どういういきさつなのかよく判りませんが、ふと思い立って、浅草まで出かけてきました。
取り立てて目的もなく、こんなルートで…。
自宅⇒徒歩⇒最寄り駅⇒埼京線⇒赤羽駅⇒上野東京ライン⇒上野駅⇒銀座線⇒浅草駅⇒徒歩⇒浅草 (浅草寺→浅草神社→六区ブロードウェイ→かっぱ橋道具街→昼食)⇒徒歩⇒田原町駅⇒銀座線⇒上野駅⇒徒歩⇒東京国立博物館⇒徒歩⇒上野駅⇒上野東京ライン⇒赤羽駅⇒埼京線⇒最寄り駅⇒徒歩⇒自宅
浅草に行くのは初めてではありませんでしたけど、以前出かけたときは、仲見世を通って、そして、浅草寺と浅草神社にお参りしただけで、よくよく考えると、その他は、ほとんど土地鑑が無い…
というわけで、街頭の案内図やスマホの地図アプリを使って、歩き回ってきた次第です。
久しぶりの銀座線・浅草駅は、日本最古の地下鉄駅とは思えないほど明るくかつキレイで、あれぇ イメージと違う って感じ…。
以前は、天井が低くて薄暗かったのにねぇ…
そして、地上に出ると、、、、
あれまぁ、青空
そして、けっこう観光客がいます
「コロナ禍で観光客が激減」というTVニュースで、散々、閑散とした雷門前の様子を見せられたこちからすれば、かなり人出が戻っている感じです。
でも、帰宅してからこのブログのバックナンバーをみると、私にとって10年ぶりの浅草(記事はこちら)で、10年前は、ハンパない人出でした
あのときに比べると、人出はかなり少なくて、仲見世もシャッターを閉めたままのお店がチラホラ…。
もっとも、外国人観光客しか買わないようなお土産品がメインのお店だと、今のように日本人だらけの状況では商売が厳しいのでしょうね…
ところで、浅草の象徴ともいえる雷門、正式には「風雷神門」という名前で、左で雷神、右で風神が浅草寺をお守りしているのですが、なぜか略されてしまう風神が不憫です
「雷門」と大書きされたちょうちんにも、境内側には「風雷神門」と書かれているのですけど、
やはり風神が不憫です…
それはそうと、ちょうちんがキレイ
それもそのはず、ちょうちんにも書かれているとおり、今年4月に新調されたばかり
こちらの朝日の記事によれば、
東京・浅草のシンボル、浅草寺の雷門に下がる大提灯(ちょうちん)が7年ぶりに新調され、(4月)17日に掛け替えられた。これまではほぼ10年ごとに作り直されてきたが、昨年の台風などで劣化が進み、東京五輪も控えていたことから時期を早めた。
だそうです。
このちょうちんは、松下電器産業(現・パナソニック)の創業者の松下幸之助さんが寄進されたもので、ちょうちんの下の金具にも記されています。
ということは、ちょうちんのメンテナンス費用は、松下家が持っているんでしょうね、K.I.T。
そうそう、このちょうちんの底部の彫刻が見事です
金龍山浅草寺というくらいですから、龍がつきものです
さて、10年前に比べれば、これでも「閑散」といってもよい仲見世を抜け、
宝蔵門(仁王門)をくぐり、門の境内側の大わらじを鑑賞
この大わらじは、山形県村山市の奉賛会によって奉納されている。延べ人員800人、一カ月をかけて制作されたものである。藁2600キログラムを要し、大変な労力が必要で、まさに信心の結晶といえる。昭和16年(1941)の奉納を最初に、宝蔵門再建後は、約10年に一度作られている。全長は4.5メートル。
わらじは、仁王さまのお力を表し、「この様な大きなわらじを履くものがこの寺を守っているのか」と驚いて魔がさっていくといわれている。また、健脚を祈ってこのわらじにふれていく人もいる。
で、現在のわらじは8代目で、2018年に寄進されたものだとか…。
そして、本堂にお参り
10年前は「平成本堂大営繕」の真っ最中で拝見できなかった本堂を
今回は観ることができました。
でも、本堂の内部では天井画の修復が行われていて、天井には養生幕が張られていました。
そしてそして、おみくじをひくと、
10年前も「吉」でしたっけ…
若逢候手印
好事始総々
もしこうしゅのいんにあわば
こうじはじめてそうそう
と、中の中から下がるのではなく、「」の御託宣で、よかよか。
というところで、#2につづきます。
つづき:2020/10/19 ふと思い立って浅草 #2