南海部品で7,000円弱で買ったバイクグローブ。
それまではホームセンターで売っていたフリースの手袋の上に山用の手袋カバーを重ねて使っていました。
でも職場のバイク仲間が、いかにバイク用防寒防水グローブが快適か教えてくれたので、私にとってはかなり高価な買い物でしたが、思い切って購入して使ってきました。
でも冬季限定使用にもかかわらず、３年もたたずに指先のクラッチやブレーキレバーが当たる箇所が破れてきました。甲の部分も損傷が目立ってきました。
もう寿命かとかなりガッカリでした。
それでまた南海部品で買い換えねばと思っていたところ、近くのホームセンターのチラシが入りました。洗剤とか安売りしているかなと見ていたら「冬用防寒・防水バイクグローブが598円」との文字が。でもまあ、これも安かろう悪かろうの好例だろうと思っていました。なにせ今まで使っていたものと値段が違いすぎですからね。
で、１週間前に、たまたま別の目的でそのホームセンターに立ち寄った際にその商品を目にしたので、手に取ってみました。値段はやはり598円です。
素材は薄くて重量も軽く頼りなさそうですが、見た目は思ったよりは良さげです。もっと粗悪なものだろうと予測していたのですが、なにやらありがたそうな効能書きもついていて、試しにはめてみたらポカポカ。生意気にベンチレーション用の穴までついています。↓
もひとつ信用できなかったのですが、なにせ値段が値段なので(笑)試しに買ってみることにしました。
その日はそのままはめずに帰宅。そのまま放置していましたが、一昨日の12月11日、かなり寒い日で多分出勤時の気温は３度ぐらいだったと思いますが、試しにはめて出かけました。
バイクはアドレス110です。
いつものように走り出してすぐに、予想以上に暖かなのに気づきました。でも、前のグローブでは最初は暖かくても、約15分の通勤区間の最後ぐらいになると指先が冷たくなってきます。今回もそうなるだろうと覚悟していましたが、意外に保温効果が高く、それほど冷たくならないのです。それどころか、太陽が当たると全体が温められて、結構快適です。
これまでの高価なグローブにも同様の「太陽光発熱？」機能のようなものが謳われていましたが、全然実感できませんでした。
でも今回の激安グローブは、信号待ちで陽の光が甲に当たるとすぐ暖かくなります。感動ものです。
結局、駐輪場に着いた時の冷え方はこれまで程ではなく、十分防寒の役を果たしていました。
帰途も同様寒くなかったですね。
気を良くして帰宅後再度商品の説明ラベルなどを読んだらやはり中国製ですが、内部は３Ｍ製のThinsulateなるものを使っているそうで、表皮も薄いながらも防寒・防水・防湿性能に優れた三層構造の素材になっていて、真中は透湿性のあるメンブレンだそうです。
恐るべし、中国パワーですね。指先のレバーやスイッチ操作部の表面補強がなく、掌だけ合成皮革が部分的に使われているだけなので耐久性はわかりませんが、この値段なら仮に１年しか持たなくても、前のグローブの値段だと１０年分でもおつりが来ます。素材が薄くやわらかなのでウィンカー類の操作もやりやすく快適でした。
買ったホームセンターはとよこさんの実家が経営しています。(笑)
彼女が退団して星組サポートも終わりかと思ったらまだ続けているみたいで、ちょっと感心しました。応募したことはありませんが。(笑)
ついでに言うと、何で店内やチラシで「わたらせ温泉」の宣伝をしているのかと思っていましたが、関連会社なのですね。
私がこのホームセンターで買ったもので一番のヒットは、３年前のオリジナルブランドの扇風機（ナショナルそっくりのリモコンと８時間タイマーがついて2,600円でした）でしたが、このバイクグローブもなかなかのものです。どれぐらい持つか、興味津々といったところです。
安物と侮れない買い物でした。
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