AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

S田さんが優勝していました

2005年12月03日 | 家庭

 5時30分起床。早いです。まだ外は暗いです。私は働き者なので、いつもこんなに早くから起きて仕事をしています。ウソです。昨夜から体調が悪い三男が泣いたので目が覚めました。でも、すっかり目が覚めてしまったので、どうせ起きてしまったのなら仕事をしようと、昨日やりかけたエンジンユニットへのパラシュートの装着作業を開始。
 なぜか、付属しているはずの純正パラシュートインナーコンテナがないので、ウチにある他社のインナーコンテナを改造して装着することに。インナーコンテナは完成しましたが、こんどは開傘グリップの適当なものがないので、他社のPG用のグリップを改造。全て装着して、試しにグリップを引いて、ちゃんとアウターコンテナから引き出せるのを確認。
 でもこのエクスプローラーというHGエンジンユニット、モスキートというユニットのように、パラシュートの開傘に連動してエンジン・プロペラを止める自動キルスイッチがないので、実際に開傘する時は手動でキルスイッチを押さないと、プロペラにパラシュートが絡まる危険性が…ないとは言えないですわね。
 ずいぶん以前のこと、ウルトラライトプレーン用の、火薬打ち出し式パラシュートを拝見したことがありますが、そのパラシュートはプロペラの位置と違う方向にパラシュートを打ち出し、傘体と機体を繋ぐブライダル部分の材質はプロペラに当たっても切断されないように太くて丈夫なワイヤーでできていたので、これなら安心だな~と感心したことがあります。きっと高価なものだったのでしょうが、「金で買える安全は、惜しまずに買っておけ」…と、誰かが言ったそうですし、「技術は買えないが、性能は金で買える!」と、リッチな誰かが言ったとか言わないとか?
 さて、午前9時前に作業終了。ショップの中に置いておくにはけっこう大きな物なので、車に積んでTさんに返却に行くことに。車で走りながら周囲を見ると、この時点ではまだそれほど風が強くなかったので、強風を予測してスクールを中止にしたのはマズかったかな?…と思いましたが、やはりすぐに強風になってきたのでした。
 画像はその、エンジンユニットです。排気量はわずか120ccですが、HG(くどいようですが、ハードゲイではなく、HangGliderの略です)は翼効率がPG(くどくありませんが、ParaGliderの略です)よりも良いので、小排気量でOKなようですし、実際に毎秒2メートルぐらいでストレスなく上昇できます。
 追記:パラ・ハング専門誌「フライヤー」の最新号が本日ウチに届いたので読んでいたら、11月3日から四国・徳島県で開催されたモーターパラ&モーターハング日本選手権で、豊田市のS田K夫さんがモーターハングで優勝していたのでした。
 山飛びの方とはすっかりご無沙汰のS田さんですが、こうしてガンバッテおられるのが分かり、驚くとともにとても嬉しいのでした。