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無料サービス「Googleアナリティクス」でわかる驚きのアクセス分析

2013年04月14日 | パソコンあれこれ

Googleが提供しているGoogleアナリティクスは、文字通りインターネット上でのアクセス状況を解析する無料ツールです。
ブログやホームページへのアクセス状況を多角的に分析できるのが超便利。
といっても、最初のうちは1日のアクセス数を過去1か月間の折れ線グラフで表示する「ユーザーサマリー」を見ているだけでした。


が、これにとどまる限りはgooの「アクセス分析」と変わらず、しかもGoogleアナリティクスはあくまでGoogleを検索エンジンとして使用したアクセスだけを対象にしているので、そこで集計されたアクセス数は、実際のアクセス数よりかなり少なくなります。そのため余りメリットがわかりませんでした。
ですが、最近になってGoogleアナリティクスのメニューをよく見てみると、「リアルタイム」という項目がありました。
で、その項目の下のサブメニューにあるサマリーをクリックしてみました。すると、本当にリアルタイムのアクセス状況が表示されたのです。
つまり、今現在の、私のブログへのアクセス状況がわかるのです。これ、ヒッジョーに面白いです!

今、どの地域(日本だけでなく世界各地の市区町村名がわかります)から、どのページを、何人の人が、どのくらいの時間滞在したか、また一度の来訪で何ページご覧になったか、閲覧手段パソコン携帯タブレットなのか、そのお客さんが新規リピータか、たどり着いた検索キーワードは何かといった、アクセス状況の具体的な分析がリアルタイム(といっても数分のタイムラグがありますが)に表示されるのです。
しかもそれが無料のサービスというのですから、すごいです。

利用するためのブログへの設定は、指示に従ってやればあっけないほど簡単ですが、事前にGoogleのアカウントを作っておくほうが作業は早くできます。具体的には各ブログサービスをご覧ください。

で、ブログをGoogleアナリティクスに登録してからの利用方法ですが、まずログイン画面が出てきます。
そこで上記のGoogleアカウントのIDとパスワードを入力したら、上記のユーザーサマリー画面が表示されます。

そこで画面左のメニューから「リアルタイム」をクリック。
その下の「サマリー」をクリックすると、現時点のアクセス状況がわかります。(ただし、以下はあくまでYahooを含むGoogle検索のアクセスのみですが)

↑の例では二人の方がご覧になっている状態です。よく見るとこのお二人はリピータの方ですね。

↓の場合は4人のアクセス例ですが、リピータと新規の割合は半々であることがわかります。


どちらから見えられているかもわかります。


●にカーソルを当てると地名も表示されます。


日本だけでなく外国からのアクセスもわかります。↓(これはユーザーサマリー画面ですが、リアルタイム画面でも場所の表示は同じです)


さらに「市区町村」まで絞り込むと↓

ロンドンから見ていただいていることがわかります。
他にもロシアや南米など思いがけないところからのアクセスがあったりするとうれしいですね。

リアルタイム」・メニューの「サマリー」表示ではアクティブなページのURLが示されても、それがどんなタイトルのページかわかりませんね。その場合は「サマリー」の3つ下にある「コンテンツ」をクリック。
するとページのタイトルが表示されるのでわかりやすいです。↓


話が前後してしまいますが、最初の「ユーザーサマリー」表示では、デフォルトの設定は1か月間の集計になっています。この間に国別集計とか、日本なら各都道府県別あるいは市区町村別に、滞在時間の長短・検索キーワード・訪問ごとのページビューの多少・新規かリピータかの割合などを集計して一覧表示してくれます。

過去1か月間の言語別集計↓


同・国別集計↓


同・市区町村別集計表↓


そしてたとえば大阪だけに絞って、アクセスしてきた時のキーワード別の集計などもできます。↓


そして、「リアルタイム」では1日のアクセス総数はわかりませんが、「ユーザーサマリー」で任意の1日単位の日付に変えると、その日のアクセス数の集計が可能です。↓

<比較>をチェックするとデフォルトでは前日が指定されますが、日付欄をクリックすると任意の日が指定できるので、例えばもっともアクセスの多かった日を指定しておくと、時間別のグラフで比較することもできます。

ブラウザのタブごとに、「リアルタイム・コンテンツ」と1日限定の「ユーザーサマリー」をそれぞれ表示させるようにしたら、現時点でのアクセス数と1日単位の集計と解析ができて便利です。

また、メニューの下の方にある「コンテンツ」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」から、日付別に閲覧されたすべてのページを、住所別やキーワード別、新規かリピータの別、滞在時間の多寡などの要素を選んで集計表示させることもできます。

その他にも、ブログ全ページごとの過去のアクセス数の集計とか、滞在時間の比較ができるので、自分のブログの人気ページ・不人気ページをリアルに把握できます(私の場合は不人気のほうが多いです^_^;)。
ほかにもまだまだ使い切れていない機能が多いので、目下研究中です。(笑)

というわけで、Googleアナリティクスはブログの運用に大変便利ですが、ブログなどよりビジネスに活用してこそ本当に意義のあるツールですね。
自社の製品や、サービスごとのページのアクセス状況が、リアルタイムに多面的に把握でき、また期間を自由に設定してさまざまな分析ができるので、いろんな意味で大変役に立つだろうと思います。

でも、私のように商売とは全く無縁であっても、自分のブログがどのように見られているかがわかるだけでも、面白いです。遠く離れたところからアクセスしてくれていると思うと励みになりますね。(もっと頻繁に更新しなくては^_^;)
ぜひこの便利なサービスを利用できる方は、ためしに使ってみてください。
きっと目から鱗が落ちますよ。(笑)

コメント
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