買い物に大宮まで行ったついでに、北浦和の埼玉県立近代美術館(MOMAS)に行ってきました。今、MOMASで開催されている企画展は、「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方」。
MOMASのある北浦和公園の入口には、こんな看板が…。私のようなおっさんが一人で行くには、場違いな雰囲気が漂っていて、私にはミッフィーよりも、ちょうど公園内で準備していた「埼玉県中央メーデー」の方が似合っている気がしました。
ちなみに、メーデーとはいいながら、最近は5月1日にやらなくなったんじゃなかったっけ?と思って調べてみると、全労連系の「中央メーデー」でした。どうりでちんまりしてると思った…。
それでも、せっかく無料で観られる(私、「fam.s」というMOMASの会員なもので…。)のですから、ここで引き返すのもつまらないので、ずんずんMOMASに向かって歩いて行きました。すると、なんとなんと、MOMASの窓ガラスにもミッフィーの顔が並んでいる
写真ではガラスに風景が写り込んで(これが黒川紀章設計になるこの建物の売りの一つ)よく判りませんが、これじゃ、まるで幼稚園です(かなり凝った建物ですけど…)。館内でも、企画展示室に向かう階段にもミッフィーの顔のシルエットがずらり
いったい、どうなることやら…。
で、見終えての感想は、と申しますと、「う~ん、楽しかった」。
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うさこちゃん びじゅつかんへいく (ブルーナの絵本) 価格:¥ 630(税込) 発売日:2008-06-05 |
この企画展は、①見てみよう。②考えてみよう。③作ってみよう。の3部構成になっていまして、「①見てみよう」は、「うさこちゃん びじゅつかんへいく」で、ミッフィーが美術館で体験したことを、MOMASのコレクションで実際に体験してみようというもの。
これが面白かった。モダン・アートに馴染みのない大人、ハナから「わからない」とさじを投げている大人には、格好の「モダン・アート入門編」になると思います。


タイトルは「サカリのついた猫」。鉄棒とボルトと鉄板でできたこの作品から「んぎゅぁ~

話をブルーナさんに戻して、②考えてみよう。で展示されていたブルーナさんが装丁した本(日本で言えば文庫本かハヤカワポケットミステリー)の数々が、これまた面白かった。様々なスタイルを試行錯誤している作品群とか、ブルーナが生み出したキャラクター(ブラック・ベア、トレンチコートの男、ベレー帽の男、○と-だけで描かれた天使)やパイプ、ピストルといった小物が色々なバリエーションを見せてくれる作品群は、ホント、面白かった。
いやぁ、目から鱗、とはこんなことを指すのかもしれません。
この「美術館に行こう! ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方」展くらい事前の予想を遙かに上回って楽しめる展覧会って、そうそうあるものじゃありません。
お奨めです。小さなお子さん連れでも、カップルでも、オヤジ一人でも、十分に楽しめると思いますよ。下は、この企画展のチラシ(部分)です。
そしてこちらは、私が日頃使っているペン立て。
数年前、口座を開いた時に、あさひ銀行(当時)からいただきました。預金通帳も(キャッシュカードもだったかな?)ミッフィー柄のを選べたのですが、さすがに、普通の地味なのにしましたです、はい。
先日、某ホールの音響&照明調整室でちょっとした仕事をしました。仕事といっても、カセットデッキにテープを放り込んで、録音ボタン●とスタートボタン?を押し、会合終了後に停止ボタン■を押してテープを止め、早送り??して、テープを回収しただけのことです。
それはさておき、音響&照明調整室のラックには、PA専用機器に混じって、カセットデッキとかMDデッキといった民生用のAV機器も収められていました。そんな中に、見覚えのある装置を発見!私も使っているレーザーディスク(LD)とDVDのコンパチ機、PioneerのDVL-919です。下の写真は自宅のDVL-919。
実はこのDVL-919、今年初めで生産が終了してしまいました。いや「DVL-919」に限らず、LD再生機の生産が終わってしまったのですよ。
Pioneerのリリース(今年1月14日付け)によれば、
パイオニア株式会社は、これまでレーザーディスクプレーヤーの生産・販売を継続してまいりましたが、今後、約3,000台(DVL-919、CLD-R5、DVK-900、DVL-K88の4機種合計)の生産をもって、レーザーディスクプレーヤーの生産を終了することを決定いたしました。
1981年10月に発売して以来、日本国内で累計約360万台が販売され、多くのお客様にご愛用いただいてまいりました。しかしながらDVDやBD(ブルーレイディスク)などの新たなメディアが市場に定着する中、生産に必要な専用部品の調達が困難となってきたため、やむなく生産を終了することとなりました。<以下略>
ですと。
最終ロットの「約3,000台」は、あっさりと予約注文で完売だったらしいです。古いクルマを持っている人が「部品どり」するためにもう一台同じ車種を持ったりするみたいに、DVDでの再発売が到底望めないような「貴重」なLDソフトを持っている人たちが注文したのでしょうか。でも、きっと、オークション出品をもくろむ下衆(失礼!)方々も混じっているんだろうな。
今年初めにこのニュースを聞いた時、私には二つの感慨がわき起こりました。一つは、まだDVL-919を作っていたんだという驚きです。なにせ、私がDVL-919を買ったのは9年前の2000年3月(約8万円でした)ですし、発売されたのは98年10月ですよ。代替わりがめまぐるしいAV機器としては超々長寿命の製品だったんですね。
もう一つの感慨は、リリースの後半に書かれているように、Pioneerが「補修用性能部品」を少なくとも今後8年間は保有しつづけてくれることです。もっとも、経済産業省のご指導で「ステレオ」商品は8年間の保有が半ば義務づけられているわけですが…。でも、妙な海外メーカーの極安品なんか買ったら、まともなアフターサービスが受けられない可能性がありますからね。
いずれにしても、LD再生機がこの世を去ることになりました
。約20年間という寿命は決して長くはなかったし、一般家庭への普及も大したことはありませんでしたが、「お疲れさまでした」「ありがとう」です。
さて、私が持っているLDソフトは約20本(右の写真です)。既にDVD版のものを買ったり、DVD-Rにコピーしたりしていて、ここ4~5年くらいは、ほとんどLDを観る機会はありませんでしたし、「PC席」近くに置くべくDVDプレーヤーを買い増しした2年前からは、DVL-919の電源を入れることすらほとんどなくなりました。
たまに使わないと、ゴム部品が変形したりして劣化が進むでしょうから、機会をみてDVL-919でDVDやCDを見聴きしたいと思っています。
ということで、一言。
さよならレーザーディスク
いよいよゴールデン・ウイーク開幕ぅ~
私の勤務先は、明日が「創立記念日」で、明後日が「有給休暇一斉取得日」ということで、私にとっては8連休が始まりました
そんなおり、MISIA関連の情報がドバドバと公開されました。
週刊誌は、年末年始とかお盆とかGWといった連休が迫ると、「合併特大号」と称して、通常よりちょっと厚めのものをちょっと高めのお値段で発売して、翌週はお休みってなことがよくあります。編集部の方々が連休をとるためなんでしょうね。
リズメディア(MISIAの事務所)にも、そんな思惑があってのことかと邪推しております。
まず、27日に発表された 「星空のライヴⅤ Just Ballade」のツアーロゴ。
ツアータイトルの周りを「星座絵」が囲んでいるデザインです。おっ、今回もOCNのサポート付きだ
DISCOTHEQUE ASIAツアー終了時点で、MISIA空白府県(MISIAがライヴを開催したことのない府県)がどれだけあるのか調べてみますと、以下のとおり。
秋田、山形、栃木、群馬、福井、長野、岐阜、滋賀、京都、奈良、和歌山、鳥取、島根、山口、香川、徳島、愛媛、高知、佐賀、大分、熊本、宮崎と、22府県もあります。これに、ディズニーシーのイベントとゲネプロのみの千葉を含めるかどうか微妙…。
このうち、どれだけの府県が埋まるんでしょうねぇ。特に、未踏の地、四国がどうなるか興味津々です。。。。(と書いておく)
そして、昨夜、DICOTHEQUE ASIAツアーのDVDのジャケ写が発表されました。
Blu-ray & DVD通常版バージョン(左)と
DVDの初回限定版バージョン(右)の2種類あるようです。
写真が小さくてよく判りませんけれど、なんとも賑やかなジャケ写です(特に)。なんとなくディズニーっぽくありませんか?
THE TOUR OF MISIAのDVDのジャケ写は、賑やか系とシンプル系が交互に来るようで、今回はEIGHth WORLDツアーDVDが極めて地味だった(っつうか、アルバムとほとんど同じ)ことから(?)賑やか系。私はシンプル系の方が好きなんだけどな…。
実は、CLUB MSAサポーターだけにと
も公開されたんですが、こちらを書くわけにはいきませんので、うっひょう~
だったことだけをお伝えしておきましょう。
きのう、
私が初めてベン・シャーンの絵を見たのは小学生の時でした。図工の教科書に載っていた「When the Saints...」だったと記憶しています。
と書きました。その作品はこちら。
ね。小学生の眼から見れば「ヘタくそ」と思っても仕方ないでしょ?
それはともかくとして、この絵のタイトル「When the Saints...」は、もちろん、「聖者の行進(聖者が町にやってくる)~When the Saints Go Marching In~」から採られています。クラリネットが加わったバンドってのが、この曲の故郷、ニューオーリンズっぽいです。
で、「聖者の行進(聖者が町にやってくる)」と言えば思い出すのが、サッチモことルイ・アームストロング、そして、映画「真夏の夜のジャズ」です。
この「真夏の夜のジャズ」は、1958年のニューポート・ジャズフェスティバルを記録したドキュメンタリー映画、ということになっています。確かに、「ライブ映像」もさることながら、監督(写真家のバート・スターン)の演出がそこかしこに散りばめられた作品です。
どんな演奏が聴けるんだろうか、という聴衆の胸の高まりが感じられるオープニングから、からっとした空気や強い陽射し、目一杯リラックスして楽しむ人たち、そして日が暮れてますます盛り上がるフェスティバル、圧巻のスピリチュアル、そしてそして、翌日の朝、余韻を楽しみながら会場から去っていく人…。
いいです…。ホント、いいです…。
「ホント、いいです…」この映画の中で、これこそは!という私のお薦めは、女性シンガー2人、アニタ・オデイとマヘリア・ジャクソンです。
見かけはまるっきし違うお二人ですが、どちらもそれぞれ激しく素敵です。
この辺りは実際にこの映画を観ていただくしかないのですが、、、、、ここでやっかいな問題が一つ…。
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真夏の夜のジャズ 価格:¥ 4,935(税込) 発売日:1999-04-23 |

「出品」されている中古品は「12,200円より」とな。
私は4,700円(税込)で買った

なんとか再発売してもらえないものでしょうかねぇ。多くの人にこの作品を観て欲しいもの。
1958年のニューポート・ジャズフェスティバルのマヘリア・ジャクソンについては、項を改めます。別の角度から語りたいもので…。
つづきのようなもの:09/10/28 これは「稀覯盤」の次元か?
何の脈絡もありませんが、今日は画家ベン・シャーンの話です。
私が初めてベン・シャーンの絵を見たのは小学生の時でした。図工の教科書に載っていた「When the Saints...」だったと記憶しています。小学校の図工の教科書に載っていた絵の中で記憶に残っているのは、「When the Saints...」と、ブリューゲルの「雪中の狩人」だけですので、当時の私にとって、よほど印象が強烈だったんですね。ただ、「When the Saints...」を見た感想は、「何でこんなヘタくそな絵が教科書に載ってんだ?」というものでしたが…。
その後、成長の過程(?)で、ベン・シャーンの絵を何度か見て、「ヘタくそ」の印象は薄れていきましたが、ベン・シャーンに対するイメージを徹底的に変えたのが、上野で開催された「MOMA展」で見たこの作品でした。
「Silent Music」です。線だけで描かれたパイプ椅子と譜面台。
しばらくこの絵の前に立ち止まり、目に見える「静寂」と聞こえない「音」を楽しみましたです。
以降、ベン・シャーンの画集を買ったり、展覧会に出品されていればじっくりと鑑賞したりと、どんどんベン・シャーンが好きになっていきました。
そんなもんで、3年前の早春に、私のホーム美術館とも言える(会員になってます)埼玉県立近代美術館で「ベン・シャーン展」が開催された時は狂喜乱舞
の一歩手前でした。展覧会の中味も良かったぁ~。
ごくごく初期の油彩の風景画から始まって、社会的かつ政治的な作品群、ビキニ環礁での水爆実験で日本の漁船被爆した「第五福竜丸事件」をモチーフにした「Lucky Dragon」シリーズ、などなど、ホント、見応えのある展覧会でした。
右の写真は、この展覧会のチラシ(A3を二つ折りにしたもの)を広げて、パネルに入れたもので、我が家の廊下に掛けています。
さて、ベン・シャーンが描く絵の大きな特徴は、東洋の筆を使って書いたかのような独特の「線」(イラストレーターの山藤章二さんは、ベン・シャーンが大好きで、かなり影響を受けた、という話を聞いたことがあります。確かに二人の線のタッチは似ています)に加えて、人物像のプロポーションに比べて「手」と「足」が極端に大きいことだと思っています。
例えばこの絵。第五福竜丸事件の被害者・久保山愛吉さんが子どもを抱いている絵(習作)です。 この絵に限らず、ベン・シャーンが描く大きな手は、掴んだ(掴みかけた)幸せを決して手放さないという強い意志を示しているようです。また、大きな足(こちらの例は省略)は、大地を踏みしめて生きていく意志を示しているように見えます。
サッコ&バンゼッティ事件を描いた有名なシリーズも含め、幸せを求める意志と、どんな不幸や差別があったとしても生き続ける意志が、ベン・シャーンの一貫したテーマだったのだと、私は感じています。
あ、そうだ。
今回紹介したベン・シャーンの作品は、どれも「線画」ですが、彼はdrawingだけでなく、paintingも描いていますので、誤解なきよう

今のところ、MISIAの新曲「銀河」はこれでしか聴けないんですよね。



1月30日に書きましたように、イヤホン用ケースとして目薬サンテFX NEOの「おまけケース」(右の写真)を愛用していました("過去形"です
)。
先日、このお気に入りケースがどこかに行ってしまいました。外出先からの帰り、カバンに入れていたケースからイヤホンを取り出して使い、自宅でイヤホンをケースにしまおうとすると、、、ケースが無い
カバンの中を探しても、着ていたものポケットの中を探しても、無い ケースに入れていたイヤーチップのスペア共々、無い
そこで、しばらくは、伊右衛門(ペットボトル入りの緑茶
です)を買った時におまけ(これまた「おまけ」…
)でついてきた巾着に、iPodの本体と同居させていました。
でも、やはりイヤホンを若干むりやり入れなければならない感じがあって、イヤホンが断線(イヤホンの不治の病)しないか、心配なんですよね。
ちょうどよいケースがないものかと、うつらうつらと考えていました。
そんなおり、ふと思いつきました。がま口
はどうだろうか、と。
がま口なら、その名のとおり、口ががばっと開くので、イヤホンの出し入れはしやすいだろうし、布製のがま口が見つかれば、布がほどよいクッションになるでしょうしね。
ただ、問題は、手頃な大きさで手頃な価格の(そして、気に入るデザインの)がま口が見つかるか、です。
そして、見つけましたぁ~ ちょうどよい大きさで、なかなかの柄で、布製で、そしてお値段は1,050円(税込)
それが右の写真の品物です。がま口の右に並べたイヤホンの付属品のケースより、ずっとデザインも使い勝手もよござんす。
1週間使ってみると、サンテFX NEOの「おまけケース」よりも、こっちがいい
あ、そうだ。がま口には、どうしたことか鈴がつきもので、このがま口にも「標準装着」されていました。でも、始終チャリチャリ鳴っているのは耳障り
なので、外してしまいました
。
もうひとつ、がま口の利点があります。それは、容量に余裕があること。イヤーチップのスペアだけでなく、飛行機用のアダプタ(左の写真の真ん中に写ってます)も入ります。
飛行機のヘッドホンって、音質がひどいんですよねぇ…。
今後、ますます重宝しそうです。
あ、飛行機用のアダプタは、前に使っていたイヤホンの付属品です。
今度こそなくさないようにしないと…。
4月14日にも書きましたように、6月10日(水)、MISIAのニュー・シングルCDとDICOTHEQUE ASIAツアーのDVD & Blu-rayがドバドバとまとめて発売されます。
このうち、シングルCDの中味が明らかになりました。
詳しくは、Sony MusicのサイトかMISIAのオフィシャルサイトをご覧いただくとして、タイトルは「銀河/いつまでも」。
そして収録曲は、銀河(コーセー「雪肌精シュープレム」海外版CMソング)、
いつまでも(コーセー「雪肌精」CMソング)、
少しずつ 大切に(「感動!北の大自然スペシャル 森のラブレター 倉本聰が贈る、果てしない命の物語」オリジナルテーマソング)の3曲。
Sony Musicのサイトによれば、
MISIA 2009年第1弾シングルは、台湾にて6月よりオンエアされるコーセー「雪肌精シュープレム」海外版CMソングの"銀河"とコーセー「雪肌精」CMソングとして日本国内で大量オンエアされる"いつまでも"をタイトルにしたダブルAサイドシングル!!
だそうです。「ダブルAサイドシングル」なんて表現、今も使うんですね。アナログ・レコードの頃(レーザーディスクとか一部のDVDソフトもそうだ)は、A面とB面がしっかりと分かれていたものだけれど、CDだと片面だけだからねぇ。それにしても、ダブルだ、シングルだと、ややこしいなぁ。
さて、既に、amazonでは予約を受け付けています。ジャケ写もないし、「タイトル未定」ですけどね。
まず、シングルCD(タイトルは前記の通り「銀河/いつまでも」)がこれ。
タイトル未定 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2009-06-10 |
そして、DVDがこれ。値段の高い方は、「豪華ジャケットに加え、このアジアロングツアーの豪華
フォトブックも付属」の初回盤です。情報源はこちら。
タイトル未定 [DVD] 価格:¥ 6,825(税込) 発売日:2009-06-10 |
タイトル未定 [DVD] 価格:¥ 4,935(税込) 発売日:2009-06-10 |
そして、Blu-rayディスクがこちら。
タイトル未定 [Blu-ray] 価格:¥ 5,565(税込) 発売日:2009-06-10 |
新譜情報が出てくるたびに悩むのが、「通販で買うべきか、CDショップで買うべきか」という選択。
DVDの場合、amazonで買う方が圧倒的に安いのですが、自宅に届くのは早くても発売日当日、ヘタすれば2日後になってしまうという難点があります。いつぞやは、配達が遅くてやきもきしましたっけねぇ。
そこで、今回は、DVDとBlu-rayディスクはamazonに注文して、CDは仕事帰りにCDショップでフラゲすることにしました。6月9日の夜はCDだけでがまんして、翌10日の夜はBlu-rayを堪能
するという算段です。
あ~、楽しみ
後編は、去年のゴールデン・ウイークに敢行(?)した山陰&倉敷ツアーの「2日目」の途中から話が始まります。
和鋼博物館は産業史好きの私のツボ
にはまりました。ただ、ミュージアム・ショップで売られていたグッズは実用的な包丁などの刃物
が中心で、ちょっと…
。
足立美術館の庭園は、噂にたがわない素晴らしさでした。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで「三つ星***」に選ばれたのも当然
。2,200円の入場料も、あの手入れの良さ(コストが相当かかっているはず)を考えれば納得
です。
また、横山大観コレクションを始めとする収蔵美術品もレベルが高い お金持ち
のお金の使い方の良いお手本だと思いました。その後の維持管理が大変でしょうけど…。
水木しげるロードも楽しかった。
好天にも恵まれて、賑わっていたし、幅広い年齢層の人たちがみんな楽しそうで…。写真は「サラリーマン山田」の銅像デス。
ただ、水木しげる記念館の中には、怖がって泣き叫ぶ子どもの声が響き渡っていました。
足立美術館からの帰りの送迎バスと米子方面行きの電車
との乗り継ぎ時間がたった3分しかなくて、ドキドキ
でした。間に合ってよかったぁ~。
【3日目】
米子駅⇒JR特急やくも⇒倉敷駅
倉敷駅⇔徒歩⇔美観地区
大原美術館
有隣荘
倉敷アイビースクエア(児島虎次郎記念館、クラボウ記念館、アイビー学院)
倉敷駅⇒バス⇒岡山空港
岡山空港⇒飛行機⇒羽田空港
米子から倉敷に向かう特急やくもでは、車内アナウンスで「まもなく中国山地の分水嶺です。ここから川の流れが逆になります」なんて観光案内がありました。前日、出雲大社まで行くのに乗った一畑電車でも女性車掌による沿線観光案内がありましたっけねぇ。仕事でしょっちゅう電車にのる方々には鬱陶しいかもしれませんけれど、観光客には楽しい
サービスです。
倉敷では、約6時間に渡って美観地区を歩き回りました。かなり疲れましたけれど、リフレッシュできました。
やはり、大原美術館は、建物群&庭園、そしてコレクション、そのどれもが見事でした。
ラッキーなことに、大原美術館のはす向かいにある大原家旧別邸の有隣荘(上の写真で左手前に写っているお屋敷。)で企画展が開催されていて、有隣荘の内部をじっくりと見られたのはうれしかったなぁ(何せ建物好きなもので
)。太田三郎さんの作品もとても楽しかったし…。
大原美術館の建物やコレクション、クラボウ記念館の展示を見て、そしてネットでいろいろ調べてみると、倉敷の街にとって(日本国にとっても)、クラボウと大原家の存在がなんとも大きかったことをしみじみと感じます。産業や芸術の面だけでなく、教育・医療などなど社会全般にわたって、それは言えるようです。
足立美術館の創設者・足立全康さん(以前、私は足立美術館が東京の足立区にあるのだと思っていました)と同様、大原さんは良いお金の使い方をしたものだと、感謝
です。
「3日目(4月30日)」は、ゴールデン・ウィーク狭間の平日だったものですから、岡山空港の待合室はスーツ姿のビジネスマンがほとんどでした。引け目を感じる必要はないのでしょうが、ちょっと居心地が悪かった
です。
また、帰りの便は、「JALスペシャルを聴けない機材」でした。
さて、今年のゴールデン・ウイークは、広島⇒(尾道)⇒岡山⇒香川⇒高知を巡る「逆さL字」ツアーを計画中です。う~む、楽しみ