AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

手話って難しそう

2012年11月13日 | 仕事


 
お昼には強風になってしまったので、あとは地上練習するのみです
  


 豊橋のHさんが手話サークルで知り合いになった、パラの体験飛行をやってみたいという耳が聞こえないAさんを、本日は体験フライトのため連れておいでになりました。
 以前にも耳が聞こえないかたと飛んだことがありますが、私に代わって手話で必要な説明をしてくれる人が同行して来てくだされば、タンデムで飛ぶ場合にはなんの問題もありません。
 んーと、これは、あれですね、たまに外国の人が体験に来たとき、英語がゼンゼンな私に代わって、英会話が堪能な人に通訳していただいて事前説明するのと同じことですね。
 今回はHさんに手話で必要な事を伝えていただくことになりますが、念のため朝にいちどウチの店に寄っていただき、シミュレーターのハーネスを使って離着陸時の動作を練習しておくことにしました。
 HさんはAさんに手話で説明していますが、私には手や指の動きが何を意味しているのかサッパリ。手話ってなんだか難しそうですね。いや、手話がどうこういう前に、もっと正しく美しい日本語を話せないとダメじゃん私。

 本日は寒冷前線が通過後に強風になるという予報なので、その前の風が弱いうちに飛ぶことにして平日組の皆さんと衣笠山へ。弱めのソアリングコンディションの中、最初に飛ばさせていただくことにしてAさんとタンデムでテイクオフ。いつもならパッセンジャーのかたと話しをしながら飛ぶのですが、会話が成立しないのでときどき見てほしい方向を私が指さすとAさんは頷いてくれるので、どうやら落ち着いて遊覧飛行を楽しんでいる様子で一安心。でも、よく考えたら、たとえ私に手話ができたとしても、タンデムでは身体が向き合えないから会話ができませんよね? うん、Aさんには自由に景色を楽しんでいただき、私は黙って静かに操縦してましょう。
 あまり高く上昇できないまましばらくテイクオフ周辺で飛び続け、ダメモトで山頂に移動してみたところやっぱり高度を損失。公園を指して降りることをAさんに伝えて空域を離脱、事前の打ち合わせどおりに直前で肩を叩いて着陸態勢をとることを指示すると、ちゃんと立って走ってもらえたのでスムーズに着陸。

 性能が良い機体に乗っている皆さんは山頂で飛び続けていましたが、しばらくすると予報より早く強風になってしまったのでお昼まえに全員ランディング。前線の通過は夕方ぐらいと思っていましたが、かなり早く第一波が来てしまったようでした。
 明日・明後日もどうやら強風で飛べなさそうです。さらに寒くもなるみたいですね。少し早いような気もしますが、そろそろ暖房器具の用意をしたほうがいいのでしょうか。


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