思いつくままに書いています

間口は広くても、極めて浅い趣味の世界です。
御用とお急ぎでない方は、ごゆっくりどうぞ。

🔴 そうだ、信楽に行こう!! 🔵

2020年09月03日 | 日記
 「勝手にガーデニング」でお邪魔している、N家住宅の玄関わきに狸の置物があります。
 
 ご存じ信楽焼のタヌキ。
 
 初めて見た時、ダサ―と思った。(殴)
 
 我が家の真向かいの家にもあったし。
 
 信楽は上野から車で30分程度の距離なので、上野のあちこちにもタヌキがあふれていた。
 
 なので、陳腐というか、こんな趣味にはついていけないなと。
 
 でもね。
 
 行くたびにだんだん親しみが湧いてきて、今ではかわいいなとさえ思うようになってきた。
 
 話し相手のいない一人の作業のときなどは、話しかけてみたり、作業記録の写真にも加えたり。
 
 で先日、その写真を見ていたら。
 
 なんと鼻が欠けてるじゃありませんか!!
 
 
 飼い主のOさんの話では、2018年の台風で欠けたのかも、とのこと。
 
 何度も現物を見ていたのに、今まで気が付かなかったのが不思議です。
 
 まあ人間の認識ってそんなもんかな。
 
 見ているようで、見ていない。
 
 「狸の置物」と思った瞬間に、ステロタイプな脳内イメージが湧いてきて、注視をストップしたみたいな。
 
 レーニンも言っているでしょ。
 
 「一目見て馬糞とわかるものを、誰がつついたりするものか」って。(ルナチャルスキー著:「回想録『革命のシルエット』」)
 
 あ、ごめんね、タヌ君。馬糞扱いしたりして。
 
 ただの例えです。(例えるな!!)
 
 それで、なんとかエポキシパテなどで鼻を復元してあげようと思って、参考のため画像を漁ってみたら。
 
 古いせいか、似たものがまったく見つからない。
 
 窯元とか、製造時期で千差万別、被っている傘とか、顔色、全体の造形がみんな違うんです。
 
 大体、新しいものはどんどん漫画チックになってきている。
 
 私が子供の時よく眼にしていたのはもっとリアルな狸だった。
 
 そしてN家のタヌ君はその中間みたいな感じ。
 
 ということで、こうなったら各年代の現物が保存展示されているであろう、現地・信楽に行くしかないと。
 
  GR SPORTのドライブにもちょうどいいしね。
 
 通いなれた名阪で上野から丸柱を経て信楽のコースで、えんどう豆の影響がなくなってきたら出かけます。
 
 
コメント
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