現世考: ルンド大学の女子大生の朗らかさ 関口知宏さんのヨーロッパ鉄道の旅から
関口知宏さんの「ヨーロッパ鉄道の旅」スウェーデン篇、日めくり版,が今朝から放送されました。11月の放送分の再編集なのかもしれません。 今日、......
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ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』
第2章。「革命 心と脳を理解する点で」に入ります。p.27の,第4パラグラフ,9行目以下も含めますと。
人間の苦しみをどのように医学が治療するかは,その時代で手に入る科学技術によります。啓蒙の時代以前は,やってることがオカシイことは,神様,罪,魔術,魔女,悪霊の仕業だと考えられました。19世紀になって初めて,フランスとドイツの科学者が,行動を,複雑な世の中のせいにしたんです。いまは,新しいパラダイムが登場しつつあります。怒り,性欲,誇り,欲張り,欲深さ,怠け心など,人間がいつも何とかしたいと願ってきた他のいろんな問題は,「正しい化学物質を管理する」ことにより,治せる「障害」になりました。「本物の科学者」になったことにホッとして,喜んだ精神科医もたくさんいましたね。それは,医学校で,実験室や動物実験や高価な装置を駆使し,複雑な診断テストを実施する医学校のクラスメートみたいでしたし,フロイトやユングみたいな哲学のある理論家を打ち捨てました。精神科の教科書は,そこまで言うのという感じで次のようにご主張です「精神疾患とは,現在は,脳の異常,化学物質のバランスの欠如と見なされている」と。
アメリカの精神医学が,マックス・ウェーバーが言うところの,精神なき専門人の手に落ちています。
日本の心理学が哲学なき幼稚な知性の手に落ちているのと同様です。