「江戸博で『ぐるっとパス』デビュー! (前編)」のつづきです。
きのうの「お出かけ」の行程はこんなものでした。
自宅⇒徒歩⇒最寄り駅⇒埼京線⇒赤羽駅⇒上野東京ライン⇒東京駅⇒徒歩⇒新丸ビル(ランチ & ハートのレオナとアフリカ展)⇒徒歩⇒東京駅⇒山手線⇒秋葉原駅⇒総武線⇒両国駅⇒徒歩⇒江戸東京博物館(江戸博)⇒徒歩⇒両国駅⇒総武線⇒秋葉原駅⇒京浜東北線⇒南浦和駅⇒武蔵野線⇒最寄り駅⇒徒歩⇒自宅
もともと、「ハートのレオナとアフリカ展」を観るついでに、久しぶりに新丸ビルでランチを食べようという発想からのお出かけでしたので、ランチラッシュを外すべく昼頃に自宅を出発して、新丸ビルに着いたのは13時ちょい過ぎでした。
私が丸の内勤務だった頃(2007~2011年3月)には何度もランチを食べに行った新丸ビル、あれから8年以上経って、どれだけ変わったかかな? と思っていたのですが、意外なことにお店の入れ替わりがほとんどないという…。
これにはちょっと驚きました。
そして、お高いので4年間で2~3回しか行かなかったとんかつ屋さんでランチ。
写真ではよく判りませんが、結構デカく、そして厚さ2cm以上はあろうかというロースかつでして、その厚さに反して驚異的に柔らかかった…
そして、キャベツ主体のサラダが、ドレッシングの力を得て、かなり旨かった
満足のうち、フロアを移動(5F7F)して、「ハートのレオナとアフリカ展」へ、、、、と、会場手前の怪しげなバーの店内(窓越し)に目が止まりました。
あれま
「MISIA平成武道館」のポスターではございませんか
気にはなったものの「準備中」でしたし、そもそもこの店「来夢来人」は女性専用なので私は入店できませぬ(夜の営業のときは、女性同伴ならば男性でも入店できるらしい)。
そして、なぜか裏口(出口)から「ハートのレオナとアフリカ展」に入場
平日の13:00過ぎだし、グッズ販売もガチャガチャだけということもあって(今度の土日と会期末の24 & 25日の午後には絵本ほかグッズ販売あり)、会場内は閑散…。
また、大宮エリーさんの原画が展示されているかと思っていたら、パネルなんですな
でも、MISIAによる「ハートのレオナ」の朗読ビデオが流れたりして、なかなか。
それにしても、MISIAの朗読、声はきれい&かわいいし、とっても上手でした。このビデオを販売したら、売れるんじゃないかと思いました。
ハートのレオナ | |
MISIA (著)、大宮 エリー (イラスト) |
|
主婦と生活社 |
このあと、私は江戸博に行き、「前編」で書いた特別展「大浮世絵展」を観て、そして常設展を足早に見物しました。
濃密だった「大浮世絵展」で疲れていましたし、もう16:00近かったもので…。
約3年ぶりとなった江戸博の常設展は、江戸城の本丸&二の丸の復元模型を重点的に見物しました。
この復元模型を初めて観たときの記事(こちら)でも細々と書きましたが、この後、皇居・乾通りの公開に2回出かけたことで(去年春と今年秋)、土地鑑が増し、前回以上に楽しめました
まずは、お城の東側から。現在の写真は、今年4月、MISIA平成武道館に出撃する道すがらを始めとして、過去に私が撮ったものです。
手前が大手門、真ん中が大手三の門、その左奥が中の門、そのまた左奥が富士見櫓。
これらの現状は、大手門(2019年4月)が、
大手三の門(2016年2月)が、
中の門(2019年4月)が、
そして富士見櫓(2019年12月)。
模型をちょっと左に回り込むと、
写真を持ち合わせていない桔梗門(手前)と、本丸御殿(表:おもて)への最終関門の中雀門が、ってあれ 中雀門(2019年4月)がない
この模型は、幕末期の江戸城本丸と二の丸を復元したものだという触れ込みなんですが、既に中雀門は無かったのかな?
でも、一方で、明暦の大火(1657年)で焼失して以降再建されなかった天守(天守台:2016年2月)は、あったりします。
さらに模型を左に回り込むと、
明暦の大火後に再建されて、それが現存する富士見多聞(2018年4月)も無い
どういうポリシーで作られた模型なんでしょうねぇ…
北側はもっと寂しくて、
ちゃんと作られている(?)のは、現存する平川門&帯曲輪門と復元された竹橋門くらいのもので、北桔橋門は枡形しか復元されていないし、梅林坂の上下にあったとされる上梅林坂門と下梅林坂門は跡形もありません。
現在の平川門(2019年4月)、
帯曲輪門(2019年4月)、
竹橋門の渡櫓があったとおぼしき場所(2015年11月)、
城内側から見た北桔橋門(2015年4月)、
そして、梅林坂(2016年2月)。
よい方向に解釈すれば、この復元模型は製作途上で、これからジワジワと復元が進んで行く…、こんな風に捉えたいと思います。
そうそう、先月初めて渡った西桔橋(2019年12月)は、
こんな風でした。
これは、身も蓋もないって感じ
いろいろと疑問や不満もありますが、この模型のあるとないとでは、江戸博の価値がかなり変わってくると思います。
江戸城あっての江戸、そして現在の東京なのですから
江戸博の常設展で写真を撮ったのは、この模型だけだったのですが、他の展示もものすごく楽しいですよ。
東京観光の際には是非とも足をお運びくださいませ。お薦めです