AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

ついに日本最速

2011年02月16日 | 仕事
          

 朝方は強かった風はすぐに弱まり、一番よい条件のときでも少しだけ上昇してテイクオフ近辺だけを20分ほど滞空できただけで、その後はずっとすっ飛びを繰り返してスクールは終了となりました。
 
 公園を出て帰ろうとしたところに、陸上自衛隊員であり、昔ハングでいっしょに飛んでいたHさんから電話があり、この公園内の競技場で練習しているとのこと。自宅近くの競技場が工事で使えないので、ここのところこの競技場トラックで練習しているそうです。競技場のフェンスまで行くと、トレーニングウエアとスパイクシューズで武装(?)したHさんが走り寄って来てくれたのでしばし歓談。
 Hさんはいまも現役の陸上自衛官であり、もちろん昔から体力バリバリですぐれた身体能力の持ち主ですが、いまは趣味として陸上の短距離走をやっており、年齢を5歳きざみのグループに分けて競う全日本マスターズ陸上競技に参加しているそうです。でもって昨年、Hさんが参加することになる45歳~49歳クラスの中で、とうとう100m走と200m走の両方で優勝して日本一速い男になったのだそうです。しかもHさんはその時点で49歳と、そのクラスの中で最年長にもかかわらず二冠という成果です。100mのタイムは11.84秒、200mは23.95秒という記録。いったい毎日どれくらいのトレーニングをすれば、このように若い頃と遜色ない力を維持できるのか、ろくに運動もしない私には想像もできません。
 Hさんから「youtubeを検索してくれれば、昨秋の全日本大会の動画がupされてる」と教えられたので、先ほど検索して国立競技場を走るHさんの動画を拝見。号砲とともにHさんダッシュ、後半から抜き出てゴール、ダントツの一位。うーむ、後半から独走なんてカッコイイ、あなたはウサイン・ボルトか。
 Hさんは今年から50歳~54歳という一つ上のクラスに入りますが、昨年までのクラスの中では最年長ながらも最速だったわけで、それが今年からは反対にクラス最年少となります。てことは、今年からのクラスでも当然のように最速となるでしょうから、当分の間は『日本一速いおじさん』となるわけですね、すごいです。
 ちなみに今年は、4年に一回のマスターズ世界戦がアメリカで開催されるそうなのですが、参加資格はあってもオリンピックとは違うので自費であることに加え、やはり10日間ぐらい仕事を休まないといけないので、行きたいけどチョット無理かなあ・・・ということでした。
 いや、それではあまりに残念だ、陸上自衛隊の偉い人にお願いです、Hさんに休暇とおこづかいをあげて、ぜひとも世界戦に出場させてあげてください。クラスの中で日本一速い男が現役の隊員だなんて、自衛隊にとっても名誉なことではありませんか。

 むかしHさんと一緒に飛んでいたハング仲間の皆さん、国立競技場を赤い彗星となって(?)風のように疾走するHさんの動画ですよ。コピペして検索窓に貼り付けて跳んでください。↓

  http://www.youtube.com/watch?v=oPKIjuC0foE&NR=1

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。