エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

#ハーモニーな赤ちゃん  #心から歓んで自由で居ればね… #あぁ…

2019-12-01 09:04:23 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの



 
#互いに大切にし合う と #戦争 は #ウソとゴマカシの塊
 #日本人型の解離モデル #過去は小出しに 発達トラウマ研究 東日本震災後に被災地支援に来た「専門家」がいかに偽物かが、改めてハッキリと解かる所   ストレス解消の......
 

 

「発達トラウマ障害 Enpedia」  をご参照ください。  
 
 
 ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『大切にされなかったら、意識できなくても、身体はその傷を覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』 は,翻訳が終わりましたが,印象的な言葉を適宜拾ってみようと思います。 
 
 p.113のブランク後から。
 今朝は,そのパラグラフの,下から2行目から。
 
 
 
 
 
心響かせることに身を入れる
 
 子どもたちは,お母さんみたいな世話をしてくれる方にならどなたにでも,くっ付くようになります。しかし,そのくっ付くことの本性から,それが安心できるものでも,安心できないものでも,1人の子どもの人生の行程は,天国と地獄の差ができます。子どもが心から安心できるくっ付きができるのは,子どもを世話することが,子どもの気持ちに心響かせることが含まれる場合(訳注:だけ)ですからね。心響く関わり合いが始まるのは,赤ちゃんと母親の間にある,目には見えない身体レベルのやり取りからです。お母さんに心響かせる関わりをしてもらえると,赤ちゃんは,ピッタリと一心同体になり,分かってもらえた,という気持ちになります。エディンバラ大学でアタッチメントを研究するコリン・テレヴァーサンの話では「脳は,身体がリズムのある動きをするのにピッタリと響かせますし,リズムのある自分の身体の動きを,他の人の脳にピッタリと響かせるように,動かすようにもします」ということです。赤ちゃんはお母さんのお喋りを音楽みたいに聴いたり,受け止めたりします。お腹の中でも。




 赤ちゃんは,ハーモニーを大切にするみたい。
 あ母さんが緊張していれば,お母さんの緊張にハーモニーして,赤ちゃんもひどく緊張します。
 お母さんが不安ですと,お母さんの不安にハーモニーして,赤ちゃんは人一倍不安になります。
 お母さんが激しく怒っていると,お母さんの激しい怒りにハーモニーして,赤ちゃんはすぐに激しく怒る人になってしまいます。
 お母さんが,最深欲求が心から満たされて,心から歓んで自由で居ればね…。
 

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