「避難したつもりではなかった京都旅行記(その2)」のつづきです。
西本願寺の台所門を出た私、心引かれる建物を後回しにして、まずは西本願寺の参観を続けました。
どう見ても大名屋敷の正門にしか見えない大玄関門と、
さきほどとは反対側から唐門を見物しました。
もう少し近づいて、アップしてみましょう。
いやはや、ここまで凝らなくても…。
まさしく、東の陽明門(日光東照宮)、西の唐門でありますよ。
あんまり私の趣味にはあいませんけれど…
さて、先ほどから気になってしょうがない建物は、龍谷大学のものでした(全然予習してない…)。
正門も(正面に見える)本館も、
両翼の北黌・南黌も、そして、
旧守衛所も、全部、重要文化財だとか
そういえば、北大植物園の門衛所(こちらも重文)もなかなかでしたっけ…(と5年近く前の写真を眺めてみる。軒先のランプがcute
)。
話を龍谷大学にもどしますと、龍谷大学は江戸時代初期の1639年につくられた西本願寺の学寮が始まりで、これまた長ぁ~い歴史を持っています。
そして、今も残る正門・本館・北黌・南黌・旧守衛所は、1879年に大教校として建てられたもので、本館は講堂、北黌・南黌は寄宿舎だったそうな。
建てられてから130年も経っているというにしては、まるでテーマパークのようなきれいさ
仏教を学ぶ場が、こんな西洋風というのは、インド様式の石造りでパイプオルガンまで備えている築地本願寺(正式名称は「浄土真宗本願寺派本願寺築地別院」で、設計は伊東忠太さん)以上の違和感です
でも、いいなぁ~、この校舎…
七条通を挟んでちらりと見える校舎のたたずまいも、かなりよろし
七条通にある喫茶店でかなり遅い昼食を摂りました。
食べたのは「焼きそばセット」。
東日本の人間である私としては、「焼きそばセット」と聞くと、「焼きそばと食後の飲み物のセット」というイメージなのですが、出てきたのは、「ソース焼きそばとご飯と味噌汁のセット」でした。
噂に聞く「粉モン+ご飯」です。
見た目には違和感がありましたが、食べてみると、なかなかイケル組み合わせでありました
さて、うまい具合に、ヤマト運輸のお兄さんが言っていた「大宮七条」の交差点(「その2」をご参照方)までやって来ました。
ここまでのルートを地図で見てみましょう。青い線がヤマト運輸のお兄さんから教えていただいたルートで、赤い線が実際に私が歩いたルートです。
そして、大宮七条の交差点を南へ左折し、ちょいと歩くと、ありましたぁ~、ヤマト運輸さんのステーション
さっそく花林糖の発送をお願いすると、
届くまで、通常の「2~3日」に加えて1週間ほど余裕をみていただいてよろしいですか?
ですと。
こちらとしては、まったく依存ありませんので、直ちに伝票を書き、代金
をお支払いしました。
いやぁ~、よかった、よかった
気持ち晴れ晴れ&手元すっきり
で、次の行動に移った私でございます。
で、後日談。
この2日後に自宅に帰り着くと、実家から留守電
が入っていまして、花林糖が届いた由。
なぁ~んだ、普通に配達されているではありませんか
ということで、「次の行動」はまた後日。
つづき:2011/04/02 避難したつもりではなかった京都旅行記(その4)