
コレッリの4枚CDBOXが出ている。手持ちベスト盤などで間に合うから、見合わせた。聴きほれたUnknown Recordingのものと同じ表紙はトスカのカラバドッシ。年明けに、ふとFRANK CORELLIを検索してみたら、このサイトが出てきた。MY LIFEのイタリア語のペ-ジしかなく、よく分からないが眺めている限り、こちらが知りうる彼の心情と自伝が記されている。今後ペ-ジが増えるように思えない。前世紀後半の偉大なテノ-ルの我が推薦CDはとりあえず画像4枚。カラスがタイトロ-ルのNORMAは厳しい練習の成果で、以前と一変してビブラ-ト多用を押さえて、一幕から縦横無尽に歌う、後から出てくるカラスの色が褪せる。殆どEMI録音だが、デッカ録音のTOSCA、FAUSTは共演者が合っていなくて残念だ。体調完全でなく録音のIL TOROVATOREハイCはただただあきれるばかり。ニルソンとの声の競演TURANDOTはスコットも加わり、これに匹敵する盤はないと思う。ANDREA CHENIERの2幕のステッラのマッダレ-ナの思慕の歌と気高さは印象強い。 隠れたCDはナポリ歌曲集。AIDAで競演のバンブリ-があの人がオペラで最後の人と言ったが、長身から繰り出させれるリンリンボイスは、古ぼけた映像しか見られないのが、残念だった。初来日のリサイオタルのすざまじい聴衆のアンコ-ル、パルマ公演の演奏が出来ない観客の喝采・・・・・・・・・、見果てぬ話。
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