さて? 私はダレ?
時々、うちの自由ネコたちが捕まえる動物の中で、画像のものがいます。
猫たちはこれみよがしに、玄関やよく通る場所に置いて自慢しています。
ネズミもよく獲りますますが、ネズミは食べた残りを展示します。このサイゴクトガリネズミは美味しくないのか、まったく食べません。捕まえるのが楽しいのでしょう。
ネットで調べてみると一番近いかな?と思うのがサイゴクトガリネズミというものでした。
ご存知の方、ぜひ名前を教えて下さい。
さて? 私はダレ?
時々、うちの自由ネコたちが捕まえる動物の中で、画像のものがいます。
猫たちはこれみよがしに、玄関やよく通る場所に置いて自慢しています。
ネズミもよく獲りますますが、ネズミは食べた残りを展示します。このサイゴクトガリネズミは美味しくないのか、まったく食べません。捕まえるのが楽しいのでしょう。
ネットで調べてみると一番近いかな?と思うのがサイゴクトガリネズミというものでした。
ご存知の方、ぜひ名前を教えて下さい。
さあっと吹き抜ける風が秋の風に変わりました。
まだ日中は暑くて、熱中症とのたたかいはまだ続いているのですが。
山のミカン畑ではアブがいなくなりました。ときどき痛い目にあってきたのでとてもありがたい。しかし、アブはとまったと思ったらガツンと痛い目にあうので、すぐに追い払われたり、叩かれたりで血を吸う間がないのではないかと思うのですが。
同じように血を吸う蚊やブヨなど、かゆいと気付くころにはたっぷり血を吸われています。効率からいくとこちらが上ですね。
秋になると現れる厄介者の一つが、オオスズメバチ、キイロスズメバチのミツバチ襲撃です。キイロスズメバチはそれほど脅威はないのですが、オオスズメバチは厄介です。数匹がひっきりなしに襲ってくるようになり、それが続くとミツバチたちは巣を放棄して逃げ去ってしまいます。
数日前、カミさんが大声で呼ぶので出てみるとオオスズメバチがミツバチを襲って、捕まえては自分の巣に持ち帰っていました。そこで、用意してあるタモアミで捕まえては踏み殺してを繰り返し、4尾やっつけたところで来なくなり終了しました。
巣箱の前にネズミ捕り用の粘着シートを置いて、捕まえたオオスズメバチを2匹ずつ囮の餌にシートの上に置いていますが奴らはやって来ません。まあ、始まったばかりなのでこれからが大変です。
2024.7.27、ヒラズゲンセイはもういなくなったとおもっていたのですが、今日、2匹が現れました。
朝、ふっと見上げると、クマバチの巣穴2箇所の側にそれぞれ1匹ずつ見つけました。
こちらはメスのようです
こちらは雌雄不明です
さて、ヒラズゲンセイはいつまで現れるのか楽しみになってきました。
ヒラズゲンセイが最も多く現れたのが、6月中旬でした。
巣に入ろうと飛ぶクマバチ(24.6.12撮影)
(24.6.12撮影)
(24.6.12撮影)
クマバチの巣穴の周りに集まったヒラズゲンセイ(24.6.12撮影)
巣穴のある車庫のまわりを数匹のヒラズゲンセイが飛び回っていました。巣穴の近くには多いときには十数匹もとまっていました。
7月になると少しずつ少しずつ減ってきて、かれらが集まる下には弱って落下したものや、死がいがたくさん見られるようになってきました。
下に落ちたアゴの大きなオスとメス(24.6.19撮影)
寿命が尽きたヒラズゲンセイ(24.6.19撮影)
24.7.18、最後に目撃したヒラズゲンセイ
クマバチの巣の下で死んでいるヒラズゲンセイ(24.7.24、撮影)
7月18日から、ヒラズゲンセイの姿が消えました。活動が終了したようです。
先にも書きましたが、この昆虫が日本で初めて見つかったのは高知県でした。1936年です。次の年1937年に鹿児島県で発見されます。それからしばらくたった1954年、徳島県で発見されたそうです。
今では、おもに西日本のいくつかの県で見つかっているようですが、なかなか珍しい昆虫でわたしは73年生きてきて、今回初めてめぐり会えました。
クマバチが車庫の屋根にいくつも巣を作ってくれたおかげですね。
2024.7.26、今朝の高知新聞にもヒラズゲンセイの記事が出ていました。
つづく
見た目がクワガタそっくりで「赤いクワガタ」ともいわれるヒラズゲンセイですが、ツチハンミョウ科の甲虫です。
2024.6.12 撮影
2024.6.8、撮影
触ってはダメ!
ヒラズゲンセイなどツチハンミョウの仲間は、刺激を受けると、脚の関節からカンタリジンという毒を含む黄色い液体を出します。 このカンタリジンは、数十ミリグラムで大人の致死量になるという猛毒です。 ツチハンミョウ数匹分の毒を集めれば人を殺せるとも言われるほどです。 その毒が皮膚に付くと、火傷のような水ぶくれができるためやけど虫などと呼ばれることがあります。体液がついたらただちに水で洗い流すのが良いそうです。
「ツチハンミョウは、コウチュウ目・ツチハンミョウ科に属する昆虫の総称である。有毒昆虫として、またハナバチ類の巣に寄生する特異な習性をもつ昆虫として知られている。 「ハンミョウ」と名がついているが、ハンミョウとは別の科に属する。しかし、ハンミョウの方が派手で目立つこと、名前が似ていることから、混同される場合がある。」ウィキペディアより引用
ヒラズゲンセイが我が家にたくさんやってきました。最初に見つけたのは2024年6月8日です。この虫はハナバチの一種、クマバチの巣に寄生するそうです。
クマバチの巣は、私が手作りした車庫の屋根の材料、昔のビニールハウスの廃材アビトンに昨年(2023年)から穴をほって作り始めました。それに気付いたのは、木くずが大量に落ちてきたからでした。とにかく大量の木屑が毎日落ちてくるのです。
それもそのはず、クマバチは大型のハチで強い顎をもち、そのアゴで木を削り、掘り進め、何と直径1.5cm,その長さ40cmほどの巣をつくるのだそうです。
納得です。
木屑の量が半端でないことはこれで納得です。
巣の下の地面に降りて休んでいるクマバチのメス'(24.7.19撮影)
閉口したカミさんが、なんとかしろと言うのですが、私は大抵の生き物にはやさしくて寛容なのです。ただ、ハチは総じて恐ろしい存在で、キイロスズメバチには2回殺されそうになりました。幼少の砌より、いたずらしてはハチに刺され、ハチ毒にアレルギーがあり、キイロに刺されて、アナフィラキシーショックをおこしたのでした。
スズメバチ類は凶暴なのが多くて、巣に近づくだけで刺されたりします。その点、クマバチは温厚なハチで、こちらからちょっかいを出さない限り刺したりはしません。
また、春先から夏、我が家の生業であるミカン畑では、オスのクマバチがたくさん飛んでいて、やかましいほど羽音をたててホバリングしながら、何か飛行物体が近くをとおるとブーンと勢いよく追いかけて行きます。ほとんどが、仲間のオスなのですが、他の種のハチやトンボ、蝶々、果てはツバメ、たまには私がからかって投げる石にまで追尾していきます。
間違いに気付き、元の場所にもどっては「チッ」と舌打ちでもしているかもと思ったりします。
心の底からガンバレよ!と声をかけそうになる健気なオスたちです。
オスはハリをもたないので捕まえても刺したりはしません。
私はニホンミツバチの次にクマバチには親しみを感じています。
クマバチの巣穴のまわりに屯するヒラズゲンセイ'24.6.12撮影)
下から目視しただけでクマバチの巣は5個あります。脚立にのって探せばもっとあるはずです。
でかい穴を掘るので屋根材の強度が落ちるのですが、私の手作りの屋根、もともと強度は弱いのです。いいではないかとカミさんをなだめてそのままにしています。
つづく