「2018年最初の関西旅行 #2-7」のつづきは、ようやく大阪城天守閣に入ります。
私が大阪城天守閣に入場するのは、2010年7月(記事はこちら)以来ですから、8年ぶり。
8年前も外国人観光客がワンサカいた記憶がありますが、今回は8年前よりずっとずっと大勢
の観光客(それも半分くらいが外国人観光客?)が大阪城天守閣に集まっていました。
まずは券売所から長蛇の列
ですもの
私は、「#2-4」に書きましたように、大阪歴史博物館と大阪城天守閣との共通入場券を持っていましたから、この券売所の列をショートカット
して大阪城天守閣へと向かいました。
行列嫌いの私(こんな記事もあった…)としては、しかも、大阪城天守閣が初めてではない私としてはかなり萎えた
のですが、この行列はエレベーターにつながるものなのだそうで、階段を昇ることを厭わない
私(階段>行列です)は、エレベーターにつながる行列を尻目にスタスタと大阪城天守閣に入場し、階段を昇り始めました
ところで、この大阪城天守閣、一般的には「観光施設」のイメージかもしれませんが、実は貴重な史料を収集・研究・保管・展示する「博物館」です。
例えば、
重要文化財
の「大坂夏の陣屏風」とか、かの富士山の陣羽織を初めとする陣羽織コレクションとか、大阪城天守閣の収蔵品はなかなかなものです。
それなのに、大阪城天守閣内部の展示を観ると、やはり「観光施設」の様相が濃い
別に観光施設は低級で、博物館は高級だといっているわけではなくて、ここでしか現物を観られない
という展示が少ない感じなんですよ、大阪城天守閣は
(日本画とか、甲冑を含む衣類とかは常設展示が苦手なんですよね…
)
加えて、観客を含む全体の雰囲気が、展示をじっくり鑑賞or観察するのに適しているとは思えないんですな
とにかく騒々しい…
でも、大阪城天守閣の場合、仕方ないと思いますよ、「観光施設」的な性格付けは…。
なんてったって「大阪城天守閣」なんですから…。
そんなわけで、私も、展示は「そぞろ見」程度で、ひたすら上層へ階段を昇り、最上階から景色を眺め
ました。
やはり高いですなぁ~
そして、「もうすぐ行くからね」の大阪城ホール
そして最後は、大阪城天守の装飾
黒漆に金が映えますなぁ~
こうして大阪城天守閣からの眺めを楽しんだ私は、階段を使って地上に降り立ちました。
こうしてふり返ると、特別な展示がない限り、大阪城天守閣の最大の「売り」は、やはり最上層からの眺めなのかもしれませんな。
でも、いつかは大阪城天守閣が誇る「陣羽織コレクション」や「大坂夏の陣屏風」を生で拝見
したいものです。
ということで、散々引っ張ったわりには至極あっさりと、大阪城天守閣の見聞録はおしまいです。
でも、大阪城見聞録はまだまだつづきますよ
つづき:2018/06/01 2018年最初の関西旅行 #2-9