土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

旨い!ヒラスズキ

2024-11-17 09:58:52 | 土佐レッドアイ

 川が増水するほど雨は降りませんでした。

 今、増水すると産卵で河口近くへ降りてきたアユや産卵中の少し弱ったアユはどっさりと海に落ちてしまいます。

 ドッと落ちると一時大食いになりますが、長続きしません。

 11月17日、今朝は4発当たってフックアップしたのは一回だけ、65センチのヒラスズキでした。

 

   

 さっそくおろして冊にしました。まだ硬直していない身を刺し身です。

     

 カマの部位はぶつ切りにして、鍋の具にします。頭も骨も鍋です。これが美味しい。

 最近は、キムチ鍋でよく食べるのですが、これが美味しい!!、何回食べても食べ飽きません。

 

  

 内蔵もよく食べます。胃をひっくり返した画像です。この胃には獲物は何も入っていませんでした。たらふく食っていると胃壁は伸び切って薄くなっています。

ひっくり返したて、包丁でしごき胃液などをよく取り除きます。それを一口サイズにぶつ切りにします。

  

 こちらは、左から肝臓、心臓、胃のぶつ切りです。私はだいたいこの3つの部位を利用します。

 小さな鍋に少しだけ(具が浸かる)水を入れ、砂糖、醤油を適量いれて煮立ててから具を投入し、少し煮たら出来上がりです。旨いですよ。

 冊にした時、すきとった皮は湯引きをして二杯酢であえてネギを多めに散らしていただくのですが、酢はユズ(塩入り)を使っています。ガツンとくる美味しさです。

 このユズ酢は、家のまわりの実生の柚の実を絞って作ったものです。無農薬、無肥料、ようするに無世話、放ったらかしの自然そのものの柚酢です。

 旨いので、簡単レシピを紹介します。

 ヒラ・マルスズキの皮の湯引き

 皮を、多めの沸騰した熱湯の中に30秒ほど入れて茹でます。まな板に貼り付けた皮に熱湯をかけるという方法もありますが、鍋を使うほうが

簡単です。

 構えておいた氷水に放り込んで熱を取ります。

 冷ました皮は吸水シートなどで水気を取ります。

 皮を伸ばして斜めに5〜6ミリに切り分けます。

 器に入れて、二杯酢で味を整えて葱のみじん切りを入れて完成です。二杯酢は一気にいれてしまうと味が濃ゆくなりすぎることがあるので少しづつ。

 今朝はカミさんが、きゅうりもみを作ってくれたので、湯引きを加えてもらい食べました。

 旨い!

 


 不運なヒラスズキ

2024-11-16 11:01:20 | 土佐レッドアイ

 楽しい季節が到来です。

 毎年、この時期を楽しみにしています。が、高貴高齢者近くになり年貢の納め時ぜよと言われる日が近づきました。さて、後何回、この時期の釣りを楽しめるがじゃろう?

 さみしいことを考えるようになりました。

    久しぶりに八十センチを超えるヒラスズキを釣りました。このヒラのサイズだと私のリリースサイズなのですが、今回はこのヒラスズキは不運でした。

 しばらく釣りに行けず、とてもヒラが食べたかったときでした。釣り始めると次々と当たるのですが、8発当たって2回はフックアップせず。6回連続バラシという悲惨な目にあっていたのです。

 ガツんと乗ったヒラをランディングして、横たわったのを見ると一目で70センチオーバーだとわかりました。

 しかし。

 これをリリースすると後がないかもしれないという思いが過ぎりました。よし、これはキープしておこう。

 ところがこの後すぐに60センチクラスがヒット。

   

 家でメジャーを当てると81センチでした。

   今年は天然鮎の遡上がとても少なかったそうですが、この時期の一番のごちそうはやはり落ち鮎。

 大きい方の胃の中には、アユが6匹入っていました。そのサイズも大型は20センチを超えていました。

 ルアーも大型サイズが使えそうです。

 一方、小型のヒラの胃は空っぽでした。

  

 今回、活躍してくれたルアーはタックルハウスのTKLM"12/18"イワシとコノシロ  

 フィードシャロー128プラス サヨリとレインボー

 でした。


標識放流859号(2024年度162号)

2024-11-15 14:58:47 | アカメ調査室

  2024年11月11日、前田尚俊さんがこの日2尾目のアカメを釣って標識放流しました。

前田尚俊さんおめでとうございます。お疲れ様でした。 

 すごい釣果です。

 前田尚俊さんのコメントです。

 「お疲れ様です。
アカメの釣果情報を添付いたします。
一匹目が釣れた後、独特の雰囲気が変わりませんでしたので、最後の一匹の餌を投入しました。
約10分後ラインが走りました。ファイト中にトラブル発生、その影響で竿が折れてしまいましたが何とかランディングまで持っていけました。」

    

                 

                   釣人:前田尚俊さん 画像提供:前田尚俊さん


日時:2024.11.11   19:57
場所:浦戸湾流入河川
全長:92 cm
体長:上顎〜75cm、下顎〜76cm
体重:12.1kg
体高:25.4cm
胴回:64.5cm

 

 


標識放流858号(2024年度161号)

2024-11-15 14:35:26 | アカメ調査室

  季節が進んでいます。

 そんな中、前田尚俊さんがまたもアカメを釣って標識放流しました。

 流石です。前田さんおめでとうございます。

「お疲れ様です。
アカメの釣果情報を添付いたします。
11月にも関わらずこの日の最高気温は27度と記録的な暖かさでした。昨晩から早朝にかけて久々の雨でしたので気圧の変化や水量も気になり、流入河川に入りました。
微かな変化、40秒くらいの地合いでした。」

 データを送ってくれた前田尚俊さんのコメントです。

  

釣人:前田尚俊さん    画像提供:前田尚俊さん」

 

日時:2024.11.11   19:45
場所:浦戸湾流入河川
全長:98 cm
体長:上顎〜81.5cm、下顎〜83cm
体重:14.3kg (14.85-0.53=14.32)
体高:26cm
胴回:65.8cm

 


標識放流857号(2024年度160号)

2024-11-09 16:43:33 | アカメ調査室

 11月8日、今回は長野がアカメを釣って標識放流しました。久しぶりです。

     

 久しぶりですが、アカメのファイトは忘れていませんでした。

 ヒットしてすぐ派手なエラ洗いをしたので、大型のヒラスズキ?かとおもったのですが、それからの戦いぶりはアカメそのものでした。

 さて、アカメを釣り上げる前の、6日の夕方も同じ場所にアカメの群れが寄っていたようで、アカメが連チャンで当たりましたが、悲惨な目に遭っていました。

 最初にフックアップするまでに数回当たりがありましたが、ヒラなのかアカメなのかわかりませんでした。かかるとすぐに派手なエラ洗いを繰り返し、水面に現れたシルエットでアカメとわかりました。

 しばらくアカメとのファイトを楽しみ、ランディング体制まで持ち込みボガグリップを取り出そうとしているとルアーが外れたではありませんか。途端に波が来てさようなら。

 アカメにとっては最高で「やったぜ!バカ野郎」だったでしょうが、タグをつけたかったなあ。

 その後も数回当たるもののフックアップせず。

 次にかかったアカメも強敵でした。ロッドを持つ左腕が少し疲れるほどの時間、ファイトを楽しみました。

 このアカメ、さんざん楽しませてくれてから突然軽くなりました。ラインを切られたと思ったのですが、回収してみるとリーダーも健在です。スイベルが壊されていました。ルアーを咥えて去ったのです。

 これが残念、早くルアーが口から外れますように。

 この日はその後も数回当たりましたが針掛かりしませんでした。

 この日、釣れたのはヒラスズキ1尾でした。

 翌日、7日もヒラスズキ1尾だけでした。ほかはアタリもなし。

    

 翌々日の8日、同じ場所に行くと義兄が先に来てやっていました。聞くと全くの異常なしとのこと。

   釣りを始めて少し経ってからゴンと当たりましたが針掛かりしません。はて?アカメやらヒラスズキやら。

 アカメ?ヒラ?アカメ?ヒラ?アカメ?アカメ?

 それから、しばらく沈黙の後ガツンときました。

 派手なエラ洗いをして、潜り込んでからは強引いっぽうです。

 ドラグがええ音をかき鳴らします。

 アカメじゃ!

 しばらくやり取りを楽しんでいる間も、バレるなよ、バレたらいかんぜと念仏のように頭の中で唱えていました。

 この瞬間のこの醍醐味、やり取りのこのスリル、この高揚感、至福の時間とはこういう時間なのでしょうね。

 波打ち際に横たわったアカメは大きくはありませんが、とても嬉しい成果です。

 ここからは早く標識を装着して、早くリリースしなくちゃとそればっかりで手が震えます。

 義兄がいてくれてよかった。写真をバチバチ写してもらいました。

    

 

 

 

 画像提供:公文 豪さん

 アカメは蘇生の必要もなく、水に入ると元気いっぱい。はやく泳ぎ去りたいという気持ちが見え見えでしたのですぐ放流しました。

 バカ野郎と一声のこして?ゆうゆうとおよいでいきました土佐。

 年月日:2024.11.8  18:35

   場所:太平洋土佐湾東部

 釣人:長野博光

 ルアー:タックルハウス フィードシャロー128  プラス サヨリ