
一昨日までの天気はロンドンにいるような天気が続くと友人からメ-ルがあったが、そのとおりだった。昨日の千葉遠征ゴルフは好天に恵まれ、4、5年ゴルフをやらなかった千葉在住の元職場の旧友と大いに半袖で楽しめた。お互いレベルは低いが勝ったのはうれしい。この先、お互いのプレ-はいつわからぬから、その間優越感に浸れる
。このロンドン曇天続く間に、買いっ放しのCDを聴くことにした。良かったのはCDカバ-のコレッリ、ステルラとバスティア-ニの録音。音は良くないが、62年のスカラ座公演にすぐに浸れる。ひと際わ目立つ、強い高音のコッレリに澄み切った品のあるステッラにたくましがあるバスティア-に。歌い終わらぬ頃からの観客の拍手と歓声とどよめき。映像はないがDVDを見ている気分だった。演目は有名だが、やはり出演者が揃わぬと楽しめない。コッレリからベルゴンツィに変わったスタジオ録音は秀逸だが。

古いCDにある雑音はいやだという人もいるが、あおの雑音があるからこそ、当時の舞台の雰囲気に浸れるという良さもある。
今回の新国のリゴレットのように歌手はまずまずだと思うのにどうにもシックリ来ない、納得できない、後味の悪い生舞台もある。
このリゴレットをCDで聞いたら、オケはダメとして歌手の方はなかなか良いじゃあないかってなるような気がする。
そういう意味では、CDと生の舞台での感じ方は当然すぎることだけど、改めて違うんだということだ。
モナコの日本初公演のオテロを見たという先輩に話しを聞くと、今でも目を輝かして当時の感激を語る。
これがオペラ♪の醍醐味の一つだろうと思う♪。