二〇二四年三月十五日(金)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
今日で推定年齢ようやく一歳になったタマ。飼い主はいろいろと手続きに追われる日だったのであまりかまってやれず、家にたどりついた時はいかにも暇そうに昼寝から起きてきたという風情。母の介護中と喪中は家具の位置が大きく変わっているのでこれまで通りの写真を撮ってやれていないが、そのかわりに伸びていた爪を記念に切ってやった。じたばたしつつも一歳になってなんとなく慣れてきた様子ではある。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。アレックス・ディフォース&シャーロット・ジェイコブ。エクスペリメンタルというカテゴリーに違和感を覚える視聴者はもはやほとんどいない。ポエトリーリーディングもまたしかり。見たり聴いたりすれば「あ、それね」というくらい世界のどこでも日常的に触れていることに気付かされる。しかし個人的な問題としたいのはエクスペリメンタルやポエトリーリーディングの試みがレフトフィールド(メインストリーム以外のすべての場所)を切り拓いていくものになりうるかどうかである。メインストリームというものが地域紛争や環境破壊、諸大国の選挙運動などの補完物に成り下がったきり元へ戻ることができないことが判明した現在、どこにでも見られるありふれたポエトリーリーディングではなくありふれていそうでその実ありふれていないポエトリーリーディングの試みは決してがなり立てることなくしなやかにレフトフィールドたりうることができるかもしれない。メインストリームに対するオルタナディヴ(対抗音楽)であるかどうかもわからない浮遊感のうちに。