土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

つかまえた

2013-11-23 08:16:00 | 狩猟とナイフ
 連日ミカン園が襲撃され美味しいミカンが食害を受けていました。9月中旬からの被害ですのですでに数百キロはたべられました。
 ぶちころすと怒り心頭。
 ワナも増設して毎日見回っていました。しかし、10月末にシカとイノシシを各1頭獲っただけでした。その後も毎日ミカンが食べられていました。イノシシは1晩に数キロのミカンを食べてしまいます。
 1頭のイノシシが毎日ミカンを食べにくることはあまりないように思います。かれらは3日ほどの周期で餌場を回っているように思っています。これは私の思い込みだけなのかもしれませんが。
 毎日被害をうけているので何頭かのイノシシがきているようなのです。
 高知県の猟期はイノシシとシカが11月15日から3月15日です。21日にはいつもミカン畑の近くに括りワナを仕掛けている知人の猟師が60㌔ほどのオスイノシシをしとめていました。やれよかった、どんどん獲ってほしいとはなしたことです。
 22日、ミカンの収穫にでかけ仕事を始める前にワナを見回りました。

 

 おお!イノシシがかかっている。
 小型のイノシシがかかっていました。
 さっそく立木をのこぎりで切り棍棒をつくりました。頭をどづいて気絶させてから止めを刺し血抜きしました。


 道路脇にひきだしたイノシシ、30㌔弱のメスでした。
 収穫をしないといけないので、家の近くの谷の水に浸けておき、夕方処理をしました。

 枝肉にして保冷庫にいれしばらく熟成させます。
 取り出したヒレ肉を塩こしょうでソテーして味見をしたのですが、ヒレ肉にしては少し硬いようにおもいいました。小型のイノシシですが、果たして硬いのか。
 今回は、モモをスモークしてベーコンをつくってやろうと思っていますがはたして美味いベーコンができるだろうか?

ゆとりすとパークおおとよ 第2回四国ジビエグルメフェスタ

2013-11-20 20:08:00 | 狩猟とナイフ
 

 ジビエ料理とは、狩猟された鳥獣肉を使った、ヨーロッパでは高級で特別料理。
四国の豊かな山で育った栄養いっぱいの鹿や猪、鴨、キジを味わってみませんか?

開催日時2013年11月17日(日)10:00~16:00

 という呼びかけに惹かれて、かみさんと二人で出かけました。私はプロの猟師。常々シカの活用について思うところがあり感心がとても強かったのです。
 前回は大盛況で駐車場がすぐに満杯になったと聞いていたので、朝7時に出発。9時前には到着しました。
 会場のゆとりすとパークおおとよは標高700㍍を越えると言うだけあって寒いこと。会場の麓は曇っていました。山道を登っていくと霧なのか視界が悪くなってきました。これは霧ではなくて雲海であったことをあとで知ります。



 発電の風車が雲海に隠れたり現れたりと非日常の光景に見入りました。






 これほどの雲海はそれほど頻繁に見ることはできないそうです。




 いよいよ開会。ご挨拶。


 


 四国各地から自慢のジビエ料理を持ち寄ったブースがならびます。




 食の元気者の仲間「猪鹿工房おおとよ」のブース。ご自慢の鹿の燻製を購入。シシ汁を食べました。美味しいこと。
 帰りがけに奥さんに聞くと途中で全て売り切れ、商品を取りに帰って追加をしたがそれも売り切れましたとのことでした。
 それぞれのブースも早々に売り切れ続出だったようです。




 私のお目当ての学習会。それぞれ一流の講師で勉強になりました。







 午後のもう一つの学習会は鹿の解体とハンバーグ作りでした。解体と言ってもじつは枝肉(モモ)の骨抜きでしたが、とても勉強になりました。




 同じテーブルでハンバーグ作りを学んだ仲間の学生さん。彼はなんと南国市から原付バイクで来たそうです。勾配のきつい山道ばかりなので大変だったことでしょう。若者だからできる技ですね。





 「アカメバーガー」これが私の作品です。うまそうでしょう。実際にとてもうまかった。

 しかくってうまかった一日でした。

 フェスタの仕掛け人西村直子さん、誘ってくれてありがとう。



 2013年 兆民忌

2013-11-16 07:35:00 | 続アカメ日記
 
 浦戸湾を守る会の事務局長 田中正晴さんから「兆民忌」の行事のご案内です。

 兆民は自由民権運動の理論的指導者として活躍しました。また東洋自由
新聞・自由新聞・東雲新聞・第2次自由新聞・立憲自由新聞・北門新報など
の主筆や社説係を勤めております。彼はジャーナリストでもあったわけです。
一昨年に講演されました佐高信氏は兆民を「常に状況に身を置きその状況
を変えようとした人」と評しました。

 そんな兆民にふさわしいジャーナリストをお迎えいたします。朝日新聞編集
委員で、朝刊三面に連載中の『プロメテウスの罠』を担当しておられます依
光隆明氏です、と言うよりも元高知新聞社会部部長と言った方がわかりやす
いと思います。そして特別ゲストといたしまして、この連載にも登場されていま
す福島県飯館村長泥区長の鴫原良友氏をお迎えいたします。依光氏は「長
泥は放射能でバリケード封鎖された地区です。日本から抹殺されようとしてい
る地区、と言えるかもしれません。そういう人の声を直接高知へ届けたいと
前々から思っております。」と述べられております。

 お二人を招いての今年の兆民忌講演会は、日本の現状を語り未来を
創っていく会に出来たらよいと思っております。

 場所や日時は下記のリンクで見てください。

兆民忌


2013鳥獣連合 

2013-11-05 07:14:00 | アカメの国農園
 2013.11.4 仕掛けてある爆音機の爆発音が聞こえません。お隣のミカン園には2台、アカメの国農園には現在2台の計4台のバードキラーという名(げにまっこと恐ろしげでしょう)の爆音機が仕掛けられています。

 にぎやかにドカン、どっかんと鳴っていたのですが、お隣の一台は数日前から、我が一台は昨日から音が止まっているようです。

 さては今年も鳥獣連合の攻撃が始まったかと配線用の電線とペンチを持って見に行きました。
 
 以前別のページに書きましたが、爆音機への攻撃はこれまでも度々ありました。配線が噛み切られるという被害でこうなるとうんともすんともいわなくなります。

 爆音機の対象はカラスです。カラスはかしこいため爆音に警戒心を持っていてこれが鳴ると近づこうとしません。カラスは悪戯がはげしいためよく鉄砲で狙われるためか爆発音は苦手なようです。

 いっぽう同じ鳥類であるのに、ヒヨドリ、メジロなどには全く効果がありません。全くです。彼らはバカなのか轟音には鈍感なのか。私は爆音機のことを忘れて近づき腰を抜かしそうになることがあるというのにメジロたちは何処吹く風、知らん顔してミカンをついばみます。



 見てびっくり仰天。

 プロパンのガスボンベはひっくり返りゴムのガス管は14個もの細切れに噛みきられているではありませんか。


 これでは鳴るはずはありません。



 鳥獣連合というのはこうです。カラスが人のよい(これはおかしい?けもののよいが適当でしょうか?)タヌキに頼み込んで爆音機の配線などを噛みきってもらっているようなのです。

 爆音機はカラスが活動する昼間だけ鳴るように設定してあります。タヌキなど獣はもっぱら夜活動しています。イノシシも夜こっそり現れては何㌔も美味しいミカンを食べていきます。
昼も夜も鳴らしたらよいではないかと思われるかもしれませんが、イノシシなどにはあまり効き目がありません。

 噛み後のない部分のホースを繋いで何とかなるように出来ました。しかし、元の長さの半分ほどになってしまいました。製造元に注文しておかないとこんど少しでも齧られるとお手上げです。
 
 やれやれです。これからもこうした鳥獣連合のミカンの襲撃が続きます。