土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

標識放流402号(本年11号)

2016-07-30 16:08:00 | アカメ調査室
7月28日、久しぶりに上杉事務局長からT&Rの連絡をもらいました。401番目の今年11号です。



 釣獲日:2016年7月28日
 釣り人:やっさん
 全長:90cm
 標準体長:80cm

 やっさんご協力ありがとうございました。上杉さん、お疲れ様でした。
 

標識放流401号(本年10号)

2016-07-23 09:46:00 | アカメ調査室
標識放流で大活躍してくれている丁野 茂さんと岡田 勝さんのコンビがまた標識放流です。

 今回は大型、1メートル超えです。









 釣獲日:2016年6月19日
 釣り人:丁野 茂さん
 全長:108cm  標準体長:97cm

 丁野さん、絶好調ですね。これだけの釣果を出されるということは、腕前もそうでしょうが、努力もすごいのでしょうね。

 丁野さん、岡田さんお疲れ様でした。
 


助けた

2016-07-11 09:04:00 | 狩猟とナイフ
 7月1日のことでした。梅雨空の間の晴れの日、ミカンの病害虫の防除で農薬の散布に行きました。車を降りて準備していると、ため池でちゃぽんちゃぽんと音がしています。
 何だろうとのぞいてみると茶色の動物が池に飛び込んでおぼれそうになっていました。「しめた、シカが車に驚いて逃げようと慌てて池に飛び込んだのだ」仕留めて食ってやろうとおもってよく見ると、大型の茶色の犬でした。
 すでに時間が経っていると見えて犬はほとんど泳げなくなっていて今にも沈みそうです。
 枯れ葉やゴミをすくい取る網で何とか手前まで寄せて胴体に手を入れてすくい上げることが出来ました。犬はぐったりしています。そのまま寝かせてマッサージをしました。マッサージを続けているとようやく前足をたてて座りぶるぶると震えだしました。その状態でがんばれと声をかけながらマッサージを続けていると息子が車で到着しました。息子の姿をみた犬はよろよろよたよたと歩きはじめ少し離れた場所で座り込みました。


 座り込んで震えながらこちらを見ています。ミカン畑は人家とはかなり離れた山頂です。首輪もなく体にはダニがたくさん食らいついて吸血して大きくふくらんでいました。この犬はおそらく近くで捨てられてしまったものだと思います。人を見て逃げようとするので、いじめられていたのかもしれません。
 せめて持ってきた弁当でも食べてもらおうかと思いましたが、近づくとよたよたと離れていくのであげることが出来ませんでした。

 そのうちいつの間にかいなくなっていました。

 命を奪うことだけではなくたまには救うこともあります。

とりました

2016-07-11 07:23:00 | 狩猟とナイフ
 イノシシを捕まえました。40キロあまりの雄。
 後ろ足をくくっていて、すねの関節が外れ大腿骨の先端が飛び出しておりました。
 早稲の田んぼ近くの山側にしかけたくくりワナにかかっていたものです。





 後ろ足をくくっていたのですが、すねの部位を骨折、大腿骨先端が飛び出していました。後ろ足はどの部位でも前足と比べるとちぎれて襲われる危険は少ないいのですが、それでもこのように関節が外れて皮膚を突き破るのではなく、複雑骨折で先端が鋭い骨で暴れ回ると近くの皮膚が切れてちぎれる事もあります。
 しとめようと近づいて、足がちぎれて襲われた経験が数回ありますので、今はとても慎重です。よく確かめてから近づくようにしています。


 皮膚に食い込んだダニ、これはタカサゴキララマダニというダニで最も多く見られます。恐ろしいウイルスを媒介するマダニの一種です。

とうとう獲ったぞ!

2016-07-01 17:48:00 | 狩猟とナイフ

 管理人はどうしたのだ、イノシシにほぐられて死んだのか!という声が聞こえてくるような気がするほどご無沙汰しておりました。あまり元気ではありませんが細々と害獣と戦っていました。

 にっくきイノシシとうとう捕まえたぞ

 3年余り前、稲田に侵入しては稲を食べ散らかし、稲を踏み荒らしていたイノシシ。罠にかかったのですが、暴れて輪抜けをして逃げました。それ以来、ワイヤーの臭いを記憶に刻み込んだのか、どのハシリに仕掛けても罠を見破り捕まえることが出来ませんでした。これまで、毎年稲の被害はひどいものでした。

 2016年6月30日、田んぼのすぐ上の山に仕掛けた罠を見回りにいくとおおきなイノシシが天向いてひっくり返っていました。前足をくくったワイヤーが破竹に巻き付いて身動きできなくなっていたのです。
 この時期、暑さで身動きできなくなるとイノシシでもシカでもすぐに死んでしまいます。しまった、死んでいるかと思って「おい」と呼びかけるとビクッと動くではありませんか。しめた。死んでしまうともう食料にはなりません。血抜きができないため美味しくないのです。

 ワイヤーのかかっていない方の前足には昔ワイヤーでくくられたと思われる古傷がありました。大きなメスのイノシシでした。

 心臓の上の大動脈を切ってやろうと上向いたイノシシの顎を踏みつけようとするのですが、怪力の持ち主自由にはならないながらも、頭を振って噛みつこうと必死です。何とか踏みつけて険鉈を振り下ろしたところへ頭を振られました。鋭い切っ先は何ということでしょう。私の右足の長靴の先端に突き刺さったではありませんか。中指がしびれたような気がしました。これぐらいのことで中断するわけにはいきません。何とか仕留めました。
 一段落して、恐る恐る長靴を脱いで見ると、何ということでしょう。血でぐちょぐちょすると思っていたのは汗でした。少ししか血が靴下についていないではありませんか。中指の中程に絆創膏でよいぐらいの切り傷が出来ているだけでした。
 やれやれ。
 


 やれやれ、これでしばらくは一安心ですが、浜の真砂はつきるとも・・・・・・で、新手が現れることでしょう。