土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

三月のアカメ

2011-04-13 09:04:00 | 続アカメ日記
 3月28日の朝、携帯電話を見ると着信がありました。昨夜9時過ぎです。誰だろうと電話をしてみると「TEAM 連合艦隊」の艦長さんからでした。

 「アカメを釣ったので標識放流をしたいとおもい電話をしました」ということでした。残念無念。私はほとんど毎日、早朝から仕事をしていますので午後9時には寝ています。携帯は離れた部屋に置いていますので気づきませんでした。浦戸湾で釣られたので、先ず上杉事務局長に連絡してくれたのですが、上杉さんも所用で駆けつけることができなかったので、私に連絡をしてくれたのでした。

 残念ながら、標識放流はできませんでしたが、そのまま放流し、貴重なデータをいただきました。



 釣り人:TEAM 連合艦隊の艦長さんです。


 釣った日:平成23年3月27日(日)

 時間:22:35

 全長:70cm、体長:60cm


 詳しくは艦長さんのブログ「TEAM 連合艦隊と愉快な仲間たち」に掲載されています。

春が来た すかんぽ(すいば)とつくし

2011-04-05 08:45:00 | 生き物色々
 すいば (酸葉、すかんぽ )
 多年草 【たで科ぎしぎし属】 分布地 沖縄を除く全国

 すかんぽというとイタドリ(虎杖)のことをそう呼ぶ地域も多いようです。「すいば」はイタドリよりも少し早く出てきます。子供の頃、イタドリを待ちきれず、ときどき「すいば」の花茎を齧ったものです。イタドリはお菓子がわりによく食べていました。食べ方は、生えているものをぽきんと折り、皮を剥いでそのまま食べます。食塩を少しつけて食べるとなお美味しいものでした。美味しいと言っても味は酸っぱく、食感はしゃりしゃりとしたもので、他に食べるものがないから食べていたようなものです。

 4~5月頃に花を咲かせ、田の畦や道端の湿気の多い明るい場所に生えます。
 葉は大きく柔らかで茎の先端に穂状の花を咲かせます。新芽や葉を軽く茹でて食べます。これは酸味を楽しむという感じです。酸味は蓚酸です。蓚酸はカルシウムの吸収を阻害するため食べ過ぎは良く無いとされています。ほうれんそうにも多く含まれています。

料理方法:若い葉をサラダにしたり、クリームソースにして料理に利用します。またレモン代わりに紅茶に入れたりします。湯がいてお浸しや和え物にもできます。


 すいばとつくし(2011.3.21撮影)

 田んぼの畦のつくし

 つくし誰の子 杉菜の子♪ つくしはスギナの胞子茎(または胞子穂、胞子体)、胞子を放出します。つくしの姿はかわいらしいのでこどもによく親しまれます。カミさんも早春、よくつくしを摘んできては食べようとするのです。下処理がややこしいのでよく手伝わされます。
 「こんなややこしいことはいやじゃ!」と抵抗しても  ダメです。

春が来た

2011-04-01 22:47:00 | 生き物色々
 2011年3月21日 暑さ寒さも彼岸までといわれるとおりの風景が

 この日は、蛙たちの大合唱が聞かれました。

 イノシシ団地の下につくってある沈殿池のタデ群落が枯れた後の浮島?に白い物体が。シュレーゲルアオガエルの卵です。


    シュレーゲルアオガエル





 
 卵は畦などの水辺の岸辺に、泡で包まれた3cm-10cmほどの卵塊を産卵します。泡の中には200個-300個ほどの卵が包まれているそうです。モグラが開けた穴などの土中に産卵することも多くあまり目立ちません。ときどきタヌキが?掘り出してたべているようです。孵化したオタマジャクシは雨で泡が溶けるとともに水中へ流れ落ち、普通のオタマジャクシとなって水中生活を始めます。

 泡の塊の中に産卵する習性は多くのアオガエル科のカエルで共通しているそうですが、日本本土産のアオガエル科のカエルでは他にモリアオガエルしかいないそうです。モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつけます。


モリアオガエルの卵塊(2010-6-19 岡山県蒜山高原で撮影)
 






 泡のなかにみえる小さな白っぽい丸いものが卵です。

 蒜山高原のあちこちの水たまりの上の樹上にはこうした卵塊がたくさんみられました。私はテレビでは見たことがありますが、現物を目の前にしたのは初めてで「おお これがそうか」と見とれました。