エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#シャンゼヴィ #政治と生活を変えましょ #14年前の少女殺人事件 #心と身体内の傷 #発達トラウマ障害をケアしない日本の闇

2018-06-01 06:35:45 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 
ヴァン・デ・コーク教授の #ビックリ仰天玉手箱 と #一流の証
     発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com  但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当......
 

 

 朝日新聞で

「 岡山県津山市で2004年、小学3年生の筒塩侑子(つつしおゆきこ)さん(当時9)が殺害された事件で、30日に逮捕された勝田州彦(くにひこ)容疑者(39)。周囲では、事件と日常の姿との「落差」に驚きの声が上がった。」

(https://digital.asahi.com/articles/ASL5Z54RML5ZPTIL01S.html?rm=470)

という記事を読みまして,何度も同じことをブログに書かなければならない現状を嘆きたい気分にもなりますが,何度でも書こうと逆に覚悟ができましたね。

 発達トラウマ障害の子どもは,0歳,1歳の時に,母親が低賃金,長時間労働のために,敏感で傷付きやすい赤ちゃんが母親からホッタラカシにされたことが,日常的な過大なストレスとなり,繰り返されます。それがトラウマ,心と体内の傷になるんです。ですから,虐待や育児放棄としてニュースになるケースではない,一見[普通]に見える家庭の,一見「普通」に見える子どもが,青年が,大人発達トラウマ障害に,人知れず侵されているのが,日本の現状です。この部分は,ウィキペディアの「発達トラウマ障害」からは,削除されてしまいました。現実を知らない無知な「専門バカ」のなさる業でしょう。

 「普通」に見える家庭の,「普通」に見える子どもが,青年が,大人が,0歳,1歳の時に,母親から毎日繰り返しホッタラカシにされたトラウマのために,「脳の構造や 機能に影響があるだけでなく 発達中の免疫システムやホルモンシステムにも 影響が及ぼされ さらにDNAの読み取り 転写のされ方まで影響を受け」て,体内にも傷を負ってしまいます。(https://www.ted.com/talks/nadine_burke_harris_how_childhood_trauma_affects_health_across_a_lifetime/transcript?language=ja)。

 14年前の少女殺人事件の容疑者が,女性が血を流して苦しむことに「快感」を覚えた異常は,それだけ,0歳,1歳の時に,母親から毎日繰り返しホッタラカシにされたトラウマ,心と身体内の傷憎しみと激しい怒りが深い,ことを示しています。

 私どもは,容疑者たちを厳罰にするのではなくて,発達トラウマ障害治療のサイコセラピーとボディーワークを施すとともに,発達トラウマ障害の子どもを生み出さず,病状を日々悪化させないために,労働環境,学校,病院,福祉施設,刑務所,裁判官と裁判制度などを,そして,何よりも,政治を変革,チェインジ,シャンゼ・ヴィ,するときです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #聖書の言葉 #1人豊か #予感 | トップ | #子育ての迷信 とは #普通... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿