きのうの夕食は、わが郷土ではポピュラーな「だまこ鍋」にしました。
実家では秋~冬にちょくちょく食したものですが、自分で作ったのは初めてです。
先日つくった「きりたんぽ鍋」(記事はこちら)に比べて知名度ではかなり劣る「だまこ鍋」ですから、昨夜の手順を紹介することにしましょう。
まず、炊きあがったご飯(普通のご飯です)をボウルに入れます。
そして、これを半殺しにします。
ありていに言えば、ご飯をつぶすわけです。
本来ならば「擂り鉢&すりこぎ」を使うところですが、私は持っていませんので、ボウルと調味料の空き瓶(しっかり洗って
、ラップでくるみました)を使って、ご飯をつぶしました。
そして、半殺しになったご飯を、ピンポン球よりちょいと小さいくらいの「だんご」にします。
大きさが不揃いなのは、初めての「だまこもちづくり」だったことに鑑みてご容赦を
さて、「だまこもち」ができあがったところで取りだしたのは、「きりたんぽ鍋」をつくったときに取り分けておいた「スープ&具」です。
これを暖めて、
斜切りにした長ネギと、「だまこもち」を投入
ちょっと暖めたのち、セリを乗っけて鍋に蓋をします。
このセリがしんなりすると、「だまこ鍋」の完成
です
もうお気づきかと思いますが、「きりたんぽ鍋」からきりたんぽをだまこもちに入れ替えれば「だまこ鍋」になります。
私の実家では、私が「きりたんぽ派」、父が「だまこ鍋派」でしたっけ…
こうして完成した「だまこ鍋」を食べました。
う~ん、、、、、もうちょいとご飯をつぶすべきだった…
食べるうちに、だまこもちが表面近くから崩壊を始めてしまいました。
とりあえず、だまこもちの大部分は「だまこもち」として食することができましたが、最後の最後には結構な量のご飯粒がだまこもちの表面から剥がれ落ち、椀の底は、なかば「おじや」状態になっていました…
もっとも、「こんなに旨い『おじや』は、そうそうあるもんじゃない」というものでしたが、次に「だまこ鍋」をつくるときには、今回の(不)デキを轍ににするぞ と心に期しています。