先週辺りから、愛用の電動歯ブラシが使用途中で止まるようになりました。
止まっても、もう一度スイッチを押すと、また動き出して、それほど大きな支障はありませんでした。
これには思い当たるふしがありまして、おそらくバッテリーが寿命を迎えたのだろうと思っています。
なにせこの歯ブラシ(写真の右側の電動歯ブラシ)、Microsoft Moneyの記録によれば、購入してからきのうでちょうど10周年を迎えています
この10年間にバッテリーを交換したことはありませんから、これはバッテリーの寿命切れと判断して間違いないでしょう。
この日が来ることはだいぶ前に想定していまして、3年前に非常用 兼 旅行用として別の電動歯ブラシを購入していました(写真の左側の電動歯ブラシ)。
充電式の家電には、補修部品として普通に売られているバッテリーパックを買ってきて自分で交換できるもの(例:ガラケー、デジカメ、コードレスホンの子機)がある一方、メーカーの修理窓口に持ち込まなければならないもの(例:Apple製品)があります。
この電動歯ブラシは後者でして、バッテリーを交換するには修理窓口(家電販売店)に持っていき、数日預けなければなりません。
愛用のNational EW1000のバッテリーはニッケル水素電池なのですが、調べてみるとちょっと特殊な電池が使われているようです(こちらのブログをご参照)。
これだけでも不便なのに、料金も、部品代に加えて工賃を取られます
世の中の常識として、工賃は1時間当たり8,000円するでしょうから、電動歯ブラシの場合は4,000~5,000円程度はかかることでしょう。
う~む…
取り得る手段は、①家電販売店に持ち込んでバッテリー交換をお願いする(戻ってくるまでは非常用 兼 旅行用をつかう)、「電池の切れ目は縁の切れ目」と考えて②非常用 兼 旅行用を普段使いに昇格させる、③普段使いの電動歯ブラシを新規購入する、の3通り。
この中で②が最も安上がり(出費なし)ですが、問題は、非常用 兼 旅行用のPanasonic EW-SA40の使い勝手があまりよろしくないこと…
Panasonic ドルツスリム 音波振動ハブラシ 白 EW-DM41-W 価格:(税込) 発売日: |
それは、EW1000に慣れた私にはボディが細すぎて手にしっくりこないことと、使い終わってスイッチを切ろうとする時に、スイッチの位置が判りづらいこと。
使い慣れればどうってことはないかもしれませんが、気になります。
さて、どうしましょうか…。
お店でいろいろな電動歯ブラシに触ってみて、値段を確かめた上で対応を決めることにしましょう。
充電式電池ではなく、家電に内蔵された電池のことで頭に来たことがありました。
問題を引き起こしたのは、9年前に購入した炊飯ジャー
この炊飯ジャーには時計がついていて、炊きあがり時間を設定することができます。
この時計を動かす内蔵電池(充電できないタイプ)が数年前(もう3~4年になるかな?)に寿命を迎えてしまい、電源コードをつないでいる時にはタイマーとして機能するものの、コードを抜くとすべてがリセットされてしまう(コードをつなぐと時計はいつも6:00)ようになりました。
ところが、この炊飯ジャーの内蔵電池も、自分では交換できず、販売店に持ち込まなくてはならないのです
電動歯ブラシなら、旅行用の歯ブラシで代用することもできるでしょうが、炊飯ジャーが家を数日空けることになれば、その間、自宅でご飯を炊いて食べることができなくなります
そこで、なんとか自分で電池交換できないものかと、炊飯ジャーを分解してみました。
そして、それらしきコイン型電池の存在を確認することはできたものの、その電池を取り外すことはできず、泣く泣く炊飯ジャーを組み立て直したしだいです…
そして、たかが電池一個を交換するために、炊飯ジャーを家電販売店に預けなければならないような商品を開発・発売したメーカー(象印)の設計者と商品企画担当者に怒りがフツフツとわいてきました。
世の中の設計者と商品企画担当者の皆様、こんなコトのないような商品を、よろしくお願い申し上げます
【追記】昨日、EW1000を近所の家電量販店に持っていき、電池交換の見積をお願いしました。修理代金(単なる電池交換が「修理」扱い)が5000円以下ならそのまま「修理」してもらうことにしました。
で、「お預かり期間は、2週間くらいみてください」ですと。
やはり時間がかかるんですなぁ~ (2011/10/01 08:44)
つづき:11/10/16 「たかが電池切れ、されど電池切れ」のその後