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feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

初、初段登破。

2015年04月13日 | スポーツ





僕の二手目は左手



暖かくなると共にシーズンが終わるという京都笠置は朝6時に到着してみれば気温が4℃。

びゅうびゅうと吹き抜ける冷たい風が岩肌を乾かせてくれているおかげでフリクションは上々。

いざ、勝負!

前回までに後一寸のところまではいっていたため、妄想トレーニングはしっかりこなしてきた。

ヒール引っ掛け全力で体を上げるとか、右手でもしっかり体を引きつけるとか。

ラスト体を持ち上げるところでは実は右足がクラックに引っかかるんじゃないかとか。

そんな妄想プレイ全開でも実際となるとなかなか思うようには体は上に登らず1時間ちかく落ちまくり。

やっぱりダメなのかなぁ…なんて考えがちょっぴり脳裏をよぎりつつちょっと指を一休め

力を回復させてから改めてトライするとなんだかすっごいいい雰囲気。

要所要所で力を込めて(特に左足のかかと)体を固定すると安定してホールドを掴め、登破することが出来た!

初の初段だ!

いやーここまで長かった。マラソンに例えるとサブスリーにあたる(と思っている)ボルダー初段。

この領域になってくると体を壊しだすのではないかという懸念があったが、大きな怪我なく遂にやり遂げた。

勝負の年と決めてから練習を週一回増やしてからの上達は明らかだったように感じる。

この勢いでランの練習を増やせばそちらももーちょい速くなるんだろうか。

いろんなことを考えながら登り切った岩の天辺から眺めた景色の爽快なこと。

まだ朝7時で他には誰一人として登りには来ていない。

川の流れる音だけが響いていて清々しい日曜日の朝。

心置きなく笠置を一段落させることができて、次は取り敢えずの最終目標、関西を代表するような誰もが認める初段”ターターシン”!

待っとれよ!