先日、会員さんと話をしていた時のこと。
『野球だって、サッカーだって、毎日同じような練習を繰り返して上手くなるのに、武道はなんで少しやって強くなれないと辞めちゃうんですかね?』
と言う話になった。
本当にそう思う!
特に、合気道はその“被害”にあっている気がする。
一般的に、合気道のイメージは
・力を使わない
・神秘的な
・気の力で相手を飛ばす
・ザ!護身術
(だから、女性やヒョロヒョロの男性でも、暴力に対応できるようになる)
等々が一般的ではないだろうか?
はっきり言うが、そんな簡単に強くなれる訳がない!
・当初よりは力が抜けてくる
・説明を受ければ理に適っているが、見ている分には不思議に見える
・相手の動きに合わせて技を変化させる
・護身として使えるテクニックは確かにある
と言うことは出来るが、それらは、普段の継続的な稽古の中で培われ、身に付くもので、数ヶ月やったところでできるようになるモノではない。
何故、「特に合気道」と言った理由は…
ボクシングや空手、柔道などは、マスコミでもハードなトレーニングをして、肉体を作っている姿を放送しているし、我々もそう言う姿をいる機会が多い。
しかし、合気道は、老人が出てきて「えいっ!」とか言って人が不思議なくらい飛んでいく映像ばかりである。
あえて言うなら、中国拳法にも似た匂いを感じる。
それでは、先のような誤解を人々がするのも頷かざるを得ない。
だから、空手やボクシングに比べて、合気道を習おうとする人達は、「楽して強くなりたい」という気持ちが強いのではないかと思うときがある。
当然、健康志向やダイエット目的、武道の伝統に触れたいと言う目的で合気道に触れてもらって構わない。
それでも、やはり長く続けてもらわないと、成果なんて出ないと思う。
ちょっとやってすぐに真似できるようなものなら、飽きっぽい私なんてすぐに辞めている!
最近の風潮なのか?
スピード重視社会の弊害だろうか?
すぐに結果が出ないと諦めてしまう者が多い気がする。
継続する事は、我慢なのか?忍耐なのか?
幸いにも、当教室の会員にはそういう方は一人もいない。
だからこそ、継続して稽古に来てくれる方ばかりなのだろう!
少年・少女部は、また別の意味合いがあるので、ここまでは求めないが…
合気道…いや、当教室に興味を持ち、これから稽古への参加を考えている方がいたとしよう!
その方達に、予め伝えさせて戴きたい。
当教室は、正直会員を増やしていきたいと思っている。
しかし、それは誰でもいい訳ではない。
合気道の技を掛ける際、人の体質・体格は様々で、技もそれぞれ有効に極められなければならない。
その為には多くの者達に接する機会が欲しい。
街中で、知らない人を相手に武道の稽古をする事は出来ない。
それでは、ただの喧嘩になってしまう。
故に、稽古仲間がルールを守り、節度を持って行う事が一番望ましい。
だから多くの会員が欲しいと言う意味である。
そして、どんな目的であろうが、合気道を学ぶのであれば、技を学び出来るようになる事はもちろん、同時に技を極められた時の痛さも知らなければならないし、武道としての礼儀や形式的なことも学んで欲しいと考える。
・技は覚えたいけど、痛いのは嫌だ!
・強けりゃいいんだろ!礼儀はどうでもいい!
・ミット打ちや組手は怖いからやりたくない!
(※私の方で年齢や経験を考慮して、やり方を考えるから安心して欲しい)
そんな事を思うなら、武道を合気道を学ぶ資格はない!
そういう継続して学ぶ気持ちのある人が多く当教室に来てくれる事を強く望む。
その気持ちがあれば、経験や年齢、物覚えの良し悪しなどは問わない!
気軽に見学や体験には来て欲しいが、簡単に強くなれるとは思って欲しくはない。
それなりに、地味で、辛く痛い稽古の繰り返しの上に成り立っている事を忘れて欲しくない。
だから、達成できた時の充実感はあるのだと思う!
仕事の都合もあるので、毎週必ず稽古に参加しろとは言わないし、その辺りは当教室は自由であるので、誤解はしないで戴きたい。
「すぐに強くなれる!」と言う思い込みや希望は捨てて、「合気道だって、イメージと違い、そんなに簡単に身に付くものではないよ!」と知ってもらえればそれでいいと思う。
今の私においても言い聞かせている事である!
“今のオマエがなんぼのもんじゃ!”
“今出来ない事がそんなに恥かしいか!”
“そんなに、オマエは大したヤツなのか!”
“今のプライドを取って、未来に得られるはずのスキルを捨てるのか!”
“何かを乗り越えていない奴に限って、「これは無理」といって諦める!”
だから、常に今より一つ何かを乗り越える努力はしなくてはならない…
何においても「継続は力なり」である!
『野球だって、サッカーだって、毎日同じような練習を繰り返して上手くなるのに、武道はなんで少しやって強くなれないと辞めちゃうんですかね?』
と言う話になった。
本当にそう思う!
特に、合気道はその“被害”にあっている気がする。
一般的に、合気道のイメージは
・力を使わない
・神秘的な
・気の力で相手を飛ばす
・ザ!護身術
(だから、女性やヒョロヒョロの男性でも、暴力に対応できるようになる)
等々が一般的ではないだろうか?
はっきり言うが、そんな簡単に強くなれる訳がない!
・当初よりは力が抜けてくる
・説明を受ければ理に適っているが、見ている分には不思議に見える
・相手の動きに合わせて技を変化させる
・護身として使えるテクニックは確かにある
と言うことは出来るが、それらは、普段の継続的な稽古の中で培われ、身に付くもので、数ヶ月やったところでできるようになるモノではない。
何故、「特に合気道」と言った理由は…
ボクシングや空手、柔道などは、マスコミでもハードなトレーニングをして、肉体を作っている姿を放送しているし、我々もそう言う姿をいる機会が多い。
しかし、合気道は、老人が出てきて「えいっ!」とか言って人が不思議なくらい飛んでいく映像ばかりである。
あえて言うなら、中国拳法にも似た匂いを感じる。
それでは、先のような誤解を人々がするのも頷かざるを得ない。
だから、空手やボクシングに比べて、合気道を習おうとする人達は、「楽して強くなりたい」という気持ちが強いのではないかと思うときがある。
当然、健康志向やダイエット目的、武道の伝統に触れたいと言う目的で合気道に触れてもらって構わない。
それでも、やはり長く続けてもらわないと、成果なんて出ないと思う。
ちょっとやってすぐに真似できるようなものなら、飽きっぽい私なんてすぐに辞めている!
最近の風潮なのか?
スピード重視社会の弊害だろうか?
すぐに結果が出ないと諦めてしまう者が多い気がする。
継続する事は、我慢なのか?忍耐なのか?
幸いにも、当教室の会員にはそういう方は一人もいない。
だからこそ、継続して稽古に来てくれる方ばかりなのだろう!
少年・少女部は、また別の意味合いがあるので、ここまでは求めないが…
合気道…いや、当教室に興味を持ち、これから稽古への参加を考えている方がいたとしよう!
その方達に、予め伝えさせて戴きたい。
当教室は、正直会員を増やしていきたいと思っている。
しかし、それは誰でもいい訳ではない。
合気道の技を掛ける際、人の体質・体格は様々で、技もそれぞれ有効に極められなければならない。
その為には多くの者達に接する機会が欲しい。
街中で、知らない人を相手に武道の稽古をする事は出来ない。
それでは、ただの喧嘩になってしまう。
故に、稽古仲間がルールを守り、節度を持って行う事が一番望ましい。
だから多くの会員が欲しいと言う意味である。
そして、どんな目的であろうが、合気道を学ぶのであれば、技を学び出来るようになる事はもちろん、同時に技を極められた時の痛さも知らなければならないし、武道としての礼儀や形式的なことも学んで欲しいと考える。
・技は覚えたいけど、痛いのは嫌だ!
・強けりゃいいんだろ!礼儀はどうでもいい!
・ミット打ちや組手は怖いからやりたくない!
(※私の方で年齢や経験を考慮して、やり方を考えるから安心して欲しい)
そんな事を思うなら、武道を合気道を学ぶ資格はない!
そういう継続して学ぶ気持ちのある人が多く当教室に来てくれる事を強く望む。
その気持ちがあれば、経験や年齢、物覚えの良し悪しなどは問わない!
気軽に見学や体験には来て欲しいが、簡単に強くなれるとは思って欲しくはない。
それなりに、地味で、辛く痛い稽古の繰り返しの上に成り立っている事を忘れて欲しくない。
だから、達成できた時の充実感はあるのだと思う!
仕事の都合もあるので、毎週必ず稽古に参加しろとは言わないし、その辺りは当教室は自由であるので、誤解はしないで戴きたい。
「すぐに強くなれる!」と言う思い込みや希望は捨てて、「合気道だって、イメージと違い、そんなに簡単に身に付くものではないよ!」と知ってもらえればそれでいいと思う。
今の私においても言い聞かせている事である!
“今のオマエがなんぼのもんじゃ!”
“今出来ない事がそんなに恥かしいか!”
“そんなに、オマエは大したヤツなのか!”
“今のプライドを取って、未来に得られるはずのスキルを捨てるのか!”
“何かを乗り越えていない奴に限って、「これは無理」といって諦める!”
だから、常に今より一つ何かを乗り越える努力はしなくてはならない…
何においても「継続は力なり」である!