新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

大晦日だけど、いつも赤信号な交差点 2018年4Q

2018-12-31 07:14:38 | タウンウオッチング

いつものシリーズ最新版「いつも赤信号な交差点 2018年4Q」です。

まず、正真正銘「いつも赤信号な交差点ランキング」からいきます。
2018年4Q(10~12月)のランキングはこんな具合。

前期3Q(2018年7~9月)(記事はこちら)に、よもやの23位に沈んだ環八神明通り定位置を超えて2位リバウンド、いや、ジャンプアップ

先月何事だったんだろね…

それはともかく、環八神明通り本領が発揮されているのは、こちらのランキング。

これは「渋滞ランキング」で、環八神明通り安定圧倒的首位

走って行くと、71%もの確率で渋滞にぶち当たり、珍しく渋滞がない場合(29%)でも、80%の確率で信号 ってのは、何じゃ ってヤツです。

それでは、渋滞または信号で「停められた交差点ランキング」はといいますと(ここまでのデータで計算できますが)

「渋滞なし」土支田首位死守しました

そして、「十中八九は渋滞か赤信号」の交差点の数は5か所と、去年の4Q(こちら)と同じなんですが、去年はなかった90%超え3かもあります。

ところが、R246環八笹目通りの各区間の走破時間をみると不思議な結果が出ています。

参考までに去年の実績も載せましょ。

R246笹目通りは、年間を通じて去年よりも時間がかかったのですが、環八神明通りのある環八区間は、逆に去年よりも「流れていた」という結果がでています。
これはどういうことなんでしょうか?

出勤日数は去年と大きな違いはないはずなのに、今年は軒並み標本数が減っているということは、渋滞を回避して高速道を含む別ルートをとることが多くて、その効果がでているということかもしれません。
でも、しっかりと検証したわけではありませんので(「しっかりと検証」する気もありません)真相は不明です。

最後に、代わり映えしませんが、オールタイム(n=1,144)「いつも赤信号な交差点」ランキング。

 「御三家」健在です。

こうして今年のクルマ通勤は無事故無違反で終わったわけで、めでたしめでたしです。
来年でこの「いつも赤信号な交差点」シリーズ終わる予定ですが、最後まで無事故無違反を続けたいものです。

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2018年の美術館・博物館めぐりの振り返り

2018-12-30 13:52:36 | 美術館・博物館・アート

毎年12月30日「お約束」になっている「美術館・博物館めぐり」の振り返りです。

去年(記事はこちら)は、

例年ならTOP 3に入ってもおかしくないような展覧会がTOP 10どまりだったり、TOP 10に入ってよかった展覧会が選外になったりしています。

豊作だったのに比べると、今年はちぃと低調だった気がします。

ということで、まずは、すんなり選出した今年のTOP 3 
いつものように、次点 も含め、各集団内は順不同です。

版画の景色-現代版画センターの軌跡  @埼玉県立近代美術館(MOMAS) [記事]

アート作品オリジナルを所有するということは、よほどの富豪数寄者なければ無理…と思いがちですが、版画なら話は別。
浮世絵版画は、今では美術館薄暗い空間にひっそりと展示され、とある美術館やコレクションでは劣化防止を理由に他館への貸し出し禁止はもちろん、館内でも一般公開されていなかったりもしますが(例えばこちらの記事で書いたスポルディング・コレクションとか…)、江戸時代には普通にマチナカで販売されて(下の写真は江戸博で再現された浮世絵屋さんの店頭)、一般庶民がそれを買って、手に持って愛でていた(浮世絵版画は壁に掛けて見るのではなく、手に取って観ることが想定されている、なんてことを聞いたことがあります)わけで…。それほど庶民に身近ありふれたものだったから、明治初年に陶磁器輸出される際に、浮世絵版画が現在の新聞紙のように緩衝材として使われてしまったのでしょう。

そんなかつては庶民に身近だった版画(オリジナル)を広く頒布しようしたのが現代版画センターの活動で、その「軌跡」圧倒的ボリュームで回顧したこの展覧会は、その志の高さだけでなく、「版画」の範疇の広さ作家さんの顔ぶれ、そして作品の素晴らしさ、それらすべてが心に浸みました

70年万博収集資料 @国立民族学博物館(みんぱく) [記事]

その内部が48年ぶりに一般公開された太陽の塔岡本太郎の発案で、太陽の塔の下に「人類の原点」を示すということになり、20名の研究者が「6000万円の資金と1年間の時間を使い、47の国や地域を訪れて、2500点あまりの資料を収集した」のだとか。
そして、収集された民族資料は、万博の期間中太陽の塔の下で展示されたのち、みんぱくに寄贈されて現在に至るという次第。

この民族資料収集活動の記録と、そのときに収集されたコレクションを展示するというこの特別展は、みんぱく原点をお見せしましょうということになるわけで、まさしく「国立民族学博物館 開館40周年記念」にふさわしい展覧会だったと思います。
そして、それだけに、展示品だけでなくキャプション充実していて、ホント、面白かった

縄文―1万年の美の鼓動 @東京国立博物館(トーハク)

ふり返ってみれば、この展覧会を観てきた話をブログには書いておりませんでしたが、縄文好きの私にはたまらない展覧会でした。

この展覧会での私のお目当ては、国宝土偶 5体との再会で、それはそれで楽しかったのですが、私が思わずうわぁ~(小声で)うめいてしまったのは、大量の火焔形土器ど~んと展示されていたコーナーでした。
ガラスケース無しで、展示台の上にズラリと並んでそれぞれの個性主張し合う火焔型土器たち…。燃え上がるようなその造形と、それを煽るような照明…。
いやぁ~良かった

それにしても、縄文時代といえば、約1万5,000年前から約2,300年前もの大昔で、そんな生きるだけでカツカツだったと思われるような時代に、実用性を無視したかのような造形装飾を土器に施した縄文人美意識たるや、仕事に追われて余裕をなくしている人たちの多い現代人よりもよほど精神性豊かだっていたのではなかろうかと思ったりもしました。

   

次は「次点」の展覧会・博物館です。

アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝 @トーハク
浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる!-埼玉の巻- @MOMAS
野口哲哉 ~中世より愛をこめて~ FROM MEDIEVAL WITH LOVE
                                                                   
@POLA MUSEUM ANNEX

まるごと ひろしま美術館展2018 @ひろしま美術館
竹中大工道具館
うつわ ドラマチック展 @岩手県立美術館
天文学と印刷 @印刷博物館

 このうち、さほど期待せずに見始めたのに、拾いモノ的に面白かったのが、「アラビアの道」「うつわ ドラマチック展」でした。

「アラビアの道」のことは「私はアラビアのことを何も知らなかった」で書きましたし、「うつわ ドラマチック展」のことは、今書きかけ「冬本番が始まったばかりの東北旅行記 #6」で取り上げる予定ですので、そちらをお楽しみに
ただ、萬鐵五郎・松本竣介・舟越保武コレクションをお目当てに出かけた岩手県立美術館ついでに観たら、あれまぁ~「目ウロコ」でございました。

   

最後は、「もう一息でTOP 10」だった展覧会・博物館を挙げます。

小村雪岱 「雪岱調」のできるまで @川越市立美術館
仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝- @トーハク
江戸から明治の技術革新 @お札と切手の博物館
ビーマイベイビー Mitsuo Shindo Retrospective @世田谷文学館
現代日本のパッケージ2018 @印刷博物館

一応、「TOP 10 + α」を選び出したのだけれど、やはり物足りなさを感じる今年の美術館・博物館めぐりだったような気がしてなりません。

来年はどうだろうねぇ…

あ、そうだ

大評判フェルメール展は、その混雑&行列を聞いた段階で萎えております。私の場合、よほどの興味を持っていない限り、待ち時間30分以上行列に並ぼうとは思えないのですよ

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浦和と日比谷でクイーンとMISIAをハシゴ (後編)

2018-12-29 09:05:19 | MISIA/テレビ番組

「浦和と日比谷でクイーンとMISIAをハシゴ (前編)」のつづきです。

なんとも久しぶりに日比谷にやってきました。

「スーパーハイビジョンパブリックビューイング」の会場となる東京ミッドタウン日比谷、その名を聞いたのは今回初めてで、あらかじめ場所を調べました。すると、この場所はかつて三信ビルのあった場所…。

もう8年近く前に書いたこちらの記事(リンクがズタズタ)で、

そういえば、三信ビルがなくなって以降、日比谷シャンテ界隈に行ってませんな…。
三信ビルは、某アホ大臣(記事はこちら)が横車を押した旧東京中央郵便局なんかよりも(時計だけは好きでした)、ずっとずっと保存しておく価値のある素晴らしい建物(外観も内装も)だったのに…

という場所。
さらに、三信ビルだけでなく、日比谷シャンテ前にあったお気に入りゴジラ像も二代目に代替わりしたと聞いていまして、それだけでもドキドキでした。

そして、でたぁ~

大きい
角度を変えてもう一枚

先代は、カッコよくて家に持ち帰りたい と思うようなお手頃なサイズだったのに、二代目こちらの記事によれば、

50センチの台座を含め、高さ3メートル。ゴジラの全身立体像としては最も大きいという。

だそうな。
そして、には、先代の映画「ゴジラ」での山根恭平博士のセリフ、

このゴジラが最後の一匹とは思えない

に代わって、「シン・ゴジラ」での矢口蘭童・巨大不明生物統合対策本部副本部長のセリフ

人類は、ゴジラと共存していくしか無い。

が刻まれていました。
好きだなぁ~、このセンス

   

ゴジラはこの辺にしておいて、パブリックビューイングへ…。

会場の「アトリウム」ってビルのどこにあるんだろ? と思っていたのですが、ビルに入ってすぐ、エントランス直結吹き抜け空間が会場でした。

パブリックビューイング

アトリウムには巨大スクリーンが設けられ、その前を囲む金属柱や梁にはたくさんのスピーカーが設置され、22.2chの音響空間が作られていました。

スクリーン前には、数十個の椅子が置かれているものの、通りすがりの人たちも気軽に視聴できるように、壁(も天井も)なくて、遮音性は皆無

東京ミッドタウン日比谷に集う人たちのざわめきとか、館内アナウンスもバンバン聞こえてきて、音楽を鑑賞する雰囲気ではありませんでした

MISIA SOUL JAZZセッション&FRFのセットリストでも、いざ「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」が始まれば、なんのその、予想どおり結集していたミー友さんたちと一緒に、素晴らしいMISIA歌声とサウンドを堪能しました

もちろん、周りの「雑音」も聞こえてきていたのですが、それよりも何倍も辛かったのは、手拍子を打ったり、C&Rしたり、タオルを振り回したりすることができなかったこと…
イベントの性格とか、会場を考慮すれば「お地蔵」化するしかなかったわけで、ホント、キツかった

また映像も、4台巨大プロジェクターを使って映写していたものの、会場が明るくて、漆黒に見えず(黒田さん黒田さんでしたけど)、8K威力フルに発揮できていなかった感じでした。

完全なクローズドな鑑賞空間の中で、「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」「応援上映会」をやってくれないものでしょうかねぇ…
それと、は短いかもしれないけれど、Blu-rayで発売してくれないかなぁ、このコンテンツ…

8Kは、本放送は始まったものの、一般家庭フルスペックで視聴することはほぼ不可能でしょう。将来のことは想像がつきませんけれど、当分は4K放送や、映画のためのマスター用、あるいはパブリックビューイング用に使われることになるんでしょうなぁ。

それにしても、無料で、1時間30分にわたるMISIAのライヴ映像&音響を楽しめたなんて、幸せ

今回の「スーパーハイビジョンパプリックビューイング」は、紅白歌合戦生中継までで、

「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」の上映はもうありませんけれど、東京近郊にお住まい or 東京旅行の予定がありましたら、覗いてみる価値はあると思いますよ。

   

さて、今年も残すところあと3日ですが、お楽しみはまだまだあります。

30日TBS「輝く! 日本レコード大賞」と、大晦日NHK「紅白歌合戦」MISIAの生中継を観られるのですから

すでに両番組とも録画予約済みですけれど、もちろん、リアタイで観ますよ

ところで、私、例年ですと、冬休みが始まると、初日か2日目には帰省していたのですが、今年は実家に帰っても母はいませんので、正月さいたまで迎えて、恒例の旧友たちとの飲み会のある2日に帰省することにしていました。

これが年末MISIAのLIVE放送と見事につながってくるのですから不思議なもの…

こちらでも書きましたけど、実家のある秋田でも、NHK「紅白歌合戦」は当然のように放送されているのですが、TBS系民放TV局がないので、レコ大放送されないのですよ

ですから、これまで秋田以外で年末を迎えたことが一度しかない私は、レコ大の放送を観たことが一度もない っつうか観られなかった…。
それが、今年は年末さいたまで過ごすことから、レコ大リアタイで観られるという状況で、なんとMISIAレコ大最優秀歌唱賞を受賞して、民放TV初「生歌唱」だなんて…。
そもそもMISIA最優秀歌唱賞受賞していなかったこと自体が「謎」なんですが、このタイミングでの受賞レコ大での「生歌唱」とは、やはり、これこそ「SERENDIPITY」ではなかろうか…

もしも冬休み初日に帰省することにしていれば「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」パブリックビューイング観られなかったわけだしねぇ~。

う~む、ワクワク ドキドキ ですなぁ

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浦和と日比谷でクイーンとMISIAをハシゴ (前編)

2018-12-28 23:25:09 | MISIA/映画

世の中一般には「仕事納め」きょうから年末年始休暇に突入した私、朝食も摂らずに外出してクイーンMISIAハシゴしてきました。

もうちょっと丁寧に書くと、まず、浦和駅前の映画館「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、次に、買い物やら何やらで時間調整したあと、東京ミッドタウン日比谷できょうから始まったNHKによる「スーパーハイビジョンパブリックビューイング」8Kコンテンツ「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」(先にNHK 地上波で放送された「MISIA SOUL JAZZ SESSION ~One Mic, One Band~」フルバージョン)を観てきたという次第。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の方はきょう金曜日会員デーということで1,000円で観られたし「MISIA LIVE ~One Mic, One Band~」の方は無料 でして、ホントに良いの? と、申し訳なく思えるほどどちらも楽しんできました

   

まず映画「ボヘミアン・ラプソディ」

私、正直申し上げて、クイーンとの相性はあまり良くありません

いや、相性が良くないというよりも、クイーンの曲が気に入った とアルバムを聴いてみると、その気に入った曲以外の曲がどうも私の好みに合わない… といったことが2度・3ありまして…
もう数十年前の話ですけど…。

そんな「刷り込み」みたいのがあって、この「ボヘミアン・ラプソディ」が公開された当初はちょいと冷めた気分でした。

メインビジュアルになっているフレディのシルエット(右に載せたヤツ)もイマイチですし…

それでも、今年最大のヒットになってしまっている状況や上々の評判を聞くにつけて、観ておいても損はないだろ… と出かけたのが真相です。

で、観てみると、、、イイ

フレディ・マーキュリーという不世出シンガー/ミュージシャン/パフォーマーの、その華やかな音楽活動の背景にあったマイノリティ(アジア系移民、非キリスト教徒、性的少数者)が、なんとも心に痛い

作品中に出てきたことば、「お金で幸せにはなれないが、他人を幸せにすることはできる」が心に寂しく響きました。

そんな辛いものを背負いながらも、創り出した音楽は確実に他人を幸せにしていることが胸を打ちます。
中盤の「We Will Rock You」ライヴパフォーマンスとか、ラストの「LIVE AID」は、この映画につきものになっている感のある「胸アツ以外の何ものでもありませんでした (「LIVE AID」「AID」「AIDS」とが重なって見えるんだなぁ…)

金閣寺の拝観券ところで、この映画にはフレディ日本との関わりがチラチラと描かれていました。

フレディ部屋着は、どうみても、呉服店ではなく浅草辺りのの土産物店で売られているような「キモノ」だし、ミュンヘンのフレディ宅の玄関口に貼られていたのは金閣寺お札(拝観券)だし…

クイーン日本のファン熱狂的愛していたことの裏返しなのか、フレディだけでなくクイーンのメンバー親日家だったことはよく知られている話で、日本公演とか空港での大歓迎の様子が映画の中に登場しなかったことは残念ですが、そうした映像を作ろうとしたらホント大変でしょうから、これくらいのさりげない描写に留めておくのが上品なのかもしれませんな。

そうそう、キャストがモデルとなった本人たちに似ているのがビックリでした。

とりわけ、ブライアン・メイ(リンク先は貴重NHKによるブライアンへのインタビュー記事)グウィリム・リー似すぎていて、ブライアン本人が演じているのではないかと思ったほど

もっとも、この話はさておいても、観て良かった映画でした。
改めてクイーンのアルバムを聴いたら、『気に入った曲以外の曲がどうも私の好みに合わない… といったことが2度・3度ありまして』は何だったんだろ?」と思うかもしれませんな

おっと、きょう後半MISIAのことを書く余裕がなくなってしまった

ということで、このつづきはあす朝から書き始めます。

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2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(2日目 #3:最終回)

2018-12-21 22:30:57 | 旅行記

「2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(2日目 #2)」のつづきです。

今回の2つの目的、「MISIA星空のライヴX」大阪公演への参戦と、興福寺中金堂の拝観が終わり、さて、どうしようか…

近鉄奈良駅から乗る予定の電車の発車時刻まで4時間弱あります。

う~む… と考えながらも、お約束興福寺国宝館へ…。
せっかく興福寺まで来て、国宝館を観ない手はないでしょ

ということで、天燈鬼・龍燈鬼山田寺仏頭八部衆像を始めとする皆様方に再会しました。
ここ数年、毎年1~2回は拝見していますけど、ほぉ~んと、好き
今回、特にガン見して改めてほれぼれしたのは、八部衆像のうち、胸と頭部しか残っていない 五部浄像、それもその横顔でした。
キリッとしたまなざし、すぅ~っと通った鼻筋、、、、素晴らしいったらありゃしない
お馴染みの阿修羅像きれいなお顔立ちですけど、五部浄像阿修羅像に遜色ないと思いますゾ

   

このあと、奈良国立博物館なら仏像館(トーハクのメンバーズプレミアムパスを持っているので無料)を楽しんで、もちいどの商店街「行きつけ」のレストラン昼食を摂って、最後は久しぶり2回目元興寺

今回は国宝 極楽堂に入ってお参りさせていただきました。
(極楽堂内部は撮影禁止なので写真はありません)

もう完全にに突入しているはずですが、境内では秋の七草のひとつ、ナデシコが可憐に咲いていました。

もう一丁、色違い

元興寺を参拝したあとは、コーヒーショップ時間調整した後、近鉄奈良駅から特急電車に乗って京都へ…。

京都駅から東海道新幹線に乗って帰路についた次第です。

今回も懸案(こちらをご参照方)になっている慈光院には行けませんでした

でも、まぁ、奈良には今後も何度も何度も行くつもりですから、もうちょっと慈光院楽しみにとっておきましょ

ということで、「2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト」は完結

興福寺参拝以降ははしょりまくりですけど、それは本編で書きます。
いつになるかまったく不明ですが…

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2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(2日目 #2)

2018-12-19 22:36:55 | 旅行記

「2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(2日目 #1)」のつづきも、興福寺中金堂のお話から始まります。
ダイジェストだってのにね…

中金堂の内部は、当然ながら撮影禁止でして(お寺のお堂内部が撮影OKというのは、東大寺大仏殿くらいのものではなかろうか)、私が撮影した写真はございません。

で、リーフレットから配置図を拝借しますと、

かなり広い堂内に、ご本尊の釈迦如来坐像を中心として、その両脇に脇侍の薬王・薬上菩薩立像、四隅に四天王像が配されて、さらに大黒天立像と、厨子に入った吉祥天倚像と、余裕のある配置です。

このうち、私が拝観したことのあったのは、これまで南円堂に安置されていた四天王立像(こちらの記事に登場)だけで(これまで東金堂に安置されていた大黒天像も拝観したことがあるかもしれない…)

金ピカ釈迦如来坐像と、なんとなく頭でっかちバランスの良くない薬王・薬像菩薩立像は、初めて拝観させていただいたような気がします。
おっと、、、吉祥天倚像は、厨子の扉が閉じられていてお目にかかれませんでした

配置図の下の方に「法相柱」とあります。

中金堂は、内外とも朱色なのですが、一等地に立つこの柱だけは異様で、極彩色坊さんたちの姿が描かれています。

これは、こちらの記事から引用しますと、

法相柱は高さ10メートル、直径77センチ程度。玄奘三蔵解脱上人など法相宗ゆかりの14人の祖師(高僧)像が貼り付けられている。
祖師像は、奈良県出身の日本画家、祖師像は、奈良県出身の日本画家、畠中光享さんが3年がかりで制作した。背景はいずれも群青色で、立像(縦1.8メートル、横66センチ程度)と座像(縦1.35メートル、横86センチ程度)の2種類がある。

というもので、「14人の祖師」のうち、私がそのお名前を耳にしたことのあるのは、記事中にある玄奘三蔵のほか、北円堂内の立像(記事はこちら)で知られる無著&世親菩薩、そして玄昉僧正くらいのもの…。
しかも、玄昉さんの場合、たしか、日本史の授業で名前を聞いたことがあるような… 悪者(わるもん)じゃなかったっけ… という情けない状況

そこで、Wikipediaで調べると、、、

聖武天皇の信頼も篤く、吉備真備とともに橘諸兄政権の担い手として出世したが、人格に対して人々の批判も強く、失敗したものの天平12年(740年)には藤原広嗣玄昉を排除しようと九州で兵を起こした(藤原広嗣の乱)。翌天平13年(741年)7月15日千手経1000巻を発願、書写・供養している。しかし、藤原仲麻呂が勢力を持つようになると、天平17年(745年)筑紫観世音寺別当に左遷封物も没収され、翌天平18年(746年)任地で没した。

とありました。
そっかぁ~ あの玄昉さんかぁ~

玄昉さん、興福寺顕彰されるくらいですから、宗教家としては相当なお方だったのでしょうけれど、一度ならず二度、いや、三度も政争に巻き込まれたということは、これまた相当な生臭さがあったのではないかと思われますな

あれまぁ~旅行記ダイジェストだというのにこの進みの遅さはなんたることだ

「2日目 #3」は、完結させるくらいの気持ちで書きます

つづき:2018/12/21 2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(2日目 #3:最終回)

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2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(2日目 #1)

2018-12-18 22:29:55 | 旅行記

「2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(初日)」のつづきです。

昨日の夕方、18:30、無事に帰還しました。

「帰還」なんてもったいぶることもありませんが日曜日には西から天気が崩れるという予報にもかかわらず、一度もを差すことなく 今年最後の遠征、関西旅行を終えることができたことは良かった良かった…

   

それでは、きょうの旅程です。

ホテル徒歩大阪駅大阪環状線鶴橋駅近鉄奈良線近鉄奈良駅徒歩(東向商店街)興福寺(中金堂国宝館)⇒徒歩奈良国立博物館(なら仏像館)⇒徒歩奈良もちいどのセンター街⇒徒歩元興寺⇒徒歩近鉄奈良駅近鉄京都線京都駅東海道新幹線東京駅京浜東北線南浦和駅武蔵野線最寄り駅買い物⇒徒歩自宅

今回の関西遠征もお楽しみは、「MISIA星空のライヴX」大阪公演はもちろんですが、去る10月7日落慶法要が行われ、10月20日から一般公開が始まった興福寺中金堂を参拝することももう一つのメイン・イベントでした。

興福寺中金堂の一般公開が始まった10月20日といえば、私、「MISIA星空のライヴX」神戸公演に参戦するべく関西におりました。
でも、1泊2日限られた時間神戸から奈良までの移動時間(直通の電車もあるけれど)、一般公開直後だけに予想される混雑、そして何よりも、12月にも関西遠征(今回の遠征)を予定していたことから、無理することはなかろう… という結論に至った次第です。

で、近鉄奈良駅のコインロッカーに荷物を入れて身軽になった私は、東向商店街から興福寺北円堂に抜ける坂道を登って興福寺へ…。

おぉ~
でかい
お隣の仮金堂と比べると、大きさ華やかさも全然違う

そして、金色鴟尾が、低い陽を浴びて輝いています

500円也の拝観料をお納めして回廊跡の内側に入って、もう一枚

なんともステキプロポーション

申し訳ないけれど、どうしても腰高な印象を否めない東金堂と、

この中金堂を見比べると、彩色は別として、プロポーションだけでも、南円堂北円堂くらい違う
個人的な好みとしては、中金堂>東金堂北円堂>南円堂なのですよ

と、ここまで来たところで、きょうはおしまい

中金堂の内部の話以降は「2日目 #2」で書きます。

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2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(初日)

2018-12-16 06:40:10 | MISIA/旅行記

予定どおり大阪に来ています。

今回の旅行の目的は、いわずと知れた、

「MISIA星空のライヴX Life is going on and on」@フェスティバルホールへの参戦

このツアーで6公演も組まれているフェスティバルホール最後にしてようやく最初の参戦となりました。
他の5公演はすべて平日で、私のスケジュールが合わなかったんですよね…

フェスティバルホールでの6公演中唯一の週末開催となったこともあってか、昨夜の公演はかなりの競争率だったようで、CLUB MSAの先行販売で落選してしまったミー友さんたちの多いこと…
そんな中で私がすんなり当選できたのは、今年初めの落選つづき帳尻合わせみたいなものだったのでしょうかねぇ…

で、音響の良さで知られるフェスティバルホールですが、建物自体もホントに魅力的なホールです。

ホールのある中之島フェスティバルタワーに入ると、まず待ち受けるのは、

大階段
バリアフリーが求められるご時世ですから、エスカレーターエレベーターもありますが、ここはやはり階段を上りながらコンサートへの期待を高めるのがよろしいかと…。

大階段を登り切り、モギリを抜けると、今度は緩やかかつ長いエスカレーターで更に上層へ向かいます。
当然、気分も更に盛り上がる

そして、客席の入口、ホワイエに着くと、

ほわぁ~、星空のようだぁ~

なんだか、フェスティバルホール「MISIA星空のライヴ」を開催するために建てられたのではないか と思ってしまいます。

肝心のライヴは、やはり安定の素晴らしさ で、会場も大盛り上がり

正直、ライヴ全体としてのデキは、先月の盛岡公演の方がかな とは思いますが、これほどの上質のライヴ連発できるMISIA & バンドって、やはり希有の存在だと思います。

昨夜、とりわけ私の心と体に響いたのは、MISIAの出発点となった「あの曲」(バレバレ)
ライヴの最後の最後にあのパフォーマンスが来るかぁ~驚愕するようなホイッスルボイスPAを通さない生声
いやぁ~、私にとって今年最後の生MISIA堪能させていただきました

   

と、ここでようやく恒例(?)の、昨日の旅程です。

自宅⇒徒歩最寄り駅埼京線赤羽駅上野東京ライン東京駅東海道新幹線新大阪駅JR京都線大阪駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩フェスティバルホール⇒徒歩オフ会⇒徒歩ホテル

先月の東北遠征初日同様、観光レスの一日でした。

その分、きょうは、ついに落慶なった興福寺中金堂を始めとして、奈良を楽しんできます
心配された天候は、が降り出すのは夕方だそうですから、よい一日になりそうです。

つづき:2018/12/18 2018年最後の遠征:関西旅行ダイジェスト(2日目 #1)

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冬本番が始まったばかりの東北旅行 #5

2018-12-14 21:51:54 | 旅行記

「冬本番が始まったばかりの東北旅行 #4」のつづきです。

東北旅行2日目は、夕方からの「MISIA星空のライヴX Life is going on and on」盛岡公演まで、朝にホテルチェックアウトしてから、ほぼ8時間フリータイム in 盛岡でした。

観光スポットとしてチェックしていたのは、萬鐵五郎松本竣介舟越保武のコレクションをもつ岩手県立美術館と、盛岡城「ソバ」(私、冷麺好みじゃない)

どんな順番で回ろうかと考えながら、ホテルで朝食を…。

せんべい汁

噂に聞く「せんべい汁」をいただきましたが(初めて)、ビミョーな甘さが私の舌には合いませんでした (せんべい汁は、盛岡と同じ南部氏の領地ながらお隣の青森県・八戸の名物)
南部せんべいは、汁に入れずにそのまま食べる方が好きです

ちなみに、ホテルの朝食会場では、前夜接近遭遇したバンドメンバーの皆さんをお見かけすることはありませんでした。

   

朝食を食べながら決めたこの日の行程は、まず、盛岡駅の西側にある岩手県立美術館を訪れた後、盛岡駅の東側にある盛岡市の中心部昼食を摂ってから盛岡城を見物して、そして、盛岡駅の西隣りにある盛岡市民文化ホールで開催される「MISIA星空のライヴX」盛岡公演に参戦する というものでした。

そんなわけで、ホテルチェックアウトすると、盛岡駅コインロッカーに荷物を入れ、西口へ…。

ペデストリアンデッキを渡ると、すぐに今夜の目的地盛岡市民文化ホールがあります。

新幹線の停車駅からこんなに近いコンサートホールって、そんなにあるものじゃないと思います

ここには7時間後に戻ってくることにしまして、まずは岩手県立美術館

1.5kmの距離なら、歩くしかないでしょ

でも、盛岡駅西口から秋田方向(=西方向)に歩き出すと、すぐさま自然たっぷりの光景が広がっていて、盛岡の中心部駅の東側なんだということをしみじみと感じてしまったりして…
大都市を除けば、駅には玄関裏口があるもの…

で、雫石川を渡るとき、岩手山が見えました。

あいかわらず存在感のある山です。
でも、山頂近くにがかかって、全体が見えないのが残念

こうして、盛岡駅西口から20分ちょっと歩いて、岩手県立美術館まであと200mという地点で、妙なトンネルに遭遇しました。

ちょっとしたに、その大部分を貫くトンネルが掘られています。

ここまでギリギリにトンネルを掘るなら、切通しにするか、ちょいと道路の位置をずらせば良かったのに… と思ったりして…。

実はこの「ちょっとした丘」岩手県立美術館から見ると、いろいろ感じさせるものだったというお話は、「#6」またはそれ以降に書きます。

さて、明日・あさっては、今年最後の旅行となる(はずの)関西遠征です。

どうか天候に恵まれますように
どうか面倒なトラブルに遭いませんように です。

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冬本番が始まったばかりの東北旅行 #4

2018-12-11 22:51:12 | 旅行記

今週末は今年最後の「MISIA遠征」を控えておりまして、旅行記が何シリーズもたまっている私としましては、それら全部を完結できるのか心配なところです

そんなわけで、続けて書いてきた先月末の東北旅行のつづき、実質的には「#3」ではなく「#2」のつづきを書きます。

これまた素晴らしかった「MISIA星空のライヴX Life is going on and on」郡山公演を堪能した私は、次なる目的地、盛岡を目指して郡山駅へと急ぎました

私の魂胆としては、郡山でかるぅ~く一杯 & 腹ごなしして、東北新幹線仙台で乗り換えて盛岡に行き、ホテルチェックインして、お腹が物足りなければコンビニで飲料&食物を調達しよう というもの。
新幹線の中で食事する手もありましたが、郡山⇒仙台36分仙台⇒盛岡39分ですから、食事をするには慌ただしい…
かといって、盛岡でしっかりと食事するには、休日の地方都市の夜は早いのがですから、時間遅すぎる

そんなわけで、前夜にはMISIA楽しんだという郡山駅前イルミネーションを楽しんだあと、

郡山駅駅ナカで「かるぅ~く一杯 & 腹ごなし」を実行しました。

私が入店したのは中国料理店で、小皿料理数点とビールをいただきました。

特筆したいのは、この店のメニュー「ゆで豚のニンニクソースかけ」があったこと
「ゆで豚のニンニクソースかけ」といえば、私の大好物「雲白肉」のことではなかろうか と注文したところ、実際、そうでした

久しぶりに食べました、「雲白肉」

残念だったのは、「小皿料理」としての「雲白肉」でしたから量が少なかったこと…

もともと雲白肉前菜料理ですから仕方ないのですが、私としてはあの3倍くらいの量の雲白肉ご飯と一緒に食べたかった…

でも、久しぶりに雲白肉に舌鼓を打つことができたのですから良しとしましょう。

   

で、予約していた新幹線 2仙台で乗り継いで、21:30ちょい過ぎに盛岡に到着

改札を出て、駅近くのホテルに向かうと、駅ナカのコンビニ「NewDays」は早くも店終いの真っ最中でした
こんな時間(21:30)ながら、東京行きの終電のタイミングですから、まぁ、それもアリかな? って感じ。

そして、ホテルにチェックインして、エレベーターに乗って自室のフロアに向かったんですが、エレベーターで同乗した男性2人が…

ありゃぁ~ 4時間前まで、けんしん郡山文化センターステージ上にいらっしゃったお二人ではありませんか

もしかして、「MISIA星空のライヴX Life is going on and on」ご一行様同じホテルってこと

こんなとき、何か気の利いたことを言えればよかったのですが、こんなシチュエーションなんて想像だにしていなかったもので、なにやら意味不明な声かけをして、お二人に怪訝な顔をされた ような気がします。

要は、よく覚えていないってことで…。

そして、自室に入って気持ちを落ち着かせた後、風呂上がり用のビールおつまみを買おうと、ホテルと直結のコンビニ(こちらは営業中)へ行ったのですが、1Fのエレベーターホールのソファに座ってスマホをいじくっている男性は、、、もしかして、、、、

さらに、コンビニビールおつまみ、そして私の遠征には欠かせないハーゲンダッツを物色していると、コンビニにいたのは、先ほどのソファの男性と、もう一人、これまた、この日郡山のステージでお姿を拝見し、プレイを楽しませていただいた方でした

なんとなんと…

この夜は、郡山でのライヴ + 盛岡での接近遭遇が相まって、なかなか寝付けなかったのでございました。

なお、盛岡接近遭遇できた方々は4人とも男性でしたとさ…(残念)

つづき:2018/12/14 冬本番が始まったばかりの東北旅行 #5

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