曲名は書かないつもりですけど、
微妙にネタバレがあります
ので、ご注意くだされ。
昨夜、帰宅するなり、宅配BOXに入っていた新品PC(5月25日の「そろそろモバイルPCも替え時か?」で「とりあえず、秋まではこのR3を使ってみます」と書きましたが、ついに買い換えました)を開梱するより先に、ドタバタと一言だけ感想を書きました。
最高に心地良いライヴでした
ご存じの方も多いと思いますが、会場の河口湖ステラシアターには可動式の屋根が装備されていて、私が会場に着いた時には、屋根は閉じられていました。
ときおり雨がパラパラ落ちてきたり、ときおり青空が広がったりと、不安定な天気でした。
そして、基本的に雲が低く、残念ながら富士山
のお姿は…。
前週土曜日にステラシアターで撮った写真とほぼ同じ構図で写真を撮ってみますと、
と、ちょいと寂しいですね。
でも、河口湖ステラシアターでのライヴは、まさしく「野外ライヴ」でした。
私が会場に着いた15:30頃、ステラシアターの周りでは、食べ物の屋台やコンサート・グッズの売場が営業中で、早々に到着した人たちが、まったりした時を過ごしていましたが、リハーサルの音がMISIAの歌声もろとも、ボンボコ響いてくるのですよ。そんなリハの音を聴いて、「ほぉ、やっぱり“この曲”を歌うんだ。やはりなぁ~」と思ったり…。
そして、客席につくと、外気や外光や外の音なんぞがすやすやと入ってきて、屋根が閉じた状態では「野外」とは言い切れないまでも、「半野外」です。

そんな会場で行われたMISIAのライヴ、ホントに心地良いライヴでした。
まず、MISIAの歌声が会場の構造ととりわけマッチするのか、とにかくいい
これまで私が行ったどの会場よりも、声の柔らかさ、厚み、響き、伸び、そのすべてが引き出されていたように感じられました。
もちろん、MISIAの調子も、フィジカル&メンタルの両面で良好だったのでしょう。
MISIAは、ライヴでよく「楽しぃ~
」という表現を使いますが、この夜のMISIAは、時々爽やかな涼しい風が場内を吹き抜けたり、セミの鳴き声が聞こえたりというシチュエーションの中、ホントに気持ちよさそうでした。そんなリラックスしたMISIAの歌声が、アルファ波やマイナスイオンを身にまとって、場内を満たしていました。

ライヴの中ほどのことでした。MISIAがMCを繰り広げている(?)中、小さな機械音が聞こえます。何の音だろうかと思っていると、周りの人が何人かが上を見上げたり、上を指さしたりしています。そう、屋根が開き始めたのです。近くで見れば相応のスピードなのでしょうが、客席からは動いているとは気づかないほどゆっくりと、屋根が開き始めました。
そして、私が座っていた「ステージに向かって左側上方」の人たちだけに、月が見えました。それも、絵に描いたような三日月
、正真正銘の三日月です(皆既日食だった7月22日が新月ですから、昨夜の月齢はジャスト3)。月の角度からして、会場のごく一部の客席からしか見られなかったわけで、「ステージに向かって左側上方」の人たちの多くが、「あの月
をMISIAに見せてあげたい
」と思っていたんじゃないでしょうか。
肝心の星空
は、私の席(真上には動かせない屋根があった)から見える空の面積が小さくて、また、ステージの照明との兼ね合いで、あまりよく見えませんでした。星よりも、飛んでいる飛行機のランプの方がよく見えたくらい…。屋根の土台と壁とのすき間から見えた一群の星はさそり座
だったのかな?

「人間の声にもっと近い音色を出す楽器はSaxだ」という話を聞いたことがあります。
あきおちゃん(私の席からは、首から上しか見えませんでした
)とMISIAの掛け合いを聴いていると、この話は真実なのだろうなと思います。
この夜でも、今回のツアーのハイライトだ
白眉だ
圧巻だ
と私が思い込んでいる「あの曲」でのあきおちゃんのソプラノSaxとMISIAのやりとりは、二人の女性シンガー
が熱いバトル
を繰り広げているかのようです。
個人的には、やはり「打ち込み」よりも「生バンド」の方が好きです。
ノリノリ&ハデハデのTHE TOUR OF MISIAと、生バンドによる手づくり感満杯の星空のライヴと、それぞれの魅力を持ったMISIAのライヴの強力ラインナップ、今後も続けてほしいものです。
もう一つ、昨夜のライヴでのサプライズ
を。
それは、MISIAのライヴで何度も(何十回も?)聴いた「あの曲」です。
アレンジがこれまでとまったく違っていました。イントロが始まってしばらくは、「あの曲」だとは分からなかったほどです。
これはこれで、聴き応えがありました。っつうか、聴き応えを感じる点では、昨夜のアレンジが最高かもしれません。

開演前、MISIAのライヴには欠かせない某氏との会話の中で、彼が別の公演のチケ
で入場してしまい、あわてて半券を回収(?)したことがある、なんて話を聞きました。
「そりゃ焦るだろうな」なんて思っていたところ、まさしく同じ状況に陥った方々を目の当たりにしてしまいました。
会話は聞こえませんでしたが、見た感じ、こんなやりとりがあった模様です。
あとからやってきた家族連れの方が、既に席についていた家族連れの方に、「そこの席、私たちの席だと思うのですが」。
「え? 私たちもこの席で正しいと思いますよ。ほら…」と、先に座っているおとうさんが、持っているチケを見せると、そこにはこんな日付が記されていました。
7月26日(日)
←これは見えました
あの親子連れの方、どうなったんだろうな?
おそらく、2days参加で、持ってくるチケを間違えたんだろうから、どこかの席に座ってライヴを楽しめたに違いない、とは思いますが…。
会場に出かける際には、必ず、公演名・開催日・開演時刻をチェックしましょうね

下は、昨日配られたOCNバックの中に「ホシゾラBOOK」と一緒に入っていたチラシです。
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