エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#躁鬱 #上下してしまう人生

2020-06-25 04:45:13 | エリクソンの発達臨床心理
 
#おもちゃ は #子どものスピリット

 #信頼   が #復活を創造 する それには  #戦いが必要だ  #キリストの信頼 #敵は悪い良心と悪い良心の持ち主である大人  発達トラウマ障害(DTD)のご相......
 

 

 Chilhood and Socirty から。p.61の第3パラグラフから。

 今朝は第4パラグラフ。

 昨日の流れで。

 

 

 たとえば,依存症の人たちは,赤ちゃんだったころの自分がしたみたいに,身体も満たされ,気持ちも元気になる様々な物を、口と肌で,取り入れて,その物と一体になることに依存しています。ところが,依存症の人たちは、喉から手が出る程,赤ちゃん返りを願っている、なんてことにはひとつも気付きません。依存症の人たちが,駄々をこね、鼻持ちならないことを自慢し、文句を付けるほど、それとは裏腹に,赤ん坊じみた魂が、ハッキリと表に出るだけなんですけどね。

 逆に,双極性障害(躁鬱病)の患者さん達は,何の望みもなく,空っぽで,物で満たすこともありません。つまり,ぶち壊しにしなければ,と思うような,悪い者や敵で満たすこともありません。あるいは,不意に良い気分が充満しますから,力が湧いてきて,元気モリモリになる気分が際限なく広がって,「そこまでにしておいて」という人の意見を受け付けなくなります。しかし,躁鬱病の人は,下に立つキリストも知らなけれは,良くも悪くも内的促しがどこから生まれてくるのかも知りません。

 

 

 躁鬱の人は,空っぽ良い気分の間を上下する人生です。下に立ってくださるキリストとも,内的促しの源成るキリストとも,人格的な交わりがありませんから,その上下動が不意にやって来て,見通しが立たない不安にいつも苛ませることになります。

 こちらも,下に立ってくれる心優しい人格との交わりを知らない,的外れです。

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