秩父連山に冠雪の富士山がくっきりとみえるのはラッキーといおうか。浪人には京都の終い天神ならぬ終い富士となった。
正月休みは安・近・短の旅行が繁盛とか。手頃なレジャーとしてこの山も混むのであろうか。しかし近の熱海は全旅館満室の大盛況とか。安ではない高額特別室も飛ぶように売れたとのこの賑わいはなんだろう。
一億総悲観で海外旅行をやめた客が国内で大判振る舞いをしているということか。
まあ~止めておこう。詮索しても浪人にまで金が回ってくるわけじゃあない。