土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

講師紹介

2009-07-30 06:25:00 | アカメ釣り大会
 アカメを議題としたフォーラムで講演してくださる講師を紹介をしていきます.最初に町田吉彦高知大学教授の紹介です.


 町田吉彦高知大学教授のプロフィール

 「アカメの国」ではいつもお世話になっています.また,アカメと自然を豊かにする会が関係するアカメの生態解明の調査などご指導をいただいています.また,2009年現在,県の希少種保護条例での保護種指定が保留になったアカメの県の調査結果の評価を行う会議での中心的役割を果たされています.

町田吉彦(MACHIDA, Yoshihiko)

 高知大学理学部理学科教授,理学博士.秋田県出身1947年3月30日生.高知大学文理学部卒.九州大学大学院理学研究科博士課程中退.専門は魚類分類学,水生動物学.

現在の研究テーマ
1.アシロ目,ウナギ目魚類の分類
2.高知県の魚類相を含む自然史
3.干潟環境の保全

その他
国土交通省四万十川エコリバー研究会委員,同波介川河口導流事業環境調査委員会委員,高知県文化財審議会委員(動物),高知県文化財専門委員,特別天然記念物ニホンカモシカ高知県通常調査委員長,高知県立のいち動物公園友の会評議員, NPO法人四国自然史科学研究センター理事長,高知に科学館をつくる会代表,高知県希少野生動植物保護専門委員,土佐生物学会会長.



第三回アカメ釣り大会(案)

2009-07-23 20:54:00 | アカメ釣り大会
     第三回アカメ釣り大会(案)

 釣り大会とフォーラムの目標
 
 釣り大会は、今回も釣獲魚の標識放流を目的とする。今回の大会も2日間とするが、釣りそのものの行事は1日間(夕方から翌朝)とする。これは、これまでの2回の開催で、少なくない参加者が時間的都合から全行事に参加できないことがあったことや、主催側の労力に限界があるなどの理由による。今回は、釣り大会前にアカメと自然を豊かにする会主催のフォーラムをおこなう。

 釣獲したアカメを標識放流することにより、アカメの生態を明らかにしていく。また、多くの参加者を募り、釣りという文化の中でアカメ釣りという一つのジャンルが広く深く根付いていること、釣り人がどれだけアカメを大切に扱っているかを全国にアピールする。
 
 フォーラムでは、アカメを取り巻く状況(アカメの生態の新たな発見や県保護条例の保留種となってからの動向、県の2008年アカメ調査結果をどうみるか、アカメを現行の保護条例での保護種とすることの誤りなど)を論議し、「豊かにする会」の運動の目標(アカメ独自の県保護条例の制定を目指す、アカメの生態を解明していく)と取り組みを釣り人や県民に広くアピールしていく。

 フォーラムの名称と内容について

《フォーラムは午後1時から午後4時、会場:文教会館5Fホール 
 〒780-0870 高知市本町 4-1-49(予定)》 

1)フォーラムの名称(案):アカメを高知の観光大使に。副題:私たちはアカメとどのように付き合えば良いか

2)フォーラムの内容について

● 研究者からの一番新しい知見やアカメとどう付き合うべきかの提言。

● アカメと自然を豊かにする会の運動方向(参考:高知県アカメ保護条例の制定を求める要望書、アカメの生態解明)。

● 標識放流(JGFAに講師派遣を要請)の目的、方法、これまでの成果。

● アカメの標識放流と再捕の取り組みについての報告とお願い。

● 質疑応答。

会議の運営と講演者について

● 司会:田中正晴(浦戸湾を守る会事務局長)

● 報告者(順不同)
     :◎町田吉彦高知大学教授、講演時間40分。
     :◎「豊かにする会」長野博光 時間30分。
     :◎標識放流 JGFA(講演依頼、未定) 講演時間30分。
     :◎標識放流と再捕についてのお願い 上杉一臣事務局長 10分。

● 討論の時間:60分。

● 参加費:無料とするが、資料代および会場費が必要なため、会場でカンパを募る。担当:上杉事務局長。


第三回アカメ釣り大会

2009-07-21 07:21:00 | アカメ釣り大会
今年で3回目となるアカメ釣り大会の日程が決まりました。


画像:「豊かにする会」会員、柴山さんと柴山さんの初アカメ(浦戸湾)、標識放流しました。


 「大会」は9月の4連休になります。これまでお盆の連休におこなってきましたがお盆は避けてほしいという要望があり、ご意見を募集、9月の連休が良いのではないかという意見が多く、役員会で検討し9月ということに決まりました。9月20日(日曜日)、9月21日(月曜日、敬老の日)の両日です。

 今回は第一日目(20日)に午後1時から4時(予定)アカメを議題にフォーラムをおこない、夕方から標識放流を目的に釣り開始、翌朝8時に釣り終了、その後昼までに各催しをやり、21日昼頃終了という予定です。


 これまで釣りを2日間やってきましたが、県外からの参加者には少し無理もあり、釣りの後での楽しい催しへの参加ができない方が多かったようです。今回の日程で大会終了まで参加者のみなさんが楽しめるのではないかと思います。

 大会の詳細については、これから決まり次第この場所で報告していきます。

 内容へのご意見、ご提案もどんどんお寄せください。



葉っぱをぬすんだのは?(1)

2009-07-17 17:25:00 | アカメの国農園
 2009年7月15日、ミカンの世話をしていると被害が。

 画像:被害を受けているミカンの木ですが遠くからだとわかりません。



 画像:上の画像の木の被害を受けた部分です。
 かなり以前に食害を受けた枝で、新芽が出てきています。ミカンの木は必要な葉っぱをつけようと頑張って再生しています。


 画像:これはひどい!葉っぱがほとんど無いではないか。


 画像:葉っぱが食べられてミカンの実だけ。

 これらの被害はすべてシカ(ニホンジカ)の仕事です。もしかしたらカモシカも参加しているかもしれませんが、そちらは定かではありません。しかし、シカは間違いありません。

 ミカン一個を育て上げるために必要な葉っぱは20枚必要だといわれます。下段の画像のように、ほとんど葉っぱを食べられて残っているのはミカンの実とわずかな葉っぱでは、この枝のミカンは育たないし、小さく熟しても美味しくないでしょう。

 シカは実は食べません。収穫しているとミカンが枝ごと地面に落ちていることがあります。これもシカの仕業です。シカは葉っぱと柔らかい枝も食べます。ミカンのなった枝を食べたため実がついたままぽとりと落とされてしまったのです。

 さてやられっぱなしでは被害はひどくなる一方です。対策を立てなくてはなりません。被害を防ぐためにはどんな方法があると思います?
 
 つづく

シカとダニ

2009-07-10 06:35:00 | 狩猟とナイフ
 害獣駆除で獲ったニホンジカ


画像:皮を剥ぐために吊るしました。鹿の子模様がはっきり見えます。


 画像:首筋に取り付いたダニ。

 シカがミカンの葉っぱやミカン畑に生えている草を食べるためミカン畑に出没しています。葉っぱを食べられるとミカンの木が弱ってしまうため困ります。

 イノシシとともに駆除のためワナをしかけてあります。そのワナにかかっていました。鹿の子模様がくっきりと見える♀のシカです。解体処理をしようと宙づりにしてよく見るとこのシカにもダニが沢山取り付いていました。首筋に点々とみえるものがダニです。

 イノシシに取り付いているダニのように大きくないので別の種類かもしれません。こんど専門家に同定してもらおうと思っています。