先月は、仕事をめぐる状況の変化が極端で、私は振り回されまくり
例えば、チケットを取ったものの、業務カレンダー
をよくよく見たら
行けなさそう
だった2月20日の「MISIA星空のライヴX」NHKホール公演は、
行けなさそう⇒行けるかもしれない
⇒これなら行ける
⇒え"
行けないかもしれない
⇒ワンチャンス、行けるかも…
⇒行けそうになってきた
⇒ヲイヲイ、いい加減に諦めろよ…
⇒それじゃダメじゃん
⇒間に合わない
⇒チケット
を譲渡
⇒これだったら行けたじゃないか
と、行ける⇔行けない を行ったり来たりで、ホント、疲れた…
そんなわけで、きのうは気分転換(憂さ晴らし) を目的に、午後半休
をとり、そして「気分転換ならコレだろ
」と、観てきました、映画「翔んで埼玉」
「3月1日」ということでチケ代も安かった
ですし
で、浦和PARCOの駐車場にクルマ
を駐め、映画館フロアに上がると、ありゃまぁ
何、この混雑
は
平日の夕方(17時前)だというのに、観客でごった返していて、フード売り場
の前には長蛇の列ができているではありませんか
しかも、「翔んで埼玉」は、私が観ようとしている回とその次の回が満席 とな
観覧料金の安い日だったということもあるだろうけれど、
驚きの結果と言っていいだろう。先週末の映画動員ランキングで初登場1位を飾ったのは、土日2日間で動員19万1000人、興収2億5900万円をあげた『翔んで埼玉』。初日から3日間の累計では動員24万8000人、興収3億3100万円という成績。2位に初登場したのはジェームズ・キャメロン肝いりの企画(監督はロバート・ロドリゲス)の『アリータ:バトル・エンジェル』。3日間の累計興収ではわずかに『翔んで埼玉』を上回ったものの、今週のウィークデイに入ってから、その勢いの差は広がるばかり。『翔んで埼玉』、まさかの大ヒット・スタートである。
(Real Sound)
という「翔んで埼玉」の人気ぶりを垣間見た感じでした。
私がネットでチケット
を予約したときには、よりどりみどりで座席を選べたんだけどなぁ
映写室に入ると、当然ながら約260席の座席はギッシリ
と埋まっていて(場所柄、ほぼ100%が埼玉県在住者or在勤者でしょう)、こんな環境で映画を観るなんて経験があったかなぁ と思ったりして…
映画が始まってまもなく、枯れ野(畑? たんぼ?)の中を貫く道を走る軽バンのカーラジオに表示されている「79.5」の周波数にまず観客が反応するところからして、この鑑賞環境の良さに満足…
(私、毎朝の通勤時には、基本的にNAKC5「Good Luck! Morning!」を聴いてます
)
そして、次々と繰り出される埼玉ネタ、特に、メジャー&マイナー(?)を取り混ぜた地名に観客
がいちいち反応するのが楽しいったらありゃしない
その中でも傑出していたのが、「オリジナルさいたま市」を構成する大宮・浦和・与野各支部代表のやりとりで、多くの人が知る旧3市の関係が、簡潔かつクリアに表現されておりました
(私は、元与野市民⇒元浦和市民⇒現さいたま市民)
この作品でディスられているのは埼玉だけではなく、千葉も、茨城も、群馬も(プテラノドンが空を舞う“秘境”扱い
)だし、東京の一部地区も軽~くディスられている
のですが、この辺の面白さは関東に土地鑑
がないと判りづらいかもしれませんな
ネタバレしないよう、この辺にとどめておきたいと思うわけですが、これほど荒唐無稽な、バカバカしい話を、お金
と人手
と手間ひま
をかけて、超まじめ
に作っているっているのが伝わってきて、これが好評の要因の一つではなかろうかと思うわけで…。
そして、そして、エンドロールが最高
はなわの歌うEDテーマ曲「埼玉県のうた」がイイ ほんっとにイイ
この曲は、これまでも何度かNACK5で聴いていたけれど、エンドロールで画像&歌詞付き(上に載せたMVとは違います)で聴くと、ほんっとにイイ (再掲
)
終わったときに拍手したくなりましたもの
Twitterを見ると、都内の映画館でも上映後に拍手が沸き起こったりしているらしい…
「翔んで埼玉」旋風はまだまだ続きそうです
最後に、私も突然「西葛西」と言われると、あれ? 東京だっけ? 千葉だっけ? と思います