AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

東風のままかと思いましたが

2014年10月11日 | 仕事

 このアングルからだと土砂の崩れかたが見えます。写真の右下のほうの木の葉が白っぽくなっているのが解るでしょうか。その木は倒れたために葉の色の変色が始まっていると思われます。つまり、その木の辺りまで土砂が流れたわけです。

 予報では高塚が飛べそうですが、ホントは東寄りの風に終始するような感じも。
 本日は浜名湖PGスクールさんが、この前の台風18号で崩れたテイクオフ周辺を、こんどの19号に備えて土砂崩れが広がらないよう応急処置をすると伺っていたので、スクールができないような風なら手伝いでもしようとシャベルなどを車に積んで出発。

 高塚に到着すると南東・・・よりも、もう少し東寄りで弱めの風。あとちょっと風向が良くなれば、とりあえずすっ飛びぐらいはできるかと様子を見ていたら、風速が強まってきてくれてなんとかソアリングコンディションになってくれました。
 私も練習生のかたとタンデムで飛んでみると、ソアリングはできるけどあまり高度が上がらず、けっこう丁寧に飛ばないと高度維持ができなくなるので、操縦を交代して練習してもらうことができません。あはは、ゴメンナサイ、これじゃ体験フライトみたいになってますね。

 飛びながらお隣のランチャー台の周辺を観察すると、思っていたよりもランチャー台の手前、上のほうから土砂崩れをおこしたことが判ります。そしてかなり下のほうの樹木も倒れているので、けっこうな量の土砂が下のほうまで流れたようです。
 たしかにこのまま放置して19号が大雨を降らした場合、さらに土砂崩れが広がる可能性はあるかもしれません。
 浜名湖の皆さんは結局、何枚もの大きなブルーシートと土嚢でランチャー台周辺の地面を被い、雨が崩れた部分に流れないようにする処置をされました。
 風はともかくとして、雨が大したことないと良いのですが。

 明日は東風で飛べなさそうなので、私も19号に備えて店の外壁などヤバそうなところを補修しておこうかと思います。