アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。
末期癌の母の介護。母はリクライニングベッドで待機。
昨日午前から正午。痰がからんで苦しそうな時は吸引。言葉遣いはややはっきりする。
午前〇時。訪問看護。呼吸の喘鳴はほぼない。午後一時頃、急に嘔吐。緑色とも茶褐色とも取れぬ内容物を三度ほどに分けて戻す。午後二時。長男が痰の吸引。
午後訪問診療。主治医の呼びかけに何が言いたいのかいまひとつ要領をえない。心拍数は測れるものの血圧測定は不可能。以前から主治医に訴えていたことで、たぶん「早く楽にしてください」という内容だったとおもわれるが、医師としてはそういう相談に乗ることはできかねるだろうと見ていておもう。それより水分補給ができず薬物の経口投与が無理になったため、末期癌の疼痛止めとして貼付して用いるフェンタニルクエン酸塩テープ(1mg)の処方を受ける。
午後四時。今度は赤黒い内容物を嘔吐。誤嚥を避けるためすぐ吸引。吐瀉物以外にも痰がどんどん湧き出てくるため吸引しては休憩し、また吸引しては休憩しの繰り返しになってくる。
右肩を下にした姿勢でないと苦しいというので体の左側にクッションを幾つかはさみこんで姿勢を維持。処方してもらったフェンタニルクエン酸塩テープ(1mg)が届く。使用法の説明を聞き、さっそく貼付。一時間逆でからだの痛みはやややわらいできた感触。吸引していれば喘鳴もない。
就寝。といっても寝ている様子が見られない。
三月二日。午前一時。孫(女子)が軽めの介護にあたっていたところ、母が突然「じぶんのことをしてきなさい」と命じる。孫が小学校低学年だった時(十年以上前)に勉強を見ていた頃の名残だろう。はっきりした口調で隣室で横になっていた長男にもよく聞こえた。
定期的に痰の吸引。吸引してほしいかほしくないかの問いに割とてきぱき答える。最初のうちは何度も嫌がるので困ったが吸引の意味とその後の体調変化がわかってくるに連れて返事がはっきりしてきたのかもしれない。またフェンタニルクエン酸塩の効果で余裕が出てきた時間帯だからかもしれない。
午前五時。痰の吸引。
午前七時。痰の吸引。
吸引すると、ひと言ふた言ならしゃべれる。痛い場合「どこがどう痛いのか」、孫の「挨拶に答える」、体位を変えてほしいとき「どんなふうにしたいか」など。
参考になれば幸いです。
今朝の音楽はデューク・ピアソン「GHANA」。