先週は大学先輩に誘われ渋谷の松濤へ。隠されていたというか長年非公開の‘戸栗’のチャイナの名品が公開された。唐三彩のこれほど大きな馬は初めて見た。
漢人の傑作が素晴らしい。
染付の色の濃淡はその時の経済状況。使用するコバルト輸入力次第で決まる。青磁の艶やかも魅了された。多々出品があり、たっぷり時間がかかった。
世田谷の岩崎財閥の静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転した。先輩が予約で、丸の内に行ったが、人であふれるぐらいの感じとか。移転前の前住所の世田谷岡本は足場が悪く、興味がある人しか訪問もなく、のほほんと楽しめる美術館だったが。
今年は月イチ以上で中小美術館へ行った。学生時代の茶のたしなみが役に立つ。老年になって、体力の落ち込みなどで、遊びの数が減っていく中、美術館に行けるのは楽しい。時にはお茶室や庭など拝見もできる。家で音楽やジムでヨガなんかやっているより、お出かけが一番。人の少ない美術館はコロナに縁遠いのもよい。
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