二〇二四年三月十四日(木)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(子猫用)その他の混合適量。
昨日、お気に入りのぬいぐるみをどこかへやってしまい多少しょげかえっていたタマ。飼い主も一緒に探したのだが見つからず夜も遅いので寝ることにした。それが今朝早くキッチンのシンクの中にぽつりと置いてあるのを発見。飼い主がひょいと飛び上げてソファに向けて投げてやるといきなり目を覚ましたかのようにぬいぐるいに向かってジャンプ。
キッチンのシンクにこっそり置いたのはタマしか考えられずそれを飼い主が見つけてソファに向かって投げてやり猫と遊んでくれるのを待っていたのもタマしか考えられない。手の込んだことをするものだ。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。アレックス・ディフォース&シャーロット・ジェイコブ。エクスペリメンタルというカテゴリーに違和感を覚える視聴者はもはやほとんどいない。ポエトリーリーディングもまたしかり。見たり聴いたりすれば「あ、それね」というくらい世界のどこでも日常的に触れていることに気付かされる。しかし個人的な問題としたいのはエクスペリメンタルやポエトリーリーディングの試みがレフトフィールド(メインストリーム以外のすべての場所)を切り拓いていくものになりうるかどうかである。メインストリームというものが地域紛争や環境破壊、諸大国の選挙運動などの補完物に成り下がったきり元へ戻ることができないことが判明した現在、どこにでも見られるありふれたポエトリーリーディングではなくありふれていそうでその実ありふれていないポエトリーリーディングの試みは決してがなり立てることなくしなやかにレフトフィールドたりうることができるかもしれない。メインストリームに対するオルタナディヴ(対抗音楽)であるかどうかもわからない浮遊感のうちに。