グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

ミニトマトを落としたのは、だぁれ?

2013-09-22 23:28:15 | Weblog
ミニトマトを落としたのは、だぁれ?

 南国の駐車場.jpg ハイビスカスも 美しく咲く、


宮崎市のとある駐車場。停めておいた車のそばに、


 発見っっ。.jpg
ミニトマト?らしきものを、発見っ。。


1個かと見てみれば・・・なんと


 ここにも そこにも あそこにも.jpg


ここにも、そこにも、あそこにも、車のまわりに落ちているいる
プチ・ミニトマト

この光景を見て、わたしは思いました。

 ああ、そうか。きっとミニトマトを入れていた
 紙袋の底が破れて、持ち主が気づかぬうちに果実がころがった。


と、そういうふうに考えました。

あたらずともとおからずの推理であろう・・・と、そうおもってまわりを
みわたしていたわたくしは、

それだけではすみそうもない あらたな状況 に、気づきました。

そうなんです。上の右はしの写真の 車のうしろ。

 そこには、さらにたくさんすぎる ミニトマト

が、あったのです。

 こ・こんなにも いっぱい?.jpg

いったい、この駐車場で、なにがおこったというのでしょう。。 

つづく。


◎ ヒントですが・・・“暑すぎた夏”ということで、お願いいたします。

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酷暑をのりきってラベンダー盆栽。

2013-09-22 07:48:39 | Weblog
酷暑をのりきってラベンダー盆栽。

植え替えることなく、同じ鉢のままで剪定しながら盆栽ふうに育てて
いるピナータラベンダーのお話しの6回目です。5回目は こちら


  酷暑対策ラベ.jpg 7月のようす

7月はじめに伸びていた枝をカットし、その後の酷暑対策を工夫した
ラベンダーのその後ですが、なんとか今年のあつい・暑すぎる夏を乗
り切って現在に至りました。


 こちらは現在 のの9月10日ラベンダー.jpg


しょうじきいって・・・平均気温が2度弱も高く、日別全国最高気温を
2度ほど記録
した本年の宮崎県沿岸部でのラベンダー栽培は、ひやひや
ものでした。けれど前回に写真でご紹介した

  鉢の温度上昇温度を避けるための白い鉢カバー
  鉢の下にひいたスノコ
  リンサンと苦土、さらに糖分を加えた液肥の追肥

が効いたかんじで、ほんとによかった♪


ののの鉢の中身.jpg


晩秋からのお花の開花が楽しみです。ちなみに鉢カバーの中身は、↑ こん
な具合になっております。

 ご参考までに、鉢を順次大きくしていく栽培については こちら 。
 どちらの栽培についても使用している鉢土については こちら 。


◎ 写真に写り込んでいるのは 蚊よけ殺虫剤です。それにつけても
  このラベンダーに神経を集中させたとたんに、こちらの視覚の死
  角をついて攻撃してくる〔彼女たちの〕その わざの巧みさには、
  感心しきり。


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ラベンダー盆栽の夏の管理〔再〕。

2013-09-21 19:07:45 | Weblog
ラベンダー盆栽の夏の管理〔再〕。

7月はじめの記事ですが次回分の資料として再掲載です。
 

『ラベンダー盆栽。夏の管理。』

植え替えることなく、同じ鉢のままで剪定しながら盆栽ふうに育てて
いるピナータラベンダーのお話しの5回目です。4回目は こちら


 5月30日剪定完了.jpg

06月10日に伸びていた枝をカットしたラベンダーのその後ですが

 ↓

6月末ラベンダー.jpg

と、4週間ほど経過した7月はじめには、こんなふうに葉が繁ってき
ましたよ。そこで 7・8月の暑さ対策処理 をやることにします。


 ↓

空気穴 + 穴肥.jpg

鉄線に1鉢あたり10箇所ほどの通気穴を開ける + ドライバーで
穴を開けて、そこに追肥を施す という、いつもの管理を行ったのち

 ↓

剪定.jpg

伸びている枝を、いつもどうりに整えます。その後ですが、夏の直射
日光がポリ鉢にあたって地温が上昇することを防止するために、ポリ
鉢を鉢にいれて管理することにしました〔酷暑が予想されるため〕。

 ↓


酷暑対策終了.jpg


日光が当って鉢の温度が上がるのを防ぐために、手前に白い鉢を配置
してみました。

 ↓

通気管理に肥培管理、そして剪定が終了して、酷暑対策完了です。


 ののののののののの 酷暑対策ラベ.jpg

ご参考までに、鉢を順次大きくしていく栽培については こちら 。
どちらの栽培についても使用している鉢土については こちら 。


◎ 10数年栽培しているなかで、鉢カバーをつけたのは
  今夏が始めてのことなんです。


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台風が去っても元気が戻らないときには。

2013-09-20 10:49:06 | Weblog
台風が去っても元気が戻らないときには。


台風害でおそろしいのは風水害ですよね。そしてもうひとつ、台風といえば
忘れてはならないものに・・・塩害 があります。

大雨が降った地方であるなら、そう心配せずともよいのですが、台風の進路
の関係〔18号でいえばたとえば九州地方とか〕で雨量の少ない台風の場合
に発生することがあるのです。

この塩害。
ポイントは、塩の害は急激にはでない ということ。

ここが塩害のこわいところで、なんとなく元気がないなあ・・と思っている
うちに日増し〔1週間から10日といったところ〕に

 葉が黄化していき、その後褐変して落葉

といった経過をたどります。もちろんこの状態がつづいていけば、悪くする
植物体の枯死にもいたる場合もあるので注意が必要です。

そしてこの塩害に対する対策ですが

 台風が去ったあとの植物体に対する清潔な水の散布

となります。前回の台風後の植物ケアの回にお知らせした「翌日にうすい液
肥や薬剤をかける」というのは、この塩害対策を兼ねてもいるというわけで
した。

塩害のおきやすい場所としては、たとえば

  ガーデニングでいえば家の軒下
  ハウス栽培であれば、出入り口や換気口のそば

といった、外からの風のあたる場所になりますので、対策をする場合はその
ような場所にうすい液肥や水を念入りに散布することが植物体の樹勢回復の
ポイントになります。

今回のブログを読まれて、「そういえば毎年・毎回、台風後にはなかなか元
気が回復しない場所があるな
」と思い当たられた方がおられました、お試し
ください。


◎ 台風後のケアひとつで、見違えるように元気になることも。
  要所要所で手間を惜しまないことが農業では大切 です。
   →「夢で終らせない農業起業」の続編ブログ版は こちら

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あわてて再読。「食べ方に関してのチェルノブイリからのアドバイス」本。

2013-09-19 17:45:42 | Weblog
あわてて再読。「食べ方に関してのチェルノブイリからのアドバイス」本。

IOC総会における安倍総理のプレゼンテーションのなかのご発言を聞
いて“再読しなきゃな”とおもっていた本ですが・・・本日福島を視察さ
れた安倍総理のコメントを聞いて、本日ただいま再読しはじめました。
ということで、2011年11月分の再録となりますがよろしかったら。

 ↓

物事には経験と経験から得られる経験則がなにより役に立つ・・・とい
うことで、ロシアの関連本のご紹介です〔前回は こちら 〕。

福島市の各地で、収穫された玄米から国の暫定規制値(1キロ・グラム
あたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが、連続して見つかっ
ている問題〔サンプリングに関する当ブログの話は  こちら 〕から・・
ベルラド放射能安全研究所のウラジミール・バベンコさんの書かれた本
自分と子どもを放射能から守るには』を 購入しました。

 知って守る・食べて守る・この地で生きる

という 3つの章からなる本 です。   放射能 本.jpg

注目は〔もちろん日本の暫定規準値よりも厳しい〕1999年に設定されていた
というベラルーシの食品の暫定規準値
です。

しかし個人的に感銘を受けたのは、むしろ “放射能が心配な食品ばか
り。どうやって食べよう
”という実践的な本の内容でした。 そして“カラー
イラストをふんだんに使うことで、誰がよんでもわかり易くしよう”とする
本の 姿勢でした。

バベンコさん.jpg


まさに経験則!から生み出された本だなと、おもわずにはいられなかっ
たです。これまで“コメのセシウム汚染は少ない”という日本の情報が報道され
がちであった
だけに、いままで手にとっておられなかった方にはお薦めの本かと。


◎ 大事なものは、先人の知恵とたくさんの経験・・・農業に関係して
  いると、いつもそう思わされます。

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