
飛べそうな風が吹くという予報なので練習生の皆さんは集まってくださったのですが、実際には朝からかなりの強風ですぐに風が弱まるとは思えない状況。とりあえず様子を見ることにして店で皆さんと雑談していると、スタ沈・山沈・ツリーランディングなどで木に引っかかった場合の緊急時の昇り降りの話になりました。
初心者が高い木の上に引っかかってしまった場合、経験がないのに一人で高所から降りようとしたり、慣れていない樹上で機体の回収作業をするのは危険なので、私たちのような回収・救助班(?)が行くまでそのまま動かないでくださいと言っています。まー、当たり前ですが、一部の職業のかたを除いて『木登りが得意』だとか『高所作業に慣れてる』なんて人はいないと思うので、誰かがトラブルに陥ったときに回収・救助経験のある人たちと同行し、方法を見たり手伝ったりしながら少しずつ自分でも出来るようになるのが良いのだと思います。とくにエイトカンのような専用道具は使い方を習熟してないと危険で、知識として解っているからと使ってきたりするのは危なそうです。正式な使用方法を登山愛好家や経験者・熟練者から習ったとしても、その後に使うことが長期間なくあるとき困ったからといって突然に使うことは正確な使用法を忘れていそうですし、「ロープワークは身を滅ぼす」という逆説的な名言もある(?)ぐらいです。それに、難しい風でも無理にテイクオフして安易・頻繁に沈するよりも、自分の技量で無理のない風を選んで飛び、そうでないときはやめておくような姿勢でパラをやる人になってほしいなといつも思いますし。
そんなこんなで、初心者のかたに緊急時に一人で木から昇り降りする方法を教えたりすることはないのですが、この方法なら特別な道具も用いず簡単・安全かなというのがあるので(基準はコノ私にもできるという点でハードルが低い)、ヒマつぶしもかねてその方法を体験してもらうことにしました。でも、この昇り降り方法も私は実際の現場で使ったことはまだありません。たいていの場合はこの方法でないと登れないような高所には引っかからないのと、回収・救助は居合わせたベテラン経験者たち(?)と大勢で一緒に行くことが多いので、少数や単独でなんとかしようとすることがまずないからです。
この方法では登るのも降りるのもハーネスを装着したままで足と手を使い、ハーネスにぶら下がって両手足を離して休憩する時間も作れるので、特別な体力を要求されず誰にでもできるのが利点です。私たちが店の天井からぶら下げたロープで昇り降りするのをこっそり見ていた子どもたちは、どうやら『オジサンたちが楽しそうなロープ遊びをしている』と思っていたようで、皆さんが帰った後で自分たちもやりたいと言い出しました。誰でもできそうといっても、では子どもだとどうなんだろう?
試しにやりかたを見せてからアドバイスをしつつ三人にさせてみると、保育園児の三男は全然ダメな感じ(てか、幼すぎて説明しても意味が解らない?)、小2の次男はもうひとつ手足を上手く連携して動かせないのと力が足らない感じで惜しくもダメ、小4の長男はすぐに理解でき身体も上手く使えてOKという結果でした。なので、10歳児↑ぐらいなら誰でもできるということで…てことは、私もかろうじて10歳ぐらいの体力・知力はまだギリギリ保持しているということですか? そうですか?
初心者が高い木の上に引っかかってしまった場合、経験がないのに一人で高所から降りようとしたり、慣れていない樹上で機体の回収作業をするのは危険なので、私たちのような回収・救助班(?)が行くまでそのまま動かないでくださいと言っています。まー、当たり前ですが、一部の職業のかたを除いて『木登りが得意』だとか『高所作業に慣れてる』なんて人はいないと思うので、誰かがトラブルに陥ったときに回収・救助経験のある人たちと同行し、方法を見たり手伝ったりしながら少しずつ自分でも出来るようになるのが良いのだと思います。とくにエイトカンのような専用道具は使い方を習熟してないと危険で、知識として解っているからと使ってきたりするのは危なそうです。正式な使用方法を登山愛好家や経験者・熟練者から習ったとしても、その後に使うことが長期間なくあるとき困ったからといって突然に使うことは正確な使用法を忘れていそうですし、「ロープワークは身を滅ぼす」という逆説的な名言もある(?)ぐらいです。それに、難しい風でも無理にテイクオフして安易・頻繁に沈するよりも、自分の技量で無理のない風を選んで飛び、そうでないときはやめておくような姿勢でパラをやる人になってほしいなといつも思いますし。
そんなこんなで、初心者のかたに緊急時に一人で木から昇り降りする方法を教えたりすることはないのですが、この方法なら特別な道具も用いず簡単・安全かなというのがあるので(基準はコノ私にもできるという点でハードルが低い)、ヒマつぶしもかねてその方法を体験してもらうことにしました。でも、この昇り降り方法も私は実際の現場で使ったことはまだありません。たいていの場合はこの方法でないと登れないような高所には引っかからないのと、回収・救助は居合わせたベテラン経験者たち(?)と大勢で一緒に行くことが多いので、少数や単独でなんとかしようとすることがまずないからです。
この方法では登るのも降りるのもハーネスを装着したままで足と手を使い、ハーネスにぶら下がって両手足を離して休憩する時間も作れるので、特別な体力を要求されず誰にでもできるのが利点です。私たちが店の天井からぶら下げたロープで昇り降りするのをこっそり見ていた子どもたちは、どうやら『オジサンたちが楽しそうなロープ遊びをしている』と思っていたようで、皆さんが帰った後で自分たちもやりたいと言い出しました。誰でもできそうといっても、では子どもだとどうなんだろう?
試しにやりかたを見せてからアドバイスをしつつ三人にさせてみると、保育園児の三男は全然ダメな感じ(てか、幼すぎて説明しても意味が解らない?)、小2の次男はもうひとつ手足を上手く連携して動かせないのと力が足らない感じで惜しくもダメ、小4の長男はすぐに理解でき身体も上手く使えてOKという結果でした。なので、10歳児↑ぐらいなら誰でもできるということで…てことは、私もかろうじて10歳ぐらいの体力・知力はまだギリギリ保持しているということですか? そうですか?